2007年11月27日
マシジミ
一般にシジミというと、お味噌で食べるシジミを連想すると思いますが、スーパーなどで販売されている食用のシジミは淡水と海水が混じる汽水域に生息する“ヤマトシジミ”という種類です。今回紹介するシジミは、淡水に生息する“マシジミ”という種類です。
“マシジミ”は、庄内地方では、川でも用水路でも、広く何処にでも生息しています。大きさは15mm前後から20mmのサイズが一番多くみかけます。最上川本流・村山地方地方の水路でも採取しました。
“マシジミ”は、庄内地方では、川でも用水路でも、広く何処にでも生息しています。大きさは15mm前後から20mmのサイズが一番多くみかけます。最上川本流・村山地方地方の水路でも採取しました。
ピンボケ写真で申し訳ないのですが、爪楊枝と一緒に写っているのはマシジミの稚貝です。こんなに小さくても貝殻にと呼ばれる筋or溝(成長肋・成長脈・成長線)があるのですね。
死んでしまうと、黒く変色して、“ヤマトシジミ”のように見えてしまいます。
昨今、タイワンシジミという移入種が問題になっており、“ヤマトシジミ”の産地では深刻な問題になっているようです。
側溝のタイワンシジミ駆除
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071027193745.asp
最上川は広いので全部を調査しきれませんが、庄内のと最上川本流・村山地方地方のはマシジミ。
タイワンシジミについて書かれたサイトは多いのですが、私は下記Blogが勉強になりました。貝は個々差異が激しいので、1個だけ写真でみせられるより、大小色々紹介されてあると、分かりやすかったです。
学芸員のたまご 2006/09/03 シジミ開き。
http://shige-kanao.at.webry.info/200609/article_4.html
Posted by さくら at 07:12│Comments(0)
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