2008年12月18日

桐生砂

カテゴリー『用土の勉強』
十和田砂.2
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パーライト
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くん炭
初桐生砂.2
初桐生砂
桐生砂

Googleで『桐生砂』を検索。始めの方はネット販売店ばかりですし、
全体にコピー&ペーストで引用しあっているサイトばかりで、飽きてしまいます。
そんな中に、個性的な一文が記載されたりするので、我慢して230件までロムしました。
それをまとめてみましたので、桐生砂のイメージ作りに役立ててもらえば幸いです。

桐生砂 弱酸性〜中性
群馬県桐生市周辺で採れるやや風化した火山石灰。
群馬県南部桐生地方で産出される火山砂礫です。
群馬県南部桐生地方で産出される火山性砂です。
群馬県南部桐生地方で産出される火山性砂礫です。
群馬県桐生市付近で採掘される黄土色の砂です。
群馬県赤城山系で産出される山砂。
群馬県赤城山系で産出される園芸用土です。

鉄分を多く含む為に赤褐色をしています。
鉄分を多く含み、赤褐色を帯びた黄褐色の山砂です。
赤褐色の下層火山砂礫で,鉄分を多く含みます。(下層火山砂礫って何?)
赤サビ色をした火山砂礫で、鉄分を多く含みます。
赤サビ色をしているのは鉄分を多く含んでいるからです。
重さはありますが、丈夫で腐ることはありません。
砂礫の中では特に保水性が優れて事が特徴です。
表面が乾き切っていても湿度をちゃんと保っていと言う利点があります。
角はっており,通気性・保水性に富む。
多孔質なので、通気性・保水性に優れています。肥料持ちはよくない。
硬くて崩れにくく、多孔質なので通気性があり、比較的保水性もある。
園芸砂として幅広くご使用頂けます。
保水性・排水性・通気性・保肥力にすぐれ、植物の生育に最も適した培養土です。

(どの用土説明にも使えそうな適当な説明文。保水性=保肥力なの?)


火山礫がやや風化したもので、鹿沼土に似てるが砕けにくく、砂を含んでいる。
粒子を大きさ別にふるい分けて使用する。
用いるときには、粒の大きさをふるい分けて使います。
微粒 2〜3mm。
粒のサイズ=小粒1,5〜5,0mm:中粒5,0〜10,0mm:大粒10,0〜20,0mm。

用土の通気性を高めるために配合土として使われることが多い。
他の用土と混ぜて、土質の改良にも使われます。
他の用土と混ぜて、排水性,保水性をよくする改良用土としても使われます。
主に赤玉土と混合で用います。
赤玉土との混合用土として 広く利用される。
赤玉土と混合することで排水性の高い用土を作ることができます。
赤玉土と混合することで、排水性をよくします。
山野草、東洋ランには単独でよく使われる。
蘭、山野草、サツキなどは単用する場合があります。
東洋ランやオモト、山野草の栽培に用いられます。
東洋ラン,盆栽,オモト,観棕竹の用土のほか,一般鉢物や山草栽培用土に配合して使う。

鹿沼土より型崩れが遅いので、植え替えを嫌う植物や頻繁に植え替えのいらない品種に向いています。
鹿沼土の産出される近くから産出されますが、鹿沼土より風化が進み、ずっと硬く、崩れにくいです。
また多孔質で稜角に富み、通気性がよく、比較的に保水性もあるので、植替えを嫌う植物や頻繁に植替えのいらない品種に向いています。
東洋ランや山野草,盆栽,オモトなどの用土として多用されますが、単用で使うことはほとんどありません。
あくまでも添加する用土ですので多用すると植物が安定し難い用土になります。



【桐生砂に関する文章をサイトより部分引用】
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桐生砂(鹿沼土の下層から取れる鉄分を多く含んだ砂)
http://www.paa.gr.jp/beer/engei.htm
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それにしても、桐生砂は園芸の世界ではかなりメジャーな砂なのだが、
桐生に20年以上住んでいるのに桐生砂の採掘場というのは見た事が無い。
桐生の名産としてもまったく話題にのぼらない。
どこで採掘しているのだろう・・・。
http://the-bonsai.seesaa.net/article/43671185.html
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今まで 化粧砂は 球根が上がってこないように重さのある 桐生砂だったけど・・
花とのコントラストを考えると富士砂がいいかもと

