2014年04月30日
同定作業.1
ところが、アメダスを見ると雨量は観測されておらず、0.5mm以下の雨だった模様。
しかも日中は晴れて最高気温22.3℃ (13:40)。
風は風速6mで熱風の如くで、葉がしおれる鉢も現れ、お昼休みに潅水しました。予想外でした。
そしてこの高温で桜草の開花はさらに進みました。
この急激な開花ペースでは、本来の美を待っていては撮影のタイミグを逃してしまう鉢も現れそうなので
同定可能な花容となった鉢から撮影していくことにしました。
品種間違いがありましたら遠慮なくご指摘いただけますと幸いです。
初桜、大盃、三保の古事、紅一点、神代の雪、藤獅子(八重)、白眉(八重)
宮城県山元町深山(野生)、雨乞岳(野生:大分県別府市と由布市の境にある)
以上9品種
初桜:今年は花茎1本だけでした。
大盃(おおさかずき):故斎藤教頭先生所縁を大盃を昨年大杯(たいはい)と同定し、
それを確認すべく入手機会があった大盃を新規入手したのですが、故斎藤教頭先生所縁と同品でした。
故斎藤教頭先生所縁とこれは大盃なのか大杯なのか判りません。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~m-a-yo/268oosakazuki.htm
http://www5f.biglobe.ne.jp/~m-a-yo/270taihai.htm
判りませんけど、花央が赤い感じから・・・大盃かな。
三保の古事:いっきに開花しました。
紅一点:いっきに開花しました。
神代の雪:今年は花茎2本で花数少なめ。
藤獅子(八重):
白眉(八重):
宮城県山元町深山(野生)
雨乞岳(野生:大分県別府市と由布市の境にある)
2014年04月30日
二番芽も伐採 タラの芽
林道から離れた奥で採取りようと入山したら、林道沿いのタラの木に白い点々が見えました。『まさか・・・』
不安的中。信じられないことに、二番芽が伐採されていました。道理で枯れるわけです。
さらに太い幹のタラまで伐採されており、マナー知らずの非常識者は、どこまでも非常識なようです。
山を巡回するわけもいかず、こうしてBlogで嘆くことしかできないのが残念でなりません。悲しいですね。
2014年04月30日
盗まれたBlog記事
調べると『楽しくやろうぜ!!』というサイトは全て他のサイトからの盗作ネタだった。
以前は世田谷ブログが、んだ!ブログのサイトを丸ごとコピペして流用していたが、不愉快極まりない。
2014年04月30日
2014年04月30日
2014年04月29日
2014年04月29日
2014年04月29日
2014年04月27日
桜草ポツポツと開花
赤川の桜が風に舞って綺麗でした。
桜草もポツポツと開花してきました。明日はもっと開花しそうですが、花茎が揃って開花するのは未だ先ですね。
2014年04月27日
今朝の花子
最高気温が20度を2日連続で超え、他の鉢でも開花が始まりましたが、まだこんな感じです。
庄内地方の野生品種たちは、まだまだこんな感じで、開花は当分先です。
2014年04月25日
一番咲きは花子.2
「花子」の他の花茎は伸びていませんから、たまたま早く咲いただけのようです。
夕方になり初桜の蕾みが半開きになりました。明日開花です。
今まで庄内地方の桜草の開花はGW頃でしたから、今年も開花は遅れています。
そして毎年GW期間中は桜草の自生地を探す聞き取り調査を行っていましたが
ここ数年間GW期間中に開花しなくなり調査を行っていません。
聞き取り調査の時は、「桜草を知っていますか?」とは絶対に訊ねません。
桜草=パンジー、ビオラ、マラコイデスと勘違いしていている方が非常に多いからです。
なので花が咲いた状態の鉢を直接見てもらい、「この花を知っていますか?」と訊ねます。
大半の方は「知らない」「判らない」と答えますが、
桜草を知っている方は一目見るなり「桜草だの。」と答えてくれます。
そう答えてくれた方にのみ「この辺りで自生していたでしょうか?」と訊ねます。
そうしないと私の質問の仕方が答えを誘導してしまう危険性が生じるからです。
訊ねられた方も、突然見知らぬオヤジに「桜草をご存知ですか?」と訊ねられたら不審者と思うでしょうし
怪しい奴は適当にあしらって早くその場を去りたいですから、返答も適当になるんですよ。
「すみません。ちょっとお訊ねしたいのですが・・・」
「要らない、要らない。花売りに来たんだろ。ウチは要らないから。」
「いえ違います。ちょっとお訊ねしたいのですが・・・」
「あなた誰?」「大学の方?」
「一般人です」
「なんの為に調べているの?」
「気になったものですから」
「それ調べて何になるの?」
「何もなりません」
「???(どろぼう?空き巣?詐欺?痴呆?)」
客観的に、どう考えても不審者です。
それを自覚しているから正直辛く、花が咲いてない時は聞き取り調査は行わないのです。
花を持って訊ねていると不信感の払拭に繋がるし
「素敵な花ね」と興味を示してもらえば、そのまま譲ってきます。
今年も開花が間に合わないので、調査はできないようです。
2014年04月25日
山ニンジン=シャク(コシャク)
何所にでも生えていて容易にみることができます。
山ニンジンとも呼ばれ食べられるらしいけど、食べたことはないです。
福寿草の葉に似ていますが、福寿草は猛毒。(^^;
2014年04月24日
初桜 明日開花?
