2007年10月31日

ミドリ亀

メダカの棲処の用水路の底を、素早く泳ぎ去る大きな陰。掴まえてみたらミドリガメでした。こんなに大きいと、ミシシッピィアカミミガメと呼ぶしかないですね。

カメ好きな私としては、いたずら心で『引っ込めた鼻先をツンツン突いてやろう(^^)』と思ったのですが、首を引っ込めながら短くシャー!と発して口を開けて威嚇するではありませんか。獰猛さに、ビックリしました。



甲羅の長さ約19cm。ズッシリとした重さを感じながら、『500g越えのアオリイカって、きっとこういう奴なんだろうなあ』と思った。(笑



殺すわけにもいかないし、かといって飼うわけにもいかず、放してきました。小さなミドリ亀も大きく育ちます。飼うなら最後まで面倒みましょうね。  


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2007年10月30日

メダカの棲処.2

生息地を秘密にしていても、いつの間にか工事が行われ、生息地が急変してしまう。酒田市広野地区のメダカ生息地も、水路工事を行い、素堀の水路より低い位置にU字溝を設置したため水が無くなり、メダカが消滅しようとしている。



工事関係者は、実態を掌握していたんでしょうね。その場しのぎで戸板を立てて、水位を維持しようとしたようです。




工事終了の時に処置を施した写真を撮り提出すれば、「工事完成時には水位は保たれていた」と言えるので、それでOKなんでしょうね。悲しいことです。


  

タグ :環境メダカ

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2007年10月29日

メダカの棲処

農閑期になると配水を止めるので、大半の水路は涸れますが、主要幹線水路(排水路)だけには水が流れています。そんな水路には生き物がたくさん生息しています。水さえ涸れなければ、水さえ流れていれば、生き物は取り合えず生息できるんですね。



何の特徴もない遊佐の水路ですが、穏やかな流れと40cm近い水深が、メダカの群生を保持してました。(^^)

  

タグ :環境メダカ

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2007年10月28日

TV番組ネタ

よみがえれ!小さな魚の郷
10月26日(金)10:55-11:25に放映された、宮城県鹿島台町の話しです。
http://www.tv-asahi.co.jp/yumekira/contents/top/cur/index.html



現場を見に行くと、地域挙げて保全に努めておられ、感動しました。鹿島台町周辺の川ではボートを浮かべてブラックバス釣りが行われ、シナイモツゴ生息地の真下の水路には30cmを越すブラックバスがうようよ生息しており、半月網で簡単に採捕できました。堤を水抜きしても直ぐにまたブラックバスが密放流されている現状もありました。番組を通してこの活動の素晴らしさが、ブラックバス被害の現状が、広く伝わってくれることを願っています。  

タグ :環境

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2007年10月25日

産卵の季節

赤川水系では1週間ほど前からサクラマスの遡上が始まり、現在サクラマスの産卵行動が盛りです。今年は平年に比べ小さい個体が多いものの、遡上数は多く、河床を掘る様子が観られますよ。(^^)

手作りサンドイッチのコンビニみやざき&十王峠の東岩本集落を流れる岩本川では、魚止めに数尾居り、産卵行動を観ることができます。






10月5日に『河床低下』で紹介した‘落差工’に掘られていたサクラマスの産卵床です。周囲と比べて白くなっているのが産卵床です。また、その位置にも注目してください。上記もそうですが、10月5日『其処は産卵場』の最後にイラストで紹介した‘水通しの良い場所’です。



田沢川では、今年新たに取り付けられた魚道の効果が早速現れ、田沢新橋の上の落差工までの間で産卵行動を観ることができます。

ただ、こちらは河床に深みが無いので魚が隠れる場所がなく、個体はあちこち移動しています。また石が粗く産卵に適した砂利がないので、サクラマスもあちこち掘って廻っているようです。河床が白く‘掘った跡’は多いのですが、産卵床に適した場所がないというのが現状です。




田沢新橋の上の落差工にも魚道が造られる予定です。(^^)
観察に際して偏光グラスや双眼鏡があると便利です。

  


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2007年10月24日

オケラ♪

オッス、おいらオケラ。
用水路で溺れている処を助けてもらいました。えへへっ。


  