(やっぱりね。桐生砂を洗浄して最後に残った微粒は、鉄分が多いから凄く重たかったです。重さを理由に使う人もいるんですね。・・・これを用土に混ぜたら、土は潰れるでしょうね。保水力のために赤玉土を入れるなら、重い桐生砂より軽い軽石小粒の方が、良いと感じました。)
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赤玉土,鹿沼土,荒木田土や黒土などの基本用土ですが、
鹿沼土や桐生砂などは、調整用土としても使われます。
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☆基本用土は、田土、赤玉土、黒土、桐生砂、日向砂、軽石などです。
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極力排水のよい土とするため山野草の土や、
赤玉土中粒、鹿沼土、日向土、桐生砂などを用います。
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種木に合わせて、赤玉土や鹿沼土、富士砂、桐生砂などを配合して使いますが、初心者には赤玉土と桐生砂を配合した盆栽用の土がおすすめです。
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ほとんどの樹種の用土は、赤玉(小粒)7割、桐生砂3割が基本用土です。
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・赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂(または桐生砂)2の割合で混ぜた土を用います。
・プランターに川砂か桐生砂を厚めに敷き、その中に盆栽を鉢ごと埋め込み、水をやり日陰に置くのです。

(桐生砂は川砂じゃないのに・・・。)
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砂(山砂)
通常は川砂よりもやや大きめの粒で、富士砂や桐生砂などがあります。
富士砂は火山礫で黒っぽく、粒の大きさは3~8ミリ程度で、水はけや通気性に非常に優れています。
桐生砂も火山礫で黄色みが強く、大きさはまちまちです。通気性に優れ、保水性にやや優れています。
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園芸用の山砂というのは、海砂や川砂(矢作川砂や天神川砂)でない砂、すなわち桐生砂などを指すようです。
富士砂も山砂に含まれるかもしれませんね。
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山砂は火山礫に由来する砂です。
川砂と比べて粒が角張っているのが特徴のようです。
山砂の場合、粒子の角がしっかり残っているといいます。
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(5) 山砂(真砂土)
関西地方では、花崗岩が母材の真砂土(まさつち)が赤玉土と同じように使用されています。通気性は劣ります。
(6) 川砂(桐生砂)
群馬県産の桐生砂や東海地方、矢作川の矢作砂、富士山周辺の富士砂などがあります。通気性がよく、山野草やラン類の栽培に使用されます。

(桐生砂と富士砂は川砂じゃないよね・・・。)
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山砂
山砂とは、火山性の天然の砂のこと。「富士砂」「桐生砂」「浅間砂」などの名称で市販されている。通気性を良くするために用土に混ぜて使用するが、川砂に比べると水分や肥料分を保つ性質が高く、単独で、東洋ラン・万年青(オモト)や山野草の栽培にも使われる。
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山砂には桐生砂、富士砂、霧島ボラ土、日向土(ボラ土とも言います)などがあります。

