2014年04月20日
湧蓋山(涌蓋山)
やっと芽吹いたというより、根腐れした生き残りが辛うじて芽吹いてきたという感じです。
此処から数センチ葉を広げても、枯れて消滅する気がします。
涌蓋山は、大分県の九重連山の北西にやや離れて位置する独立峰で、湧蓋山という別記もあるようです。
ウチには湧蓋としてやってきたので名札には湧蓋と記入しました。
九重と久住、竜田(龍田)と立田などと同じ違いのようです。
でも、九重山は山ではなく、大船山系と久住山系を合わせた九つの峰が連なる九重連峰。
久住山は山であり久住山系とも呼ばれるわけで、九重連峰の1つの峰を指しますから
九重という表記は自生地が曖昧な品種というイメージを受けます。
また久住山と涌蓋山の山頂は10.6kmしか離れていません。戸田〜浮間〜田島は8kmほど。
それに対して庄内は旧櫛引町と遊佐町と旧立川町はそれぞれ30〜40kmは離れています。
にも関わらず謙虚に『庄内』と呼称するのは間違っているのかもしれません。
2014年04月19日
2014年04月18日
白篝の芽
画像でもみても『!』とこないかも知れませんが、
阿蘇の久住山の野生品種同様に、名札が無くても判別可能なほどです。
浪華さくらそう会の展示が始まったというのに、毎年気候の違いを感じさせられます。
鶴岡市では桜は満開に近く、酒田市はまだ先という状況です。
2014年04月17日
タラの木 無惨!
一番おがっていたのでコレですから、場所的にまだ硬い芽のはず。それなのに、それを採るために木を切る暴挙!
自然を、木々を、山菜を慈しむ気持ちが欠落している方の所行でしょう。悲しくなります。
新庄市の方ですが、販売目的で、こんな小さいタラまで収穫しています。
アマドコロとタラの芽が生えている場所は限られていますし
私が楽しみに残しているサイズと同じであり、私のタラの採取場のように感じます。
http://www.geocities.jp/sechihide/2014sansai.html
ソーリーさんはタラの芽の蒸かしやっていました。
食べるためとはいえ、木を大切した方が長く楽しめるので、伐採は止めた方が良いですよ。
http://sorry.n-da.jp/e512602.html
2014年04月17日
2014年04月14日
庄内 ようやく芽吹く.2
紹介してからの1週間は風が強く温かくありませんでしたから、生育は今イチ。
山原さんと浦澤さんの実生品種などは順調に生育しているようです。
濡れ燕、殿上人、朝霧は未だ芽吹いたばかりと、一番遅れています。
2014年04月13日
気づけよ。
「この福寿草、何所から持って来た?」と訊くと
「福寿草?」と言う。
「台所に福寿草を飾っているじゃないか?」
「???。あの黄色い花?。あれはキクザキイチゲだよ。」
「キクザキイチゲ?。違う、あれは福寿草!」
「!。あれ福寿草だってが。道理で茎が長いと思った。」ですって。
山里の知人宅に生えていたのをもらってきたそうだが、ずっと黄色いキクザキイチゲと思っていたとのこと。
キクザキイチゲと福寿草を感じ違いするとは、いやはやなんとも。
でも掘る時に根が深かったので『キクザキイチゲの根は、こんな深かったか?』と、おかしいなとは感じたそうです。
ウチの福寿草は陽に当てているので盛大に葉を広げて丸く茂っていますが
恐らくそのお宅の培養場所は日陰で、葉を広げるよりも茎を伸ばしていたので、印象が違っていたのでしょうね。
2014年04月12日
八重品種につぼみ
良く考えると桜の開花も明日明後日でしょうから、別に驚くべきことでもないのですが、
葉は徒長した感じですし、低温障害に留意している状況でつぼみを見つけたので驚いた次第です。
たくさんの鉢の中から1〜2輪がポッと早咲きするなら個体差でしょうけど
八重品種と山原さんの実生品種は全体に生長しており、つぼみがあっても驚きませんが
まだ芽吹いてもいない鉢があるので、4月の最低気温が低いとことと強風が影響して、生長に差が生じていると思われます。
このままでは開花時期にもズレが生じるでしょうから、満開に咲き乱れる様を、今年も楽しめないかもしれません。
2014年04月10日
4月の低温
3月に入り、最低気温が氷点下から2〜3度になると「温かい。春だね♪」と感じるのだが
4月になっても最低気温が2〜3度のままだと、肌寒く感じる。三寒四温になってないのです。
3月の温かさで芽吹き出した桜草は
4月低温&強風で低温障害に掛かるようになり、去年から不織布で覆っていますが、
今までの栽培(気象)で問題はなかったという甘さから、万全の体制で挑んでいないので、
