2008年10月03日
今、守るべきもの。
今週末10月5日(日)、田沢川ダムまつりが開催され、今回もサクラマスの産卵場で魚の掴み取りが行われるようだ。県魚であるサクラマスの産卵場で、産卵時期に、どうして行い続けるのか理解できない。自然への関心が高い今だからこそ、サクラマスの産卵場を守り、参加者と共に観察会を開く方が有意義ではあるまいか。説明を受ければ「サクラマスの姿を観に、また来よう。」と考えるだろうに。
田沢川ダム周辺は自然に溢れている。田沢川ダムまつりの主旨が“百年の森づくり”なら、山へ関心を持ってもらえるイベントに力を入れてみてはどうだろう。田沢川ダム左岸には公園と散策道があるし、田沢川ダムから山中を通ると与蔵沼(与蔵峠)もある。散策後には地元の新米や庄内風芋煮で語り合うのも、地元にはプラスではないだろうか。
鳥海山にスキー場建設の計画が持ち上がったとき、八幡町は両手を挙げて賛同したが、企業が計画を白紙にした途端、自然を活かす方針へ切り替わった。朝日村と西川町は、六十里街道を整備することで、埋もれていた観光資源を掘り起こした。1日だけのお祭りでは無理だけど、松山温泉観音湯に泊まり、与蔵峠を通り、羽沢温泉へ抜けるトレッキングというのも面白い。
地球温暖化、環境問題、エコツーリズム。“百年の森づくり”に関係したキーワードはたくさんあるし、田沢川ダム周辺は貴重な観光資源を活かせる地域だと思う。サクラマスの産卵場が、道路脇にあるのは貴重な観光資源にもなるはず。田沢川ダムまつりを主催される関係者には、その処を今一度考えていただき、サクラマスの産卵場の保全を検討いただきたいものです。
第7回!! 百年の森づくり 田沢川ダムまつり
○日 時: 平成20年10月5日(日)10時~14時
○会 場: 山形県 酒田市 山元(旧平田町)
田沢川ダム(ひらた赤滝湖)周辺
この記事へのコメント
[さくら]さん、こんばんは。
田沢川ダムは、私も何度か訪れます。
難しい課題抱えてるんですね。
与蔵沼、紅葉と天気が合致しません。
去年はちょっと遅れました。
今年こそ・・・・・。
田沢川ダムは、私も何度か訪れます。
難しい課題抱えてるんですね。
与蔵沼、紅葉と天気が合致しません。
去年はちょっと遅れました。
今年こそ・・・・・。
Posted by bin
at 2008年10月03日 21:51

binさん、コメントありがとうございます。
サクラマスの産卵風景が路上から観られる事は、
豊かな自然の証であり、一つの観光資源だと思います。
活かしてほしいです。
与蔵沼も、与蔵峠として通り抜けてたいです。往復は辛い。(^^;
交通の便の悪さがネックなので、
そこを行政やイベントでカバーして貰えたら、嬉しいです。
サクラマスの産卵風景が路上から観られる事は、
豊かな自然の証であり、一つの観光資源だと思います。
活かしてほしいです。
与蔵沼も、与蔵峠として通り抜けてたいです。往復は辛い。(^^;
交通の便の悪さがネックなので、
そこを行政やイベントでカバーして貰えたら、嬉しいです。
Posted by さくら
at 2008年10月04日 11:43