(此処は山砂の説明なので主旨違いだけど、日向土=ボラ土を鵜呑みして大丈夫なのかしら? 霧島ボラ土と記されたということは『なんか違うみたいよ。詳しく判らないけど。』というニュアンスを感じます。)
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砂類
桐生砂…群馬県桐生市近郊で採掘される鉄分の多い砂です。砂とはいえ保水性も持っています。
富士砂…文字通り富士山近辺で採掘される黒色の砂礫です。多孔質で通気性に優れています。
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桐生砂 産地は群馬県桐生市周辺
富士砂よりもやや風化が進んだ火山砂礫。保水性が良くコケの用土にも適しています。粒の細かいものは化粧砂に利用できます。
http://www.mossplan.co.jp/netshop/goods/spks4.htm
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砂(山砂)
通常は川砂よりもやや大きめの粒で、富士砂や桐生砂などがあります。
富士砂は火山礫で黒っぽく、粒の大きさは3~8ミリ程度で、水はけや通気性に非常に優れています。
桐生砂も火山礫で黄色みが強く、大きさはまちまちです。通気性に優れ、保水性にやや優れています。
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山砂
(1)桐生砂(桐生土)……群馬県桐生市付近でとれます。やや風化した火山砂礫で、肥料分に乏しく、保水力があります。しかも通気性、排水性がよいので砂のかわりにつかうこともできます。東洋蘭、オモト、山草などに向いています。
(2)富士砂……黒色の稜角の多い、重い火山砂礫です。通気性、排水性がよい土です。山草栽培にはよく使われます。また、浅間砂もよく似たようなものです。
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栽培用土作り
2007-01-28 21:00:59 | さくらそう栽培記録
小粒の赤玉土と腐葉土、桐生砂、くん炭を混ぜ合わせて、さくらそうの用土を作りました。
昨年までは、赤玉土と桐生砂をふるいにかけて細かい粒を取り除いていたのですが、さくらそうは特に水はけの良い土を好む植物という訳ではないため、今年はそのまま使ってみました。
そのかわり、昨年までは全体の1割程度混ぜていた桐生砂を増やし、赤玉土5:腐葉土3:桐生砂2にくん炭を5パーセント程度の割合で混ぜました。
桐生砂は直径1cm以上の大きな粒が混ざっていたため、6〜7mmくらいの目のふるいにかけ、大粒は除いてあります。
ふるいに残った大粒の桐生砂は鉢底の水はけを良くするために用いるゴロ土として使います。
http://blog.goo.ne.jp/kuma0825/m/200701

(2008年12月からの植え替えに使う用土は、くまさんと同じ組み合わせになりそうです。)
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初心者最大の悩みのひとつ・用土と配合
と言いましても、初心者にとっては何もかもが最大の悩みなのですが、この用土についてはいろんな例があり過ぎて本当に悩んでしまいます。現在は赤玉土の単用、松柏類でさえ赤玉土単用で育てていますが、以下はその経緯と過去の失敗談です。
①盆栽を始めようと思いたった、何も知らなかった頃
どこかで調べて、赤玉土:桐生砂7:3の用土を作るべく、ホームセンターでそれぞれ『小粒』ってのを買ってきて配合してみました。でも小粒といっても桐生砂なんかは1.5cm〜2cmmくらいのも混ざっています。その粗い用土そのままで、2.5号素焼き鉢に苗木なんかを植えてみると、あまりにも水捌け良過ぎて、水を遣っても遣ってもすぐに乾いてしまって、この毎日の水遣りにすでに自信喪失で、『盆栽は大変だ』は本当だと思いました。
②いろんな書籍やネットで知識をつけ出した頃
3号鉢には、フルイにかけて微塵とゴロを除いた1〜3mmの用土を使います・・なんて事を知り、ホームセンターで買ってきた『小粒』の用土をフルイにかけてみました。でも、この『小粒』からは、1〜3mmの粒なんてほんの少ししか採れません。まるで大量の砂から一粒の砂金を探し当てるかのようなこの作業に、やはり『盆栽は大変だ』は本当だと思いました。
③小品盆栽専用の『極小』を知った頃
ネットでこの1〜3mmの粒だけ揃えた『極小』の赤玉土や桐生砂を発見しました。さっそく注文しましたが、あぁ・・今までの苦労は何だったんだろう。ちゃんと普通に売ってて、皆さん普通に使ってるって事知って、こんな基本に辿り付くまでにこんなにも時間がかかるなんて、間違いなく『盆栽は大変だ』は本当だと思いました。
④赤玉土単用の現在
盆栽教室で用土の配合について質問してみると、『赤玉単用。これまでいろいろ試してみましたが、これが一番です』との事でした。『松柏類も小品なら赤玉単用で十分。まぁ軽石ちょっと混ぜてもいいですが』との事です。ただしこれらは『赤玉土二本線』という商品限定のお話で、またこの地区の気象条件限定のお話だと思われます。なので現在は全て赤玉土単用に至りましたが、よく考えてみると盆栽教室の先生とは管理能力を始めとして、棚場環境も水遣り条件も全く違うのに、本当にこれでいいのだろうかと不安になる時があります。でも今は『盆栽は大変だ』ではあるけれど、それだからこそ、その奥深さにはまり、そして毎日楽しんでいます。
http://itsunohika.at.webry.info/200602/article_11.html

