2022年09月18日

生態系崩壊の予兆.3

2011年10月02日「生態系崩壊の予兆.1
2011年10月03日「生態系崩壊の予兆.2



2000年以降、最上川水系でブラックバスとブルーギルが増え始め、
今まで採れてなかった手のひらサイズのブルーギルばかり突然採れた2011年には 
最上川でブルーギルが大繁殖してしまったと思い、今後を危惧しましたが、
手のひらサイズのブルーギルを採捕したのはこの時だけで、その後は姿をみてませんし
2011年以降は徐々にブラックバスとブルーギルが減っていった気がします。

ウケクチウグイを最後に採捕したのは2009年だったか2010年の秋で
皮肉なことに今までで一番大きい20センチもの個体でした。

その後はウグイやオイカワ などの個体数が減っていき、代わりに現れたのがスモールマウスバス。
山形県で初めて確認されたのが2001年の川西町の最上川。
庄内では2007年赤川で。こちらは成魚なので、バス釣り愛好者による密放流。
「2007年12月12日「コクチバス
最上川からの取水された水が流れている用水路での初確認は2016年09月24日「酒田でコクチバス初採捕

一昨年辺りからガクン!とウグイやオイカワなどが減り、今年はオイカワ0尾。
小さいウグイは激減して、今まで余り採ったことがない20センチ前後の鯉とウグイ、ニゴイが採れました。
今日のガサガサでは、今まで採ったことがない60センチの鯉4尾と70センチのナマズが半月網に入りました。

2011年までは「ブラックバスが増えた」「ブルーギルが増えた」「今後が心配だ」でしたけど
今は「オイカワが消えた」「ギギも見ない」「小さいサイズの魚が居ない」状況です。
代わりに今まで採れてなかった(見かけない)若魚とでもいうべき20センチサイズのウグイやニゴイが用水路に現れました。
根拠はありませんが、スモールマウスバスに追われて水門から水路に取り込まれてしまったのではないでしょうか。

2011年 今まで見かけなかったサイズのブルーギルがたくさん現れた。
2022年 今まで見かけなかったサイズの鯉・ウグイ・ニゴイだけが現れた。
小さいサイズのウグイやニゴイが激減。オイカワに至っては確認出来ませんでした。
なんか生態系の崩壊が1段階進んだ気がします。
これらが来年以降、何かしら大きな動きにつながるのか留意して、観察していきたいと思います。

  


Posted by さくら at 15:49Comments(0)その他22

2022年09月17日

スモールマウスバス(コクチバス)駆除

稲刈りが始まり農閑期になると最上川からの取水が終わり、灌漑用水路の水が止まります。
このタイミングで毎年ガサガサをやっているわけで、今年も行ってきました。

今年の8月は雨が多く最上川の水位が高かったので、9月に一度水路をみて回ったのですが
この時は水路が大増水しており、ほとんど何も採れませんでした。
今日はしっかり水位が低く、水は今までにないほど澄んでいました。
そんな中で採れたのは20センチほどのコイとウグイとニゴイばかりで、オイカワがゼロ。
スモールマウスバスも20センチほどのが1尾だけで。酒田市内を流れる新田川水系で採れました。


今までたくさん採れたオイカワが0尾で、小さいウグイとニゴイが確認出来なかったことが気になります。
  


Posted by さくら at 14:31Comments(0)その他22

2022年09月06日

鮎釣り

まだ高水で瀬に居らず、変な場所に入ってました。
一番大きいので99グラム。
残り3尾で227グラム。平均75.6グラム/尾と小さい。


  


Posted by さくら at 16:55Comments(0)鮎釣り