2009年05月14日

升田集落攻防戦

日本桜草と日本たんぽぽは、曇りや雨の日の方が、花の輝きが目立って見える。
ガス欠のお爺さんを助けた後、『なんちゃって鳥海筍』を採りに急ぐ道路脇には、西洋たんぽぽが咲き乱れていた。
玉簾の滝がある升田集落を通過する時、レモン色のたんぽぽが見えた気がして、『あれ!?』と思った。
西洋たんぽぽは、オレンジ色(みかん色)っぽい暖色だが
日本たんぽぽは、レモン色っぽい輝きで、花ヒラの1本1本が長く花が大きいので、一目で判る。

『なんちゃって鳥海筍』採りを終えて下山する時、升田集落手前で思い出し、車を止めて観てみたら、西洋たんぽぽだった。
そんな馬鹿な。私が見間違えたの?!face08

んだ!ブログの方々にも判り易くするために、玉簾の滝へ向う。玉簾の滝駐車場付近は全部西洋たんぽぽ。
升田集落内では、日本たんぽぽと西洋たんぽぽが陣取り合戦の真っ最中だったが、圧倒的に西洋たんぽぽが勝っていた。
年に一度しか開花=種子を飛ばさない日本たんぽぽが集落内で孤軍奮闘しても、勝ち目はない。
↓左の2本が西洋たんぽぽ。右の1本と種子は日本たんぽぽ。


でも、日本たんぽぽが存在するということは、他の地域にも日本たんぽぽが残っているはず。
橋を渡り日向川右岸へいくと、在りました在りました。日本たんぽぽが群生してました。face03


しか〜し、この地より山手(上流)は西洋たんぽぽに支配されていました。
この地より山手の田んぼが休耕田で荒れ地になっており、西洋たんぽぽが占有。
そこを足がかりに年に数回種子を飛ばせば、多勢に無勢。じわじわ侵略されてしまうのは時間の問題。
いつの間にか日本たんぽぽが消滅して、西洋たんぽぽに変ってしまうこと、間違いなしです。

日本たんぽぽは既に珍しい植物になってしまい、ましてこのような自生地は貴重だと思います。
升田集落、八幡地区の方々には、日本たんぽぽと西洋たんぽぽの勢力図を調査していただき
日本たんぽぽを守っていただきたいものです。
福寿草やかたくりの自生地が観光に結びつくように、これは貴重な財産です!

※日本たんぽぽは年に一度、この時期にしか開花しませんので、今しか調べようがありません。
日本たんぽぽを守るには、西洋たんぽぽの花を見つけ次第摘み取りまくるしかないでしょうね。


タグ :タンポポ

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この記事へのコメント
西洋たんぽぽの複数回の繁殖活動にはひとたまりも無いですね。節操がないというか、無軌道というか。
Posted by とーしろとーしろ at 2009年05月17日 14:47
日本桜草を求めて探訪していると、日本たんぽぽを鉢植え栽培している園芸愛好者も少なくありませんし、三川町山野草会のように三川町文化交流館にわざわざ植えているほどで、『日本たんぽぽは貴重なんだ』という意識は浸透しているんですよね。

観光の目玉の一つにもなるでしょうから、日本たんぽぽ群生地を残したいですけど、農作業や山菜採りで忙しい時期ですし、地味な保全活動になるでしょうから、難しいでしょうね。
Posted by さくらさくら at 2009年05月17日 16:45
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