タグ :オケラ

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2007年10月23日

新たな問題

田沢川ダムまつりが終り、冷たい雨も降りましたが、残念ながらサクラマスの姿と産卵床は確認できませんでした。

辛うじて婚姻色バリバリのオスのヤマメを2尾だけ目撃しました。体に傷もなく‘産卵前’に見えました。通常サクラマスの産卵は10月10日頃がピークで、20日過ぎると「終わっている」と言われるのですが、今年は水温が高かったこともあり、これから見られるかもしれませんので、望みを持ちたい処です。

その代わり、田沢川ダム直下のサクラマス産卵場に、今年は鯉を6尾確認しました。鯉は雑食で、小魚から川底の物まで食べてしまいますから、サクラマスの産卵場に鯉が居ては、鯉からサクラマスの卵と稚魚が食べられてしまう危険性があります。周年禁漁区ですが、最上第八漁協さん、鯉の駆除をお願いします。(^^;




サクラマスとヤマメを放流している河川の魚止め=田沢川ダム直下に、魚影が見られないというのは、なにかしら河川環境に問題があると思います。せっかく種沢として周年禁漁区に指定しているわけですから、最上第八漁協さんには、魚のために、今後益々尽力していただきたいと願ってやみません。




田沢川ダム直下で魚を観察する場合、離れた場所に車を止め、すみやかにエンジンを切りドアの開閉は静かに行います。身を屈めて歩き、ガードレールから頭だけ出して観察します。移動する際にも、身を屈めたまま山側へ下がってから、移動します。道路脇を普通に歩きながらでは、魚の方が先に勘付いて隠れて姿を現しません。20-30分はじ〜っと動かず観察してみてください。双眼鏡を持っていくと便利ですよ。  


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2007年10月19日

幻の女鹿駅

吹浦駅の構内に貼られていた、遊佐町商工観光課と遊佐町観光協会が連名で発行している『山形県遊佐町観光ガイド&マップ ゆざ鳥海山1番地』を見て驚いた。女鹿駅が記載されていないのです。



吹浦駅前の大きな観光案内図にも女鹿駅は記載されていませんでした。



地域に必要な駅、公共性高い施設が記載されていないのは問題で、観光ガイドブックとしては欠陥です。三崎公園周辺も歴史的にも魅力ある、自然豊かで景観が良い、遊佐町のステキな観光地の一つです。早急に改正版を発行して、駅前の観光案内図を修正していただきたいものです。  

タグ :環境

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2007年10月05日

河床低下

ダムが出来ると、ダムに堰き止められて、上流から砂礫や石が流れて来なくなります。それでも川の流れに因って砂礫や石は下流へと流され、ダム直下から河床低下が始まります。

河床=川の底が低くなると、当然水面の位置も下がります。此処は朝日村岩本の岩本川ですが、右岸のコンクリ護岸に付いた、以前の水位の跡と、現在の水位を見比べていただくと、河床低下の度合いが分かると思います。

昔の水位跡まで伸びた階段が、モノ悲しいですね。



赤川に月山ダムが出来る前は、雨が降れば赤川本流が増水して激しい流れとなり、岩本川のような細い川の水は本流の圧力に負けて流れ出れなくて、岩本川の合流は淀み、水位が上昇しました。

水位が上昇すると、床止め工(堰堤)の落差が少なくなり、または水没してしまうので、魚は楽に上流へ遡上していくそうです。徐々に水が捌けていったので、川底の石が流されることもなく、河床が急激に下がることもありませんでした。

でも今は、大雨洪水の予想になると、月山ダムが放水を控えるので赤川本流の水位は上がりません。ダムがない支流だけ増水する事になり、川の水は砂礫と石を持って、一気に本流へ流れてでて、河床低下を招いています。床止め工(堰堤)の落差も大きくなり、魚は遡上できなくなりました。

川を樹に例えると、本流は幹で支流は枝です。立派な樹は枝が活きています。川にも川のバランスがあり、そのバランスを補ってやるのが、川造りだと思います。  


Posted by さくら at 11:32Comments(2)その他07

2007年10月05日

其処は産卵場

10月7日(日)に、『百年の森づくり 第6回田沢川ダムまつり』が開催されます。詳しくは山形県庁のHPをご覧下さい。
http://www.pref.yamagata.jp/regional/syonai_bo/news/event/7337074publicdocument200708306045567565.html

