2011年05月25日
中田地区の葦ヤズ
中田地区の故安野悌治先生宅へ行きました。
柿の木の下は開花していましたが、
新居建設作業中に除雪した雪を置いて於いた画像右側奥は、
雪が遅くまで残っていたことと、土砂に埋もれたことで、小さく芽がでていました。
柿の木の下は開花していましたが、
新居建設作業中に除雪した雪を置いて於いた画像右側奥は、
雪が遅くまで残っていたことと、土砂に埋もれたことで、小さく芽がでていました。
2007年05月09日『安野悌次先生宅へ』を読み返しますと、
中田地区の1軒で白い桜草を栽培していると言われています。
その言葉を思い出して禅勝寺脇の伊藤さんというお宅から聞き取り調査開始。
「桜草のことなら、安野悌治先生へ行って見たら。」
と切り出されたので色々話しをしたら
なんと、故安野悌治先生の桜草の個体は、
この伊藤さん宅の隣り=禅勝寺脇の葦ヤズから採り出した個体だと証言されました。驚きです!!
禅勝寺脇の葦ヤズは1反歩(300坪)ほどの広さで
桜草は西側=伊藤さん宅寄りにしか生えていなかったとのこと。
私は、
桜草は青龍寺川沿いに広く点在していたと思ってましたが
伊藤さんいわく違うそうで、ごく限れた場所にのみ自生していて
この辺りでは禅勝寺脇の葦ヤズの西側だけに生えており
そこから故安野悌治先生が持ち出したそうで、白い桜草は見た事ないそうです。
もう一軒、お庭には花が多く咲いている家を訊ねると
庭に桜草があり、同じく禅勝寺脇の葦ヤズの個体だそうです。
でも白花は見た事がなく「この辺はピンクだの。」とのことでした。
故安野悌治先生所有の桜草は、多くの方に譲渡さて栽培されていましたし
禅勝寺脇の葦ヤズの個体も同様に、多くの方に栽培されていました。
DNAπ型の庄内赤が残っていることが分かっただけでも収穫ですね。
Posted by さくら at 12:00│Comments(0)
│日本桜草11