2011年04月29日
故小林ヒデヒコ先生宅
85歳の奥さんに訊ねましたが、桜草の入手先などは分からないご様子でした。
庭の葡萄棚の下に、地植えされた桜草が残っていました。
葡萄の葉が生い茂りった時に、日陰になる場所に育つのですね。
細い花茎があがり色がついた蕾みから、3品種はあるように見受けました。
閑話
庄内地方で桜草の園芸品種を数多く所有されていた方は
私に桜草をくださった故斎藤教頭先生と故小林ヒデヒコ先生だけです。
故斎藤教頭先生は園芸品種を譲渡されてなかったようですが
故小林ヒデヒコ先生は、町内の方に譲渡されており、そこからウチへきたのが
私が勝手に京鹿の子と月の都と同定した株になります。
遊佐町には白花花筒白=月の都?と雪月花が存在しますが
遊佐町には町外の方から譲渡を受けたであろう品種が存在するだけで
通販などを利用して積極的に入手されている桜草の園芸品種愛栽者をお見受けしません。
庄内地方で白花花筒白=月の都?があるのは故小林ヒデヒコ先生と遊佐町だけなので、
故小林ヒデヒコ先生経由で遊佐町へ持ち込まれたのではないかと推測しています。
閑話休題
故小林ヒデヒコ先生の奥さんに
他の方は「鉢やプランターで育ててます。」と言ったら
「鉢やプランターでは、面倒みないと消えちゃわない?」
と言われました。桜草を育てた方じゃないと出ない言葉です。
植えたまま放置しているからでしょう、
「持って帰りなさいな。」と言って下さいましたが、
開花した頃にまたお邪魔したいと思います。
写りがいつも以上に悪いので調べたら、撮影モードが換わってました。(^^;
2011年04月29日
故安野悌次先生宅
すわっ、桜草のDNA調査のサンプル個体となっている故安野悌次先生宅の桜草は消滅か!?
柿の木の下は、一応残されていました。
以前のような姿が観られないは残念ですが
これからもご家族の方が大切に育てていくそうです。
2007年05月07日『安野悌次先生』
2007年09月06日『ミョウガの中で』
今日は時々雨がぱらつく不安定な天気。午後遅くに晴れ間がみえたが、肌寒い曇りの1日だった。
今日の最低気温6.6度。最高気温12.9度。18:40=10.4度。
明日の予想最低気温7度。予想最高気温17度。
明日の降水確率午前40%午後30%。曇り
2011年04月19日
裏の栽培説明書
開花中は雨を避けると花保ちは良くなりますが、
直射日光を遮ると花茎と葉が徒長してしまいます。開花中は陽当たりの良い場所で栽培しましょう。
水やりは、地域に因って空気の乾燥度合いが違いますが、葉があるうちは毎日たっぷり与えます。
葉が無くなっても根茎は活動していますから、水やりを控えたりせず、欠かさないように留意してください。
私はお盆が過ぎて『やっと秋らしくなった。』と感じるまで、欠かさず毎日たっぷり与えています。
花が終わっても陽射しの良い場所に置いておいても育ちますが、
午後から日陰になるような場所へ移した方が、葉が活き活きと長持ちするように感じています。
暑くなり『そろそろ夏かな。』と感じるようになったら、半日陰に移動しています。
地域によって気象条件(乾燥の度合い)が違うので、栽培のコツは経験して得ていくしかないようです。
2011年04月14日
庄内の福寿草自生地
西蔵王の麓に「黄色の春」 フクジュソウ咲き誇る・山形 2011年04月14日
フクジュソウの花が、西蔵王高原の麓、山形市岩波地区で咲き誇っている。
キンポウゲ科の多年草。日々暖かさが増す中、黄色の花が春に彩りを添えている。
http://yamagata-np.jp/news/201104/14/kj_2011041400571.php
植物を調査研究されている方の多くは、
現在知られている福寿草自生地が民家や耕作地の近くであることから
『福寿草の自生地は山形県に存在しない。』という方針のようでしたが
私の独自の聞き取り調査では遊佐町と朝日村、温海町に
『(以前は)自生していた。』との証言を得ています。
朝日村の山中には今も3箇所は在るそうですし、大鳥集落内にも咲いています。
温海町では「ワラビ採り行くと持てくっさげ、今もあんなんねがの。」との話しでした。
遊佐町でも「今もあんなんねがの〜。」という話しですが、
山里には咲いていても、山中に自生地は無いと私は思います。
2011年04月13日
小町桜
今週開催中の「さくらそう展」の告知が載っていました。
2011年04月12日(火)『さくらそう展のご紹介』
記事の中に『小町桜』という綺麗な桜草の画像が載っていました。
気になったので浪華さくらそう会 日本桜草総銘鑑で調べてみたら
文化9年(1812年)桜草花品全に掲載の品種らしい。白色底色あり、桜弁。
現代的な花なのに、その存在に、なぜ今まで気づかなかったのだろうかと思いつつ、ネット検索すると
さくらそう会のHP『さくらそう選定佳品2009年』に
竹岡泰通氏の作出として載っていました。広桜弁浅抱え大輪、酔白底紫紅。
竹岡泰通氏の作出は同名異種???
