2007年10月25日
産卵の季節
赤川水系では1週間ほど前からサクラマスの遡上が始まり、現在サクラマスの産卵行動が盛りです。今年は平年に比べ小さい個体が多いものの、遡上数は多く、河床を掘る様子が観られますよ。(^^)
手作りサンドイッチのコンビニみやざき&十王峠の東岩本集落を流れる岩本川では、魚止めに数尾居り、産卵行動を観ることができます。
手作りサンドイッチのコンビニみやざき&十王峠の東岩本集落を流れる岩本川では、魚止めに数尾居り、産卵行動を観ることができます。
10月5日に『河床低下』で紹介した‘落差工’に掘られていたサクラマスの産卵床です。周囲と比べて白くなっているのが産卵床です。また、その位置にも注目してください。上記もそうですが、10月5日『其処は産卵場』の最後にイラストで紹介した‘水通しの良い場所’です。
田沢川では、今年新たに取り付けられた魚道の効果が早速現れ、田沢新橋の上の落差工までの間で産卵行動を観ることができます。
ただ、こちらは河床に深みが無いので魚が隠れる場所がなく、個体はあちこち移動しています。また石が粗く産卵に適した砂利がないので、サクラマスもあちこち掘って廻っているようです。河床が白く‘掘った跡’は多いのですが、産卵床に適した場所がないというのが現状です。
田沢新橋の上の落差工にも魚道が造られる予定です。(^^)
観察に際して偏光グラスや双眼鏡があると便利です。