2013年12月13日

故斎藤先生所縁 #31-40

去年の植え替えの様子は2012年12月11日『故斎藤先生所縁 #31-40』になります。
2013年度の開花で同定した結果、正しかった品種には○を付けてますが、
100%ではないので、来年度以降も同定作業は怠れません。

#31三顧庵=百千鳥(画像無し)
2013年05月18日『開花状況 同品 百千鳥』で紹介したように、#72大神楽(& #8十二単重 #31三顧庵 #35凱歌)、#79楓狩(& #113緋の司)、#102神通力、#105泥中の玉は、並べて見比べると全て同品で百千鳥でした。
故斎藤先生の栽培品種一覧表に百千鳥はありませんが、#89獅子奮迅があり、フリルが消えたようです。

#32赤トンボ=寿
2012年05月14日『#32赤トンボは寿』で紹介したように、#32赤トンボは寿でしたから
2012年11月29日『小型プランター.4』で紹介したように、従来の寿を譲渡にまわし#32赤トンボの寿を植え、2013年育てました。
2013年05月20日『開花状況 小プラ.4-2』で紹介したように、寿絞りは一番最初に入手した個体。


2013年03月22日『新規入手.5』で紹介した、仙台さくらそう会の浦澤さんから今期新規にいただいた寿絞りは
2013年05月14日『花茎1本だけの鉢.1』と
2013年05月17日『開花状況 プラ鉢.3』で紹介したように寿でしたので、譲渡にまわしました。


#33玉孔雀○:2012年は生育が良い株を譲渡にまわしてしまい、残した1株から5芽取れたが、根が貧相だった。
それでも、丈夫な品種なのだろう、2013年も大きく生育してくれた。face02


#34京霞=京霞ではない。花車、初桜etc 同定できず只今品種不明
2013年05月17日『開花状況 プラ鉢.1』で紹介してますが、同定しかねており只今品種不明です。同定のため2014年も栽培します。


従来から栽培してきた京霞は、今期花茎を上げず開花しませんでした。


#35凱歌=百千鳥(画像無し)
2013年05月18日『開花状況 同品 百千鳥』で紹介したように、#72大神楽(& #8十二単重 #31三顧庵 #35凱歌)、#79楓狩(& #113緋の司)、#102神通力、#105泥中の玉は、並べて見比べると全て同品で百千鳥でした。
故斎藤先生の栽培品種一覧表に百千鳥はありませんが、#89獅子奮迅があり、フリルが消えたようです。

#36羅生門=2012年夕栄:#25夕栄は秋の装でしたので、今後これを夕栄として栽培します。


#37勇獅子=勇獅子ではない。笑布袋か同定できず只今品種不明。
2013年05月22日『開花状況 同品 笑布袋』で紹介してますように、同定できていませんが、このまま栽培して様子をみます。


#38天女=#41朱の玉垣=#107汐煙。
2012年に#38天女=#41朱の玉垣と同定したので2013年は1鉢にまとめて栽培。
#107汐煙と同品と判ったので、#38天女=#41朱の玉垣は余剰苗として譲渡に回す。


#39香炉峰


#40殿上人=殿上人ではない。墨染川と思われる。
浪華さくらそう会 日本桜草総銘鑑では白花となっており、ネット検索すると東京都日野市 京王百草園がヒットする。
浪華さくらそう会の山原さんに訊ねると、その通りだとのことで画像をいただく。確かに京王百草園と同じである。


殿上人でネット検索すると、私のと同じ花容が2-3見受けた。
ネット上には、殿上人は墨染川と同品であると記載しているサイトも存在したが、殿上人は白花であり誤り。
ちなみに、墨染川は鳥居恒夫著『日本桜草』昭和60年に記載された品種で
殿上人は、鳥居恒夫氏が世話人代表を務めておられるさくらそう会の会誌 さくらそう1〜13号に掲載されている。
ネット上の画像を見る限り、#40殿上人=墨染川と思われる。



日本の桜草と美術 -桜草の栽培と美術鑑賞-
2013年11月14日14:26『「殿上人」・「大力無双」をどう読むか
2013年11月27日『殿上人(再)』  


Posted by さくら at 19:00Comments(0)植え替え13年秋