今年もいくつかの芽が薄い緑になってしまいました。
下記画像は八重品種のフラメンコですが、
真ん中の手前と奥の2芽が他より薄い緑色になっています。しかもなぜか徒長気味です。
これは低温障害なのか不明ですが、一番端に置いて在るので、強風に晒されたことが要因だと感じます。
最低気温が2〜3度になる地域は多くあるでしょうけど、
毎日のように風速8〜9mの風が吹き続ける地域は珍しいと思います。
桜草が芽吹けば陽当たりの良い場所で栽培する必要があるのですが
陽当たりの良い場所=風通しが良い場所になってしまうので、厄介なのです。
ウチではこの強風が桜草栽培の最大のネックになっており、桜草栽培を難しくしています。
2014年04月07日
2014年04月05日
福寿草 山に播種 3年目 2014
04月05日:今年も無事に生長してました。
04月19日:自宅でプランター栽培の3年芽と比べると貧弱な勘は否めません。
福寿草の自生地が多く在る秋田県の方が言うには、「落葉だらけの場所に自生地が多い気がする。」と言われてました。
確かに雑草の緑の中に生えた芽は徒長して葉が大きくなく貧弱に見え、
葉を大きき広げている箇所は、落葉が多い気がします。
種は数粒まとめて植えたので、1芽しかないということは、他の種は消滅したということになります。
少ない養分を他の植物に吸収されてしまい、日光を遮られ、生長できずに消滅するのかもしれません。
栽培してみると発芽率が高いというのに、庭に直植えされていても増えませんから、大きく育つまでが大変なようです。
周囲はシャク(山ニンジン※)も多く、刈り取って日光が当たる環境を整えれば、生長が改善される気がします。
2014年04月05日
山形県レッドリスト(植物版)の改訂
サクラソウは2004年の調査で確認された自生地が上山市だけだったが、
11年から再調査した結果、道路を建設した影響でこの自生地が消滅、野生種は絶滅したと判断した。』と紹介された。
山形大学理学部教授横山潤氏が山形県レッドリスト等掲載種選定委員会(植物)委員長なので、
DNA分析されておられるなら、上ノ山市(蔵王)の桜草は原種と証明できますが、本当に原種なのか大いに疑問です。
耕作や造成、ペンション村など人の出入りが激しい蔵王ですから、移植である可能性も否めません。
[PDF] 山形県レッドリスト(植物版)の改訂について
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/050011/sizenkankyo/plants_red_list/red_list_kaitei.pdf
2004年3月発刊の山形県レッドリスト(植物版)には、サクラソウが自生していた地域として
旧櫛引町山谷地区や常盤木地区、鶴岡市三瀬地区が記載されていますが、現地で聞き取り調査を行うと
地元では誰も桜草を栽培していないし、地元の高齢者が「桜草は無い」と明白に否定されます。
旧櫛引町丸岡地区東部(山谷地区や常盤木地区に近い方向)の方は桜草を知りません。
旧櫛引町丸岡地区西部の方は桜草を知っています。
旧櫛引町丸岡地区の西隣りの地区には、桜草自生地が在ったようです。
旧櫛引町丸岡地区の西隣りの更に西側の現在アル・ケッチァーノ&イル・ケッチァーノが在る地域にも桜草自生地が在ったようです。
私が聞き取り調査を行った結果では、このように山形県レッドリスト(植物版)のデーターとのズレを感じています。
鳥海山や月山には、個人が勝手に移植した高山植物たちが確認されています。
報道内容を精査せず、報告された事実だけを記載する山形新聞は
「青龍寺川でイバラトミヨを64年ぶりに発見!」「50年ぶりハグロトンボ 鶴岡市街地で確認」とか、余りにもお粗末。
遊佐町のハッチョウトンボは、生息地保全のため鮭川村から個体が移植放流されたとか、そういう真実を報道しろと言いたい。
「生息地が存在していた」「発見された」という報告の事実と、真実は違う。生息していれば良いだけでもない。
山形県レッドリストを作製しても、道路工事で自生地が消滅したなんて、データーが活用されていない証しであり
なんのために県税を使い山形県レッドリストを作製するのか。山形県レッドリストの在り方は、問われていると思う。
2014年04月04日
週末の雪に備えて
週末は最低気温が低く、冷え込んで雪が降るらしいです。桜草は寒さに強いと思いますが、
ウチが風通りが良過ぎて『低温+強風=低温障害』となることが判明してますから
週末の冷え込みに備えて不織布を掛けました。この不織布は1枚(4m×1.8m)で100円ショップで購入しました。