(桐生砂には、始めは戸惑うんですね。園芸愛好家はメーカーに改善を求めるべきではないでしょうか。)
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高山性植物の自生地では雨が少ない為、生息する植物たちは、根を長く地中に伸ばし、少しでも養分を補給しようとします。
従って、赤玉土は使用せず、
鹿沼土・桐生砂・富士砂・軽石砂を使用します。
低山性・平地性植物は、適湿を好みます。従って、赤玉土を基本に、鹿沼土・桐生砂・富士砂・軽石砂を少し配合します。
高山性植物==鹿沼土4・桐生砂3・軽石砂3。
低山性植物==赤玉土3・鹿沼土3・桐生砂2・軽石砂2。
平地性植物==赤玉土5・鹿沼土2・桐生砂1・軽石砂1。
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土の種類にはそれほどこだわらず手に入り易い物で弱酸性になれば構わない様です。桐生砂(きりゅうずな) や鹿沼土の代わりに軽石砂や日向土(ひゅうがつち) を使っています。

(鹿沼=桐生砂という連想が今イチよく理解できない。pHが違うのに、用土にこだわらないので、特性が同じようなものだからOKということなんでしょうね。)
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ツバキは、浅く根を張り、好気性のため、土の中に空気が通らなくてはいけないそうです。
鉢植えで、細かすぎる土では窒息するのだそうです。
また、弱酸性を好みます。
酸性で、崩れにくいコロコロの土に砂質の土を混ぜた物が良い、ということで、
酸性の鹿沼土と砂質の日向土(なければ桐生砂)の5・5のブレンドが最適だそうです。

(日向土=桐生砂なの? 日光土と打ち間違えたと考えると納得なんだけど、砂質の土ということで桐生砂。特性だけ見て、深く考えるなということなんでしょうね。)
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一例としては赤玉土と鹿沼土(桐生砂や軽石砂などなんでもOKです)を混ぜたものです。混ぜる割合は適当でかまいませんが、鹿沼土、桐生砂、軽石砂が多いと乾燥しやすいので、小さい鉢の場合は赤玉土の割合を増やしています。

(保水は赤玉土で、後は通気性と排水性ですね。)
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桐生砂は風化の進んだ火山砂礫で、保水性が良いく、砂と言っても性質は異なりますが、粘質のケト土や黒土に混ぜることで土が軟らかく(固まりにくい)なります。
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桐生砂で検索して、ずっとロムっていると、色々な植物の栽培に桐生砂が使われているのですが、赤玉土と鹿沼、桐生砂と富士砂を混ぜて使う組み合わせが多いことに気づきました。赤玉土と鹿沼なんてpHが違うのに、どうして組み合わせるのでしょう。鹿沼=桐生砂も今イチ理解できません。調理は素材の味を引き出す為に、極力調味料は抑えた方が美味しくなると思うのですが、まさか砂糖の甘みを引き立たせるために塩を入れるのと同じだという分けではないでしょうに。用土の色合い・植物の映え具合を加味して、色々混ぜて使うのでしょうでしょうか。

難しく考えるな。通気性と保水性、排水性、保肥性を捉えて作れば、適当で良いんだよ。というのが結論かもしれないですね。


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【火山灰土】
硬質赤玉土 関東ローム層の火山灰土。灌水で崩れやすいのが難。購入の際には必ず硬質でみじんの少ないものを選ぶ
焼赤玉土 赤玉を高温で焼いたもの。無菌で超硬質で崩れにくく使いやすい。少々値段が高いのが難
硬質鹿沼土(日光砂) 鹿沼土と桐生砂の間の層にあり、鹿沼土より崩れにくく扱い安い。入手しやすくもっとよく使われ
桐生砂 鹿沼土より深い層にある火山灰土鹿沼土より一層硬く崩れにくい。弱酸性(鉄分を含む)

