2012年09月14日
カテゴリマスター
ジャンル別にカテゴリが分かれていて、カテゴリマスターという称号の人が桜草に関する質問に答えているのだが、
これが実に酷いので紹介しておきます。
鳥居恒夫氏のような老害というべき人物を野放ししておく愛好会が存在するように、
年輩者は先人を尊ぶ姿勢が強過ぎて、真実より肩書きを重んじるようです。
パンダという名称が乗っ取られてレッサーパンダが生まれたように
このままではプリムラに桜草が乗っ取られてしまいそう。
桜草を広く認識してもらうためにも、桜草愛好者としては見過ごせない事態になっています。
まずは同一人物三年連続三連発。
9月7日に葉が有る事を、おかしいと思わないのですかね。
4月4日に満開であることを、おかしいと思わないのですかね。
花の見分けもつかないばかりか、他の回答者にも判断できない者がいますが
ズバリ指摘された回答者がいるというのに、カテゴリマスター様さまでベストアンサーに選ばれています。
「鳥居恒夫さんが書いているんだから間違いない。若造は余計なこと言うな!」
という、東京のさくらそう会の会員みたいなもんですかね。
別のカテゴリマスターも、3月23日で満開であることをおかしいと思わず、いい加減なこと言ってます。
正しい指摘をされる回答者がいても、カテゴリマスター様さまでベストアンサーに選ばれているので怖くなります。
ちゃんと判別できるカテゴリマスターも存在するようですが
3月25日に開花する桜草は存在しないと指摘すればいいのに、自身で栽培してないから気づけないのですかね。
2012年09月12日
オオフタオビドロバチ
捕まえてみると、なんか黒っぽいし太いような。・・・あれれ、触覚が黒い。
写真を撮ってリリース。
ネット検索してみたらドロハチ(泥蜂)科のオオフタオビドロバチらしい。
漢字で書くと大二帯泥蜂。なるほど尻?のボディに黄色い帯が二本ある。
オオフタオビドロバチは山形県にどの程度生息しているのかネット検索してみると、
山形新聞の記事がヒットした。解説は永幡嘉之さん。
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山形新聞トップ >>わいわい子育て >>教えて!先生
『お庭で公園で生き物探検隊(下) 自然写真家・永幡嘉之さんに聞く』2009年8月24日掲載
↑
解説文の中では、オオフタオビドロバチと書いていますが、
掲載されている画像はオオフタオビドロバチと違います。
解説には『フタオビドロバチ』と書いていおり、フタオビドロバチの画像を求めてネット検索してみると、
フタオビドロバチとは『フタオビドロバチ(Anterhynchium )属』であり
フタオビドロバチという蜂は存在しないようです。
福井県のすぐれた自然データベース『ハグロフタオビドロバチ』に因りますと
選定理由:希少種
区 分:B(県レベルで重要なもの)
フタオビドロバチ(Anterhynchium )属のハチは,日本にはオオフタオビドロバチとハグロフタオビドロバチの2 種がいる. 1981年に鹿児島県産の標本により記載され,本州では栃木,茨城,東京,新潟,福井,広島,山口,四国では香川,高知,愛媛,九州では福岡,宮崎,鹿児島の諸県と対馬から記録されている.本県では1983年に大野市と今庄町から記録されただけの大変珍しい種である.
出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行)
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これを読みますと、1999年段階では山形県では見つかっていないことになります。
永幡嘉之さん撮影の『フタオビドロバチ』は左の青い枠。
比較のためにヒゲおやじのページより『ハグロフタオビドロバチ』の画像を無断拝借。すみません。水色で囲った2枚です。
羽や触覚の黒の濃さが違うようですが、地域に因って蜂の紋様には違いがあり、
画像だけではハグロフタオビドロバチと同定するに至らず、『フタオビドロバチ』と書いたのかもしれませんね。
とても貴重な種の蜂が、山形県内にも生息している可能性が高いことだけは、解りました。
2012年09月07日
6日の山形新聞 サツマイモの花
鶴岡市を流れる青龍寺川のイバラトミヨの記事と同じで、今回はサツマイモの花だ。
寒河江市の県園芸試験場が誤って発言した
本県では通常咲かない珍しい花と『コメントした事実』に基づいて
サツマイモ栽培が盛んな庄内地方では『極普通に咲いている真実』と違う報道を
再三繰り返すのだから呆れてしまう。
サツマイモ栽培が盛んでない地域で
サツマイモ栽培歴の浅い方々の畑で
次々と持ち込まれるサツマイモ開花のネタ。
しかも『本県では通常咲かない珍しい花』のはずが、毎年咲いている。
この事実から『あれ、おかしいな?!』と思わないのだろうか。
山形新聞の記者と編集部には、自分たちで調べるという思考が欠落している。