2022年01月14日

事実だけど、真実は如何に。やらせ?

先日、上高地のニホンザルが魚類を食べている画像が公開されました。
今は川や湖沼の水に含まれるDNAを分析することで、その川に生息する魚種が判る時代になっており
ニホンザルの糞をDNA解析すれば、何を食べているかなど、容易に解明してしまいます。
なので上高地のニホンザルが魚類を食べているのは事実。

だけど公開された画像は、本当にニホンザルが捕らえた魚なのでしょうか?

事実だけど、真実は如何に。やらせ?

標高1500mに位置する上高地の冬に、川は氷に覆われ凍らないのでしょうか。沢は雪に埋もれないのでしょうか?
イワナなどは流れが緩い物陰で越冬しているはずなのに、ニホンザルはどうやって捕らえるのでしょう?
イワナなどは川底を泳ぎます。鯉のように水面を泳ぐことはありません。
なのにこんなに大きな魚が、ニホンザルに捕らえられるほど岸近くの浅いところを泳ぐものでしょうか?

問題は、これらの画像は研究者が撮影したものではなく、民間の写真家が撮影したが画像だということ。
写真家は、決定的瞬間を効率良く撮影するためなら手段を選びませんし、それが批判されることもありません。
例えばカワセミが水中に飛び込んで小魚を咥えた一連の写真を撮影する際、
写真家は小魚を大量に入れた浅い溜まりを自作し、撮影します。
今回の写真も『ニホンザルが魚を食べている写真』であり、魚を捕らえた写真とは一言も書いてないんですよ。
つまり写真家たちは、積もった雪を除雪して川に降りれるようにして、凍った川の雪と氷を取り除き、
魚を大量に入れた浅い溜まりを自作して撮影=既成事実を演出したのではないかと考える次第です。

なので研究者が上高地のニホンザルが魚類を食べていると結論つけたのは真実。
だけど今回の『ニホンザルが魚を食べている写真』を、その研究と合わせて真実として公表して良いものか、大いに疑問。

事実だけど、真実は如何に。やらせ?


もう一つ疑問に思うことがあります。それはニホンザルが捕食している魚がブラウントラウトであるということ。
上高地は釣り禁止なので漁協は存在しません。なのに何故外来魚のブラウントラウトが生息しているのでしょう。
ブラウントラウトを放流しても釣り禁止なので釣り人に利点はありません。
夏の観光客が川を泳ぐ魚を見て喜んでくれるよう、地元の誰かが放したのでしょうか。
消去法として写真家だけが得しているんですよね・・・。

事実だけど、真実は如何に。やらせ?

下衆な勘繰りとして疑問に感じたことは、下記の3点です。
・上高地の川や沢は、冬でも凍らないのか?
・ニホンザルが手掴みできる浅い場所に、なぜあんなにデカい魚が居るのか。
・研究者が目撃できなかった生態を、見事に写真家が撮影できたのは何故か?
以上、とても不思議に感じてます。
冬でも夏でも、下記のような浅い場所に、イワナやブラウントラウトが、しかも上記のような大きな個体が生息するわけはないのです。
DNAの分析結果は事実。猿が魚を食べれているのも事実。ならば猿が魚を捕らえるシーン、場所の画像・映像を見せてほしい。
猿が魚を食べれる環境を作って、ヤラセとも言える画像ではないのかと疑ってしまいます。

事実だけど、真実は如何に。やらせ?


Posted by さくら at 00:00│Comments(0)
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