(やぱっり重なり合った同じ地層から産出されていたんですね。)
蝦夷砂(樽前土) 樽前山の噴出物。多孔質で保水性、通気性に優れている
日向土 霧島火山の噴出物。桐生砂に似た性質。
十和田砂 八甲田山の噴出物。蝦夷砂に似た性質。
(桐生砂と日向土が似てるなんて、使ったことないけど何か不安。)
(蝦夷砂は販売されてないけど、十和田砂は売っていた。)
【火山岩】
富士砂 富士山溶岩の火山礫。特徴的な黒色で化粧砂などに用いられる。
軽石砂 火山の噴出物で軽く水はけが非常に良い。
浅間砂 多孔質で通気性に優れている。
坑火石 伊豆七島で産出する多孔質の岩石。加工しやすく組石鉢などに使用しやすい。
http://www.arasawasanso-en.co.jp/subpage/link2-sub4.html
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黒土(黒ぼく土) 通気性:△ 保水性:◎ 保肥力:◎
黒ぼく土ともいい、火山灰に有機物がたまった、いわゆる表層土です。
赤土 通気性:△ 保水性:◎ 保肥力:◎
火山灰土の下層30センチ位の黄褐色のやや粘質のローム質火山灰土が赤土です。
赤玉土 通気性:◎ 保水性:○ 保肥力:◎
関東ローム層の赤土を粒径ごと大・中・小にふるいわけ微塵を除いたものが赤玉土です。
鹿沼土 通気性:◎ 保水性:○ 保肥力:○
火山砂礫が風化したもので、栃木県鹿沼市周辺の関東ローム層の下から採取されるためこの名前がついた。
http://www.forex-mori.com/soilraw.html

(関東ローム層の地表:黒土〜赤土=赤玉土〜鹿沼土〜硬質鹿沼土=日光砂〜桐生砂:地下)
(関東ローム層という一つ?の地層から全て産出されており、地質の違いに産地の地名を品名として名付けてブランド化。鹿沼や桐生という地域全体が日本の園芸界を席巻している、ブランド化に成功した地場産業といえるのでは。)
(産地により種類が違うと思い込んでいるけど、地層なんだから、浅ければ赤土で、深く掘れば鹿沼土であり桐生砂であり日光砂になるんだから、園芸家は洗脳されているのでは。)
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赤玉土と鹿沼土の製造工程を紹介している有限会社大柿園芸。
産地ではなく、地層で商品が分かれてますよね。
http://www.k3.dion.ne.jp/~o-gaki/
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【火山レキ】 通気性:◎ 保水性:△ 保肥力:△
火山レキは火山噴出物の仲間です。噴出物には火山灰以外にも卵ぐらいの大きさの火山礫、黒っぽい スコリア、白っぽい軽石(パミス)というように様々なものがあります。
その内の2mm〜64mmの卵ぐらいの大きさのものを火山レキと言います。粒の違いで多用途に使用されます。
【軽石】 通気性:◎ 保水性:△ 保肥力:△
軽石は火山噴出物の仲間です。噴出物には火山灰以外にも卵ぐらいの大きさの火山礫、黒っぽい スコリア、白っぽい軽石(パミス)というように様々なものがあります。
その内、火山が噴出する際に急に圧力が下がると同時に内部のガスを放出し多孔質で海綿状になった岩石で浮石とも言い一般的には軽石と言います。
【火山灰】 通気性:◎ 保水性:△ 保肥力:△
火山灰は火山噴出物の仲間です。噴出物には火山灰以外にも卵ぐらいの大きさの火山礫、黒っぽい スコリア、白っぽい軽石(パミス)というように様々なものがあります。
火山灰の粒度は2mm以下とされ、砂糖くらいの大きさをしています。結晶の構造によって火山灰の中でも、結晶質火山灰、ガラス質火山灰、石灰質火山灰というように火山灰は一様ではありません。鉱物が多いもの、ガラスが多いものというような特徴として捉えられます。
http://www.forex-mori.com/soilraw.html

スコリアとかパミスとか良く分らないけど、
少しは解った気になれるHP。(^^;
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aaihara/eruption.htm
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火成岩を造っている鉱物を調べる。
1.火山灰中の鉱物・・・試料「桐生砂」
ローム層の土を椀がけして洗い出し、双眼実体で観察する。
園芸店で「桐生砂」を買った。赤城山が供給源だろうか。カクセンセキ、ジテッコウ、長石、セキエイ、カンランセキが見えた。
http://72.14.235.132/search?q=cache:doxmHydAtvAJ:members.at.infoseek.co.jp/Jintann/koubutu.htm+桐生砂&hl=ja&ct=clnk&cd=100&gl=jp

