2010年05月27日

遊佐町大楯

ウチの福寿草は此処数日の雨で一気に枯れてしまった。



5月11日『遊佐町大楯』で紹介したお宅を再訪。昨年お会いしてお爺さんと逢ってきた。
昨年は田植えで忙しい時期あったが、今回はゆっくり話しをすることができた。

庄内紅は自生地から採ってきたが、庄内白はどうしたのか忘れてしまい、入手先は不明。
7-8年前の結婚式の披露宴会場のテーブルに飾れていたのを貰ってきた園芸種の白花は
既に花が終わっていたが、地植えされている場所は判っているので、2株分けて貰った。
土が硬く根は短かった。白鷹より花が大きな白鷲だと思っているので、来年が楽しみだ。

お爺さんは庄内紅が葦の中に咲いていたのを見ているというので、状況を訊ねると
群生と言っても菜の花畑のように一面に咲いているわけではなく、
大小様々の塊でポンポンポンと咲いていて、塊単位で盗られていたそうです。
自生地は盗掘で消滅したのではなく、基盤整備で消滅したそうです。

お爺さんは耳が少々遠いので、会話がスムーズにやりとりできませんので
上記のことを二度三度訊ねて確かめなから会話をしている時、
思い出したように「福寿草も盗られで、ねぐなたんだの。」と言いました。face08 icon05

「福寿草も在たな?!」
「んだ、昔っから竹林さ咲いっだもんだけ。
 んだども今の福寿草どは違うぞ。今みだく色濃くねんだ。
 今んなは毒々しんだろ、黄色くで。薄っすんだ。あどねんだろの・・・。」
「竹林?」「竹林さ生えっだなが?」
「竹林ったって薄っすなんぞ。」「北風強えもんださげの。」
「竹林だば、こう斜面なてっどこが?」
「んだ。北風あだるもんださげ薄っすぐで・・・。」
「んだば北斜面が?」
「北・・・?」
「西斜面が?」
「んでね、桜草は東や。東のこう斜面なてんだろ。
 東だから陽当だる東斜面の葦の中っがさ生えっだなや。」
「んだが。桜草は東だば、福寿草は西が?」
「んだんだ。福寿草は西側の苦竹の薄い竹林の中っがでの、北風強えもんだし薄っんだや。
 して桜草は陽当だる東斜面の葦の中っがでの。(自然は)うまぐできでるもんだの。」

この話しを聞いて、私は感動しました。
桜草は東側の葦の中で、福寿草は西向きの斜面という話しなど、ズバリじゃないですか。
今回はとても貴重な話しを聞くことができて、非常に嬉しかったです。
しみじみしじみさん宅に福寿草がたくさん咲いている話しを聞いてから
『遊佐町にも福寿草は自生していたのではないか』と思っていたのですが
遊佐町に福寿草は自生していたんですね。

遊佐町にはイバラトミヨが居て、桜草と福寿草が自生していたと証言される人が居ます。
芝桜を植えれば町並みや八ッ面川は綺麗に見栄えするかもしれません。
上手く育てても間ばらに咲く日本サクラソウでは誘客は難しいかもしれませんが
自生地が存在したことは、とても貴重な事であり財産だと思いますので
イバラトミヨや桜草、福寿草を大切に保全し、活用してほしいものです。  


Posted by さくら at 18:01Comments(2)日本桜草10