2007年05月29日

山形県メダカ情報センター

山形県メダカ情報センターという組織があります。山形城北高等学校の先生たちが立ち上げた組織で、「名称に‘山形県’とありますが、山形県は関係しているんですか?」と尋ねたら、「山形メダカ情報センターでも良かったのですが、‘山形県’メダカ情報センターとした方がカッコイイかと思って付けました。山形県は無関係です」とのことでした。

山形県メダカ情報センターが発足した当初、庄内地方のメダカ生息地の情報提供を求められ、生息地情報を伝えました。そして1年が経った頃、「山形県メダカ情報センターに集まった生息地情報をください」と申し出たところ「メダカは絶滅危惧種に指定されている貴重な魚なので、他の人には、生息情報を教えないことにしてあるので、駄目です。」と断られてしまいました。

情報の独り占めに憤慨しましたが、人としての問題でもあり、組織の方針ということで我慢しました。しかし、その後、天童市の佐藤酒店の佐藤政則氏とともに、メダカの密放流と譲渡を始めたことは、容認できません。これは由々しき問題です。

生息地情報はくれない、自分たちは勝手に密放流を繰り返す。この行為により本当に昔から生息していた自生地が判らなくなってしまいました。例えば、A池のメダカが絶滅した。幸いにも近所の方がA池のメダカを飼育しており、再びA池に放流しようとしたら、メダカが泳いでいた。果たしてこのメダカはA池の生き残りなのか、否か。どっちにしろ、近所の方が育てていたA池のメダカは、放流できなくなってしまった分けです。つまり、山形県メダカ情報センターと佐藤氏によって、山形県のメダカは壊滅状態となったのです。

しかもメダカは1種類しかいないというのに、宇宙メダカは許すとしても、青メダカ、白メダカ、ピンクメダカだと勝手に分類して「メダカは現在30-40種類います」等と言うに至っては、閉口するしかありません。公に活動されるなら、周囲に与えてしまう影響にも配慮して、もっと環境保全について勉強してから行動を起こすべきです。

何も知らない一般の大人は、学校の先生や懸命に活動されている佐藤氏の主張を、鵜呑みにしてしまうことでしょう。親が鵜呑みにしてしまうと、親を信じて子供まで鵜呑みにしてしまいます。自然を憂う気持ちがある大人は、子供のためにも真実を見極めてほしいと願うばかりです。


佐藤氏はインターネット上で、下記のように発言しています。
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皆さんはメダカを見つけたことがありますか? 昔、どこでも見られた小川に泳ぐメダカ。 今は在来種の日本メダカは壊滅状態なんです。 泳いでいるのはほとんどメダカじゃなくて小魚です。 まだ残っている在来種を県内で探し、17匹より始めた メダカを沢山増やして、小川いっぱいにメダカを蘇らせようと 夢を追っている私です。
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何を持って『壊滅状態』と言えるのか、何処を調査して『泳いでいるのはほとんどメダカじゃなくて小魚です』と言えるのか。メダカを沢山増やして密放流を繰り返すことが、本当の解決策でしょうか。なぜメダカが壊滅状態なのか、その原因を探ることが大切ではないでしょうか。そういうことが解らないから、判ってない人たちが家根合地区のような保全池を造ってしまうのです。

メダカに限らず、生き物をシンボル(出汁)に使って活動しては、いけないのです。

タグ :メダカ

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