(このサイトをみると、桐生砂には多くの鉱物が混合されており、桐生砂とは混合した総称であると感じ取れました。また、ローム層ということは赤玉土や鹿沼土が在る地層ですよね。下層火山砂礫という言葉は、ローム層の下の方に在る火山砂礫という意味だったんでしょうか。)
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「富士砂」は1707年の宝永山から吹き出した軽石の一種。
「鹿沼土」は約三万年前に群馬県の赤城山から噴出した軽石が風化した物で、保水性にすぐれ多量のイモゴライトやアロフェンを含んでいます。
「赤玉」は強い風化作用を受けて養分が抜け、鉄やアルミニウムしか残っていない土。

(軽石が硬質鹿沼土=日光砂。日光砂が風化したのが鹿沼土。更に強く風化したのが赤玉(赤玉を人の手を加え加工して商品化したのが赤玉土。という解釈で良いんですよね?)
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Q3:どんな種類の土があるのですか?
産地によって名前が付けられている。桐生砂は保水や保肥性は良いが、富士砂や矢作砂は劣る。

(保水性=保肥性という考えで良いのか。排水性も良いから肥料も流れてしまわないのだろうか。産地によって名前が付けられているという抑え方は、良くないと思う。用土も鉱石なら、鉱石で分類して+産地で表記してほしい。)
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桐生砂──保水力が良く盆栽に/日向砂──東洋蘭には不可欠
桐生砂 鹿沼土の隣で産出する。鹿沼土よりずっと硬く、ちょっと押してもつぶれず、多少の砂れきが交じっている。保水力も良く、山草やツツジ、盆栽に非常に使いやすく何年も障害なく又ふるい洗いも容易である。挿し木用と培養土用にちょっと使うとやめられない。桐生砂も挿し木用には一度水をたっぷりかけて使うのが無難。鹿沼土と共に購入したら一度よく乾かしておくと長年使える。大小の粒が交ざっているから用途に応じてふるい分けて使う。
日向砂 
・鹿児島県の桜島からの噴出物はシラスといって完全な軽石の粒状物。厚い層となっており、保水力は良いが肥料の吸着力が悪く、シラス地帯は作物や樹木の生育が悪い。大雨で流れ出すため被害が多く、この軽石砂の園芸用途は少ない。シャボテンを植えるには良いが、植えかえの時は鉢を壊さねばならないし、追肥や施肥を要する。
・日向砂は霧島火山群の噴出した火山れきで、宮崎県の都城地方にあり、所によって硬軟があるが、鹿沼土とシラスの軽石砂の中間の性質を持っている。粒の大きさを選別して売られているので、鹿沼や桐生のようにふるい分ける必要はない。東洋蘭の栽培には欠かせない。遠い産地なので値段はちょっと高くつく。一度使ったのを軽く焼いてからまった根を灰にすると再使用ができる。
・浅間砂の中にも同質の軽石砂があるが、これは丁寧に表面の微粒を洗い落とすことが必要。
http://chuo-print.com/engei/kiji/en117.html

(この方のサイトが一番シックリきました。火山性の砂礫だと言っても、山形県には鳥海山、月山、蔵王と、火山はありますが、種類=溶岩が違います。一つの山(例えば鳥海山)でも、噴火した場所と年代で地質が違うのですから、同じな分けはありません。日向砂=シラス=ボラ土ではないと思います。)
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日向土
宮崎県の台地から産出する火山礫質用土で、ボラ土、日向砂ともいいます。多孔質で通気性、排水性が非常によく、保水性にも富んでいることから、ラン類や山野草の栽培に使われます。性質は鹿沼土に似ていますが、粒が硬質でつぶれません、これによく似たものが北海道の蝦夷砂があります。
http://www.forex-mori.com/soilraw.html