『田沢川ダムまつり』で一番人気のイベントは、『魚のつかみ取り』だそうです。でも、『魚のつかみ取り』のイベント会場は、田沢川ダム直下の田沢川。此処は田沢川ダムは田沢川に棲む魚の魚止めであり、サクラマスやヤマメの産卵場なので、異議あり!です。



田沢川ダムが完成してから、毎年10月上旬にサクラマスの産卵を観察してきました。当初は田沢川ダムが完成したばかりでもあり『いつか誰かが進言するだろう。』と思っていました。平成16年度の内水面漁業調整規則改正にともない、最上第八漁協は、簗場橋(阿部家の処の橋)から上流田沢川ダムまでの区間を禁漁区に設定しました。これで何とかなるだろう。そう思って見てきましたが、去年は1尾も見ることが出来ませんでした。このままでは‘百年の森づくり’の前に、魚が消えてしまいます。

【最上第八漁協】
そこで最上第八漁協の組合長さんに電話して「今後改善してもらえないだろうか」と話した処、とても個性が強い組合長さんで、「最上第八漁協は『田沢川ダムまつり』を認可している。地域の祭りに協力しているのを理解できないおまえは馬鹿野郎だ!」とお叱りを受けました。サクラマスの産卵場であることを理解しながら、まつりを優先する姿勢は、赤川漁協が早田川の橋脚工事を認めたのと同じものでした。漁協は魚の身方ではないようで、とても悲しくなりました。

山形県が最上町に建設を計画している最上小国川ダムの建設反対を訴えるために、先日も上京して、民主党の菅直人議員・脱ダム宣言した新党日本の田中康夫議員に面談し、訴えを伝えてきた小国川漁協さんはエライ。それでこそ魚の身方です。
http://www.yfn-net.jp/ogunigawa/dam/01.htm

【庄内総合支庁建設部河川砂防課】
田沢川に遡上したサクラマスに援護者がいないのは可哀想なので、山形県庁のHPで『この記事に対するお問い合わせ』として記載されていた庄内総合支庁建設部河川砂防課にも電話してみました。「今後改善してもらえないだろうか」と話してみたところ「ウチが主催ではないのですが・・・」と断りが入った後に、「サクラマスの産卵場であることと、禁漁区になっていることを知らなかった。」「今後検討してみます。」と言ってくれました。田沢川ダムまつり“協力”の庄内総合支庁建設部河川砂防課ですが、お力添えをお願いします。

【田沢川ダムまつり実行委員会事務局】
山形県庁のHPの『詳しくはこちら』をクリックして、主催事務局が平田総合支所建設課建設係であることを知り、電話を掛け、同様のお願いをしてみました。担当者は不在で、電話に出て下さった方にお願いして、電話を終えました。

サクラマスの産卵場の保全と保護のために、御一考いただきご配慮のほどヨロシクお願いします。


ダムは、丈夫な岩盤の上に建設されます。ダムが完成すると、上流から砂礫や石が流れ落ちて来なくなり、“河床低下”が始まります。河床低下を防ぐために田沢川ダム直下の河床も護岸されています。



軽い砂礫と小さな石は下流に流され、岩盤の河床が露出し、大きめの石も流されて堆積。このように砂礫が無い河床は、産卵に適しません。



『魚のつかみ取り』イベント会場の上流は砂礫が流失しており、石しかありません。その貴重な砂礫と石を使って“会場”を造っているのが、一番問題です。イベント会場の脇と下流は、まだ河床低下の影響が少なく、砂礫が残っています。小さなイベント会場の上流と下流で、河床の石が違うのが分かりますよね。



この砂礫がある場所こそズバリ産卵場であり、この砂礫が産卵床となるのです。既に禁漁区になっている場所ですから、田沢川ダムまつり実行委員会事務局と最上第八漁協さんにはコレを理解していただき、サクラマスの産卵場を保全しサクラマスを保護してほしいです。

秋になればサクラマスの産卵が観察できる河川は、これだけ条件よく観察できる河川は、恐らく山形県で此処だけです。それはそれで良い観光資源になるのですから、是非お願いします。

  


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