2012年02月24日
桜草の育て方.5
【 桜草の栽培イメージ.2 :鹿沼土は使っちゃ駄目! 】
園芸界では桜草は山野草のジャンルですが、
イメージとしては菊などと同じ野草のジャンルだと捉えています。
桜草の栽培に使う用土に、鹿沼土を使う人をみかけますが、なぜ使うのでしょうか。
きっと深い意味はなく、桜草を山野草と