2012年05月05日
神代の雪という品種
2012年05月02日『開花同定.8』で紹介した、故斎藤教頭先生ゆかりの『神代の雪』ですが、
私の勘違いと無知が原因で、『神代の雪』を間違いと紹介しましたが、『神代の雪』で正しいようです。
『神代の雪』の花を見た時、ありふれた白い花容から、品種違いを疑い
鳥居恒夫著『色分け花図鑑 桜草』を見てみると、『神代の月』があり、案の定花容は違っていました。
『神代の月』を『神代の雪』と勘違いしたのかしらと、日本桜草総銘鑑で調べてみましたら、
『神代の月』は掲載で、『神代の雪』は未掲載でしたから、品種名からして間違いだと思いました。
で、仙台野草園で開催された さくらそう展へ行き、仙台さくらそう会の浦澤儀行さんと観賞してましたら
『神代の雪』が展示さえており、私が「これは品種間違いですよね。」と指摘すると
「『神代の雪』などという品種名もありませんし、・・・これは月の都ではないかしら。」
とおっしゃいました。その瞬間、私は『あれ!?』と思いました。
なぜって、同じ品種間違いが、離れた地で起こるものでしょうか!?
私の勘違いと無知が原因で、『神代の雪』を間違いと紹介しましたが、『神代の雪』で正しいようです。
『神代の雪』の花を見た時、ありふれた白い花容から、品種違いを疑い
鳥居恒夫著『色分け花図鑑 桜草』を見てみると、『神代の月』があり、案の定花容は違っていました。
『神代の月』を『神代の雪』と勘違いしたのかしらと、日本桜草総銘鑑で調べてみましたら、
『神代の月』は掲載で、『神代の雪』は未掲載でしたから、品種名からして間違いだと思いました。
で、仙台野草園で開催された さくらそう展へ行き、仙台さくらそう会の浦澤儀行さんと観賞してましたら
『神代の雪』が展示さえており、私が「これは品種間違いですよね。」と指摘すると
「『神代の雪』などという品種名もありませんし、・・・これは月の都ではないかしら。」
とおっしゃいました。その瞬間、私は『あれ!?』と思いました。
なぜって、同じ品種間違いが、離れた地で起こるものでしょうか!?
改めて『神代の雪』をネット検索してみると、在るわ在るわ、普通に載っているではありませんか。
資料も根拠も無いのですが、ネット検索してみますと
園芸店でネット販売されていることから古くから取り扱われ、
『神代の雪』は日本桜草総銘鑑に未掲載ですが、広く普及した品種と言えそうです。
浦澤さんは見た瞬間「『月の都』じゃないかしら」と言ったほどですから、
青柳染めと松の雪の如くかもしれません。
私の『神代の雪』は、故斎藤教頭先生ゆらいの個体でもあり、正しい品種として残します。
鈴鹿冬三著『日本サクラソウ』7ページのカラー写真に『神楽の雪』というのが載っていますが
147ページの解説では雪月花に似ており、かがり咲きと書いてますから、『神代の雪』とは違うようです。
Posted by さくら at 09:00│Comments(0)
│日本桜草12