盛岡で20度を越え、北海道で25度以上の真夏日。山形県では内陸が今年最高気温の19度以上を観測。
庄内では酒田市が15.5度。最低気温4.1度。日中は風速5mの風。
寒くはなかったけど、温かくもなかった。最低気温が低いから午前中は冷え込みを感じる。
桜草を栽培してBlogに一喜一憂を記しているせいか、
庄内地方の4月の気候が変化したように感じています。
三寒四温が無くなり、強い風が吹き続け、最低気温が3〜5度のまま移行。
4月は「今日は暑いね〜」「今年一番の気温だろうね」という会話がない。
今日も風が吹いたので庄内だけ気温が上がらなかったのでしょう。
とにかく最低気温が低いのと、風が強く吹き続けることが桜草の芽によくありません。
葉の色が悪く黄ばんでいて、蒼くないんですよね・・・。
2014年04月24日
久住山
芽吹きが遅かった久住山では、花芽がみえてきたばかりだというのに蕾みに色が付き始めました。
花茎が伸びないまま開花するのではないと心配になります。
2014年04月23日
一番咲きは花子
午前中は肌寒かったものの、風が強くなかったので過ごし易い陽気でした。数値だけみると最高気温が低いです。
そんな中、桜草が1輪だけ開花しました。本来の花容ではありませんが、今年の一番咲きは花子でした♪
2014年04月23日
2014年04月22日
2014年04月20日
2014年04月20日
八ヶ岳産の桜草
「知人から八ヶ岳産として譲り受けた品であり、高山性の植物と理解しています。」
という旨の返信をいただいただけで、訂正されませんでした。
八ヶ岳産の桜草でネット検索すれば花の画像は自生地までもヒットします。そして明らかに違います。
東京のさくらそう会の鳥居恒夫氏のように根拠もなく進言したわけではないのですから
信じて購入した人を欺き、栽培している人は悲しみ、
間違って広まっては桜草愛好者も迷惑するので、誤りは訂正していきたいものです。
2014年04月20日
報道の事実と真実
2014年4月18日(金曜日)発行 第1286号に、下記画像の記事が掲載された。
記事を読むと、旧櫛引町丸岡地区にある天澤寺周辺に桜草が自生していたと読める。
丸岡地区の西側に丸岡城跡があり、さらにその西側に接するのが天澤寺だが、
丸岡城跡および天澤寺周辺に桜草の自生地は存在していなかったので、記事は正しくない。
丸岡集落の農家の方々の耕作地に桜草は自生していたそうですが、
昭和40年代の田んぼの基盤整備の時に自生地が消滅するので個々に家に持ち帰り庭に移植。
その際、地区で相談して苗を持ち寄り、丸岡城跡と天澤寺にも移植したのだけど、結局根付かなかったそうです。
天澤寺周辺に一時とはいえ桜草が生えていたというのは事実ですが、自生地ではないということが真実です。
それに桜草はマルハナバチがいなくても受粉して種で増えます。
『今は人が手を入れて条件を整えてあげないと生育は難しい』って、それは自生環境ではないからです。
そもそも庄内地方の桜草自生地では、群生などなかったそうです。
ぽつら〜ぽつら〜と(ポツン、ポツンと)、間ばらに点在して自生していただけだそうです。
ゆえに人知れず、開花時期は田植えの農繁期ですから話題にもならず消滅したのでしょう。
庄内地方では、どこの市町村にも庄内地方の野生品種の栽培者がおり、容易に出会うことが可能ですが
採取地が具体的な個体は3地点のみ。しかし丸岡集落の農家の庭に咲く桜草は個々の耕作地から移植した個体ですから
1軒1軒訊ねて歩けば、ピンポイントで採取地=自生地が判明する貴重な個体と言えます。
しかし今回、『天澤寺周辺に自生していたのと同じ在来種』『阿部芳郎さんが天澤寺周辺で採取された苗』という
非常に曖昧な丸岡集落の個体ではない株が持ち込まれました。
そもそも阿部芳郎さんは元々庄内白も知らなかった方で、自生地個体の蒐集家ではなく、
譲渡された方の町名を記録しているだけの方です。だから雪月花に遊佐町大楯と記入した名札を差していたりします。
これは個人の管理方法なので問題ではありませんが、第三者が勝手に遊佐町大楯産と解釈してしまうから恐いのです。
私も桜草が広く栽培されることを願っているので、天澤寺に移植したというだけなら大歓迎ですが、
自生地とか原種とか、根拠もなく適当なことを書面に残されると黙っていられないわけです。
遊佐町のように、花壇で栽培して保存していくべきであり、他所で自生地復活とか有り得ない話しなので
マスコミは面白おかしく話題性重視の記事を書くのは止めてほしいです。
旧櫛引町中田地区と丸岡地区は直線で1.8kmほどしか離れていませんが、
混在せずに伝えられてきた株ですから、末永く後世に残して行きたいものです。