2015年01月26日

真実と違う品種.2

山形新聞は、朝日新聞のように事実確認をせずに記事を書くので、真実ではない記事を頻繁に掲載する。

2014年04月05日『山形県レッドリスト(植物版)の改訂』で紹介したように、
山形新聞は『山形県が「野生種は絶滅した」と判断した』という記事を掲載した。
すると今度は、上記事実を元に、書きのような記事を記載した。


記事を読むと、絶滅した野生個体が展示されているようにも読み取れるが、
東根百草会の桜草は植物流通センターで仕入れた販売されている桜草であり、
彼らは自生地とか野生品種とかに関心はなく、
新庄山野草会もそうでしたが、品種銘はどうでもよく、花を愛でているだけの山野草愛好者に過ぎません。
サツマイモの花、イバラトミヨなどなど、山形新聞は本当に無頓着で真実ではない記事を頻繁に掲載するので困ります。

内陸地方は本当に山野草愛好者が多く、熱心に活動しています。
内陸地方は観光地や温泉も多く、
山形新幹線などで観光にきた方が山野草会主催の展示会で桜草を購入して持ち帰ることもあるでしょう。
それを「山形旅行のお土産の桜草」として栽培し、ご近所に「山形の桜草」として伝わり、
譲渡が繰り返された結果、「野生品種山形」になったのではないかと推察しますが、迷惑な話しです。  


Posted by さくら at 04:00Comments(2)日本桜草について