(日向土=宮崎県の台地から産出する火山礫質用土=ボラ土、日向砂。鹿児島県の桜島からの噴出物ではないのですね、良心的。『ひょうが』とひらがなの商品の日向土もありますが、凄く怪しいと感じているのは、私だけでしょうか。蝦夷砂もそうですけどね。多孔質で通気性、排水性が非常によく、保水性にも富んでいる=日向土=鹿沼土=蝦夷土。でもpHは違う。)
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桐生砂=北関東に見られるやや風化の進んだ火山砂礫。川砂などに比べるとやや水もちはいいが、水や栄養を保持する力はあまり大きくない。一般にはかなり粒径の大きいものから微少な粘土まで、さまざまな粒子の混じった状態で売られている。山野草には好んで使われる。
群馬県桐生市の付近で産出する、富士砂よりもやや風化の進んだ火山砂礫です。

以上の「土」を北海道の土壌に当てはめてみると次のようになります。
鹿沼土:風化(腐朽)の進んだ軽石のことで、北海道では樽前山火山灰d層がこれに近いものです。北海道の火山性土(特に、粗粒火山性土あるいは火山放出物未熟土などと呼ばれる土壌)の表土〜心土にある軽石は、渡島(駒ヶ岳)、石狩・胆振・日高(支笏、恵庭岳、樽前山、有珠山)、根釧(摩周岳、カムイヌプリ岳)管内などに堆積年代が異なる新旧の各種軽石が見られますが、鹿沼土程には風化が進んでいない(潰れにくい)ものが多いようです。
軽石:さきに述べたとおり、道内各地に様々な軽石があります。例えば、駒ヶ岳、樽前山、有珠山、支笏、恵庭岳、カムイヌプリ岳等の火山から噴出したものが良く知られています。
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/seika/soilqa/q15.htm

(蝦夷砂の説明では、このサイトが一番シックリきました。火山性の砂礫は、噴火した場所と年代で地質が違うのですから、同じな分けはないんですよね。)
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■富士砂
富士山周辺から産出される黒い火山性砂礫です。
多孔質の割には重く、保水性に富んでいます。

粒の大きいもので植えると排水性がよくなる一方
粒の細かいものは保水性が良すぎて
乾燥を好む植物には向きません。
(桐生砂もそうなのかしら?)

山野草の基本用土として使用される他、
他の用土と混ぜて鉢植え用土を作ると
固まりにくくなるという性質を発揮してくれます。
(これは桐生砂と同じ特性ですね。)
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富士山の火山灰を園芸用に加工した用土。富士山の裾野・御殿場付近に堆積しています。
「スコリヤ」とも呼ばれており、土壌の排水性を高めるはたらきがあります。
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富士砂
富士山の溶岩の細かいところをふるいわけて販売されています。「溶岩」ですので、多孔質です。「高山植物」の栽培に良く使用されています。保水性も排水性もありますので、山野草とか高山植物などの栽培には最適です。篩い分けて細かいところを赤玉土と混合して利用しています。

(本当にふるい分けされて販売されているの? 桐生砂小粒と表記されていても10-20mmの粒が混じってるわけでしょ。怪しいもんです。でも諸先輩方に言わせたらそれでも正常なんですよね。)
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富士砂
宝永火山の火山砂礫。年代が新しいので風化は進んでいず、粘土分は含まない。黒色で重い。粒子は硬くて崩れないが、粒子の中にすき間が少ないので水や栄養を保持する力は小さい。大小の粒子が混じった状態で売られていて、山野草に使われる。

(大小の粒子が混じった状態で売られていて、「ふりるい分けてのも売っている」ということなんでしょうか。ふるい分けの商品を買っても、大雑把というかしら。)
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富士砂 使い方次第で色々な場所で活用可能です
簡単に言えば溶岩砂です。底に敷けば雰囲気もいいし、溶岩石を使ったレイアウトにもよく合います

(富士砂は溶岩。溶岩砂って、軽石の製造みたいに、溶岩を砕いて粒を揃えたということかしら。桐生砂は溶岩ではないので、富士砂=桐生砂ではないということですよね。)
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富士砂 通気性:◎ 保水性:△ 保肥力:△
静岡産(富士山周辺)の黒色のやや重い火山砂礫。多孔質なので保水性、通気性に富む。山野草の栽培に用いられるほか、水はけよくするための混合材料とされる。表土の化粧砂としても使われる。
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Posted by さくら at 06:01│Comments(0)用土の勉強
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