日本桜草総銘鑑のミス???
名古屋市の小町桜は、どっちなんでしょう???。
気になったので検索を続けると、
名古屋市東山総合公園東山動物園オフィシャルBlog 2011年04月12日(火)『さくらそう展のご紹介』
さくらそう会のHP『小町桜(こまちざくら)』
の他に、下記3ツのサイトに画像が載っていました。
Blog『草花と木花。読書道』にも小町桜の画像がありました。
2008年5月 5日 (月)『草花。サクラソウ。葛城の高鴨神社。』
HP『みんなの趣味の園芸』の『そだレポ詳細』にサクラソウが載っており
小町桜が「これも最近の園芸品種。」として紹介されています。
通販でも販売されているようです。engei.net
日本サクラソウ(桜草):小町桜3号ポット
画像を見比べても同じに見えますから、竹岡泰通氏の作出の花のようです。
文化9年(1812年)桜草花品全のことは分かりませんでした。
今日は風が強く、砂丘の砂が舞っていた。
乾燥した天気だったが潅水はせず、明日の朝に行う予定。
18:40=10.7度
今日の最低気温2.9度。最高気温14.3度。
明日の予想最低気温5度。最高気温16度。
明日の降水確率県内全域午前午後とも0%。晴れ。
波の高さ2.0m。
2011年04月06日
芽吹きの現況報告.3
昨日と今日と最高気温が10度以上あったので、
他のも順調に芽吹いているように感じます。
yuuさんから頂戴した春の雪と真鶴、酒中花。
ハウス栽培されていた春の雪は芽吹いていたので、このプランターだけ玄関に置いてましたが
最低気温がプラスになってきたので、最近外に置くようになりました。さて、花筒の色は如何に?
鳥居著『色分け花図鑑桜草』143ページに「酒中花として栽培されてきたが(中略)、もとの名の真鶴に戻すことになったもの。」と掲載されているが、酒中花=真鶴と言ってない処が詐術師鳥居氏の文章の巧みなところである。鳥居氏とさくらそう会会員が所有して酒中花として栽培されていた個体が間違いであると気づいて、もとの名の真鶴に戻すことになったモノが掲載画像とも読み取れるんですもの。酒中花=真鶴と勝手に解釈した読者に非がある。という腹積もりでしょう。DNA分析の結果が酒中花=真鶴でない限り、勝手に品種名を消去すべきではない。yuuさん宅に酒中花と真鶴、2品種があるというので無心していただいた品です。ありがとうございます。
このままだと根茎が混んで晩秋の鉢開けの時に真鶴を見失いそうなので、開花した頃に真鶴は移植する予定でいます。
花の司も芽が伸びていたので、玄関に置いて育ててきました。
玄関に置いて於いたというのに、この程度の成長です。それだけ今年は寒かったんですよね。
こちらはずっと陽当たりが良い外に置いていました。
ウチの現状として全体にこんな感じです。
18:40=9.7度。
今日の最低気温0.4度。最高気温13.7度。
明日の予想最低気温3度。予想最高気温15度。
降水確率県内全域午前0%午後20%。乾燥注意報。
明日も晴れ。昼頃から雲りへ。
8日(金)の山形市は雨の模様で最高気温19度?と暖か。