2014年11月29日
桜草の植え替え時期
私の所では降雪と残雪の関係で10〜12月に行っています。
降雪が少ない太平洋側では1〜2月に行われるのが一般的なようです。
温かい地方ですと地中で芽が伸びていることあるので、早めに済ませた方が良いようです。
他には、開花時期の植え替えも可能です。
根茎を掘り出すと下の画像のようになっています。昨年植え付けた時の芽の位置から花茎が上がり
開花してから今年の白い新しい根が生え、根茎が生長して一番芽から三番芽がつきます。
花茎に生える白い新しい根が、次年度の根茎を育てるので、開花時期が植え替えの最後の好機になります。
多忙で植え替えが出来なかった場合は、鉢内に生育スペースを空けるべく、暇な時に引き抜いて間引くと良いです。
昨年植え付けた時の古い根元にも小さい芽が付きます。私はそれを勝手に四番芽と呼んでおり
植え替えの時に一番芽の根元に植え付けています。1年後には三番芽くらいまで生長するので、ちょっと得した気持ちになります。
一番芽の根元に植える意味合いは、小さな根にも適度な湿気を保たせ、乾燥で枯れるのを防ごうという算段からです。
2014年11月28日
鉢開け 神代の冠
マリーゴールドの根に覆われた根鉢。マリーゴールドの根は細く弱いので容易に引く抜け、桜草の根茎を取り出せます。
2014年05月06日『同定作業.9』で紹介した今年の開花画像↓
2014年11月27日
鉢開け 白トンボ
マリーゴールドの根に覆われた根鉢。マリーゴールドの根は細く弱いので容易に引く抜け、桜草の根茎を取り出せます。
2014年05月14日『同定作業.21』で紹介した今年の開花画像↓
2014年11月26日
鉢開け 浮線綾
2014年11月25日
鉢開け 唐子遊(紅葉橋)
マリーゴールドの根に覆われた根鉢。マリーゴールドの根は細く弱いので容易に引く抜け、桜草の根茎を取り出せます。
2014年05月27日『同定作業.31』で紹介した今年の開花画像↓
No27.唐子遊は品種間違い。No27.唐子遊はNo02.紅葉橋で、紅葉橋の紅無地が紫雲の望だと感じます。
唐子遊は2014年06月10日『同定作業.48』で紹介したように、No.19日の丸が本当の唐子遊です。
2014年11月24日
2014年11月23日
2014年11月22日
鉢開け 白髪獅子
2014年11月21日
鉢開け 流れ星
2014年11月20日
鉢開け 紅葉川
2014年11月19日
鉢開け 鳥海山(庄内白)
しっかり生長していましたが、昨年と比べると根茎が短かく、芽数も増えておらず、肥料が足りなかったようです。
今年の夏は雨が多かったので、肥料気の抜けが早かったのかもしれません・・・。
2014年05月17日「同定作業.24」で紹介した今年の開花画像↓
2014年11月18日
鉢開け 白羽の乱
2013年から開花して順調に生育しており、丈夫で植え易い品種のようです。
2014年05月21日『同定作業.28』白羽の乱と望水:二段咲きになりそうなので、一緒に紹介。
2014年11月17日
鉢開け 寿 寿絞り
2014年05月08日「同定作業.12」では咲き始めの「寿と寿絞り」。
「寿と寿絞り」:2013年秋に4芽ずつ植えました。丈夫で良く咲き良く増えます。
根が混んでいるように見えますが、向かい合わせに植えているので簡単にほぐれ、根分けは容易です。
2012年05月14日#32赤トンボは寿と判明。以後、寿として栽培中。
2014年06月09日「同定作業.46」で紹介した今年の開花画像↓
2014年11月16日
鉢開け 前代未聞 前代未聞紅無地
2014年05月08日「同定作業.12」では咲き始めの「前代未聞と前代未聞紅無地」。
「前代未聞と前代未聞紅無地」:2013年秋に4芽ずつ植えて、元気に増えてくれました。丈夫な品種で良く増えます。
根が混んでいるように見えますが、向かい合わせに植えているので簡単にほぐれ、根分けは容易です。
2014年06月09日「同定作業.46」で紹介した今年の開花画像↓
2014年11月15日
鉢開け 目白台 唐紅
唐紅は目白台の芽変わりで色違いの同じ品種。目白台は1927年戸田康保氏発表で、唐紅は宮本米吉氏2005年発表。
意外と早く咲く品種のため4月の寒さの影響を受けてか、今年は花茎の上がりと開花がバラバラで、早めに葉も消滅。
それでもシッカリと根鉢になっていました。
中型プランターの用土はサラサラで、中央には棒状や板状の炭を入れておいたので、容易に別けることができます。
マリーゴールドの根は地表を覆って桜草の根茎の真上にあるので、抜き取ると根茎がほつれるように取り出せます。
目白台と唐紅の白い根を見ると生育は悪くなかったようですが、芽数が増えていません。なかなか増えない品種ですね。
あと、マグアンプK小粒程度しか肥料を与えていないので、液肥を与えれば、もっと生育が良く増えるのかもしれません。
そういえば栽培し始めた当初は、赤玉土のミジン抜きもしなかったので、用土の湿り気が多かったのですが、
桜草の根は今とは比べ物にならないほど長く、根茎も長く伸びていた気がします。
今の用にサラサラの用土がベストというわけではなく、他の栽培方法もあるのでしょうね。
2014年05月08日「同定作業.12」で紹介した今年の開花画像↓:昨年より開花は良くありませんでした。
2014年11月15日
鉢開け 岩木桜
「岩木桜」は2012年に綺麗に咲いたのですが、夏の猛暑を乗り切るためにと日陰に置いて栽培したところ、
日陰では水分の蒸発が遅いために熱帯夜で鉢内部を蒸らす結果になり、2012年秋までに、危うく消滅させるところでした。
2013年春は開花しませんでしたが、秋には充実した根茎に回復。
2014年春に辛うじて開花しましたけど、2012年の美しさには到底及びませんでした。
マリーゴールドの根が表面を覆い、その下に桜草の根茎が根を伸ばしています。
根茎は立派に生長しているので、来春が楽しみです♪
2014年05月08日「同定作業.13」で紹介した今年の開花画像↓:昨年開花せず、今年もわずかしか咲きませんでした。原因不明。
2014年11月14日
マリーゴールド
・葉が消滅して土だけとなった桜草鉢に潅水しても家族の評判は良く無い。
・夏場、過水から鉢の中を蒸らしてしまなわないよう、何かを植えて水分を吸収させよう。
・葉が繁ることで日陰が生じ、鉢の中の温度上昇を防いでくれるかもしれない。
・鉢の中に養分が残っていると桜草は休眠しないので、潅水して養分を流しさるようにすると良い。
・マリーゴールドはネコブセンチュウの防除にもなるらしい。
そんな理由から4月末までに国華園から購入して蒔いてきたのですが、今年が種の質が余り良くありませんでした。
マリーゴールドの種は針のように鋭い硬いのですが、今年はスカスカで軽く、「これは芽吹かない」という予感がしました。
案の定何度蒔いても芽吹ぶきませんでしたし、種が余ってましたから、繰り返し大量に植え付けました。
最後に袋の下に沈んでいる重い種を蒔いた時は「今回は大丈夫だ」という確信があり・・・大量に芽吹きました。
大量に密植えしたせい、夏場暑くなかったせいか不明ですが、生育が遅いようで、今年は未だ種がついていません。
いつもなら花が終わって種ができているのんですけど、桜草の植え替えのため、刈り取りです。