2007年07月29日
胴腹の滝の川
胴腹の滝の川の名前を知っていますか?
また、何処へ流れているのか、判りますか?
答え:胴腹の滝の川は山田川と呼ばれ、
本筋の流れは月光川に注いでいます。
胴腹の滝の川=山田川の水は、ニジマスセンター裏で横堰に分水。
次ぎに全ての水を水路に迂回させてから
一部を、水温を上げる目的で貯水池に回し、田んぼに使います。
冷たい水路の水は山田川に戻されます。
この辺りは小さな沢筋がたくさんありますし、
田んぼを造る時に沢筋を変えたでしょうから、
本当の沢筋は判りません。
さて、タイトルと内容がズレますけど、
『胴腹の滝』は‘滝’でしょうか? ・・・微妙。
蚕桑集落に穏瀧神社というのがあります。
木製の鳥居を潜り山田川を渡り、支流を渡り、薄暗い杉林の中を進むと、隠れ家のような祠に行き着きます(正直ちょっと不気味)。その裏手に滝(A)がありますが、この滝をよじ登ると・・・、田んぼなんですよね。でも、一之瀧神社があるので、その陰に隠れるようにある滝の神社だから隠瀧神社なんでしょうね。そこは妙。
支流を遡っていくと、滝(B)もあります。この上も・・・田んぼです。
滝(A)と滝(B)がある支流は、山田川の分水ともいえるわけで、農業配水が発達している文化の一旦を見る思いがします。
山形県レッドデーターブック作成にも協力された県希少野生生物調査検討委員で月光川の魚出版会の鈴木康之さんと山田川の話しをしたとき「ほれ、あの滝壷の下に、云々」と言いました。山田川に滝なんか無いのですが、貯水池に使われなかった流れが、道路下のヒューム管から出ている所(C)なら在ります。
どう考えても、あれは‘滝’とは思えないのですが、滝(A)と滝(B)が‘滝’ですから(C)もやっぱり滝なんでしょうか・・・微妙。
月光川の右岸沿いの砂利道を進むと月光川ダム直下に辿り着きますが、その途中に不動明王を奉った?神社があります(この川の名前はド忘れ中)。20年以上前?に突然立派な祠が建ち、除草されて、滝がバーン!と視界良く見られるようになりました。その時、滝の中程に不動明王が置かれました(コンクリで固定してました)。当時鏡や剣も在ったような無かったような。
今回久しぶりに行ったら、祠が朽ちかけてました。否、ほぼ朽ちて、神社の名前も判りませんでした。この滝の上は水路ではなく沢ですから、‘滝’。で、いいと思うのですが・・・微妙。(^^;