2010年05月21日
蒼樹会の展示会
(昨日までの雨で多くの花が痛み間もなく終わりそうですが、天女などは未だにつぼみです。)
そんな状況で、私のサクラソウに関する今季最後のイベントは、つるおか蒼樹会の展示会です。
展示会にサクラソウは展示されませんが、開花したポット植えが頒布されています。
昨年初めてお邪魔した時には、園芸品種に疎かったこともあり、のんびり品種確認している間に
お客さんが次々購入していかれ、満足に品種名と花を見ることができませんでした。
今年はシッカリと品種名と花をチェックするつもりで行きました。
新庄市の山野草展のサクラソウ頒布苗は開花していませんでしたが
蒼樹会のサクラソウ頒布苗は、今が見頃とシッカリと咲いていました。
ウチのは徒長し、散り始めたというのに、
青々とした緑の葉っぱに綺麗は花が咲いていました。素晴らしいです。
頒布品の中に、特徴的な紅色を発見。おーっと、いきなり三保の古事を発見。2ポット確認。
そのお隣りの鮮やかな弁色は、なんと岩戸神楽。これも2ポット確認。
じゃあ、あの鴇色の立派な花は・・・。すご〜い、朱鷺の雛です。
鮮やかな紅は、玉光梅と九十九獅子。
特徴的なシボリの梅咲きは、小桜源氏。
白花のかがり弁は、喰裂紙。
白花に緑斑入りは、青葉の笛。
見覚えある白花は、今期入手した白蝶の契。
昨年も会員が先に購入済みされて、鹿島。
昨年購入した、瑠璃殿、前代未聞、蛇の目傘、明烏、漁火。
折紙付、こぼれ紅、瑶台の夢、神通力などもありました。
じっくり眺めていたいのですが、購入者が多いので、そうもしていられません。
今期済みの三保の古事ですが、もっと欲しいし、同定の意味もあり1ポット。
岩戸神楽は初めて見たので2ポット。
同定のため今期入手したかったけど、入手できずにいた飛燕を1ポット。
同定のため今期入手したけど、それが品種間違いだった花孔雀を、同定のために1ポット。
ウチに在るはずだけど、今は行方不明の隠れ蓑。同定のために1ポット。
合計5品種6ポットを購入しました。
つるおか蒼樹会の頒布苗は1ポット200円。
葉の茂りと根の伸びなど生育状況は非常に良いので、1年でよく増えてくれます。
とてもお買い得だと思います。
↓今期入手したウチの飛燕は、やはり飛燕で良いようです。
↓隠れ蓑と花孔雀。
↓ウチの花孔雀は、隠れ蓑だったようです。
というよりも、ウチの花孔雀は名札の差し間違いで元々隠れ蓑だったのかもしれません。
花も終わりにて、飛燕とウチの花孔雀の同定を済ませることはできました。
同定できないと来年までお預けですから、今期の内に同定できて大変嬉しく思います。
今回会場で頒布品のポットを眺めていると
「サクラソウ保存会の方ですか?」と、突然声を掛けられ、ビックリしました。
サクラソウ保存会といえば、
故安野先生に庄内紅を無心され、提供された庄内紅を赤川河川敷に移植した
国土交通省東北地方整備局月山ダム管理事務所傘下の方々の事だと思ったので
『サクラソウ保存会?』『確か阿部月山子さんも関係していたような・・・。』
と思ったので、他意はなく素直に「いえ、違います。」と返答しました。
頒布苗を選び終え、入り口の受付テーブルに持っていくと、
受付テーブルの上には今回の展示会を知らせるハガキと、
そのハガキをPCで作成した際、試しにプリンタで打ち出した用紙がメモ用紙代わりに置かれており
ポットを置く場所がありませんでした。なので、受付テーブル後ろの作業テーブルの上で清算しました。
清算している時に、
受付テーブルに置かれているメモ用紙=試しにプリンタで打ち出した用紙が、何気に目に止まりました。
かすれたプリンタ印刷で、一昔前のプリンタのようです。
『昔はみんなこんな感じだったんだよな。』と懐かしく想った時、
用紙の周囲が、なんか見た事ある緑色の縞模様になっていることに気づきました。
チラッ、チラッとチラ見すると・・・。
あれ? あれれ?? まさか!!
それは展示会を知らせるハガキをPCで作成した際のモノでもメモ帳でもなく
私のこのBlog、5月14日『蒼樹会の展示会』の画面を印刷したものでした。
私はサクラソウの保存活動などしていませんので
『Blogやっている人ですか?』とでも言ってくれたら良かったのに。(^^;
プリンタの印刷がかすれていたのではなく、私の掲載画像がかすれていたんですね。(笑)
今日は霧に被われ、風が吹くと何所か肌寒い感じ。それでも陽が射し込むとジリジリ暑い陽射しでした。
今日の最低気温15.1度(+3.8度)、最高気温21.2度。11:50=19.8度。18:20=15.1度。
明日の予想最低気温11度。最高気温23度。降水確率午前0%午後10%。波の高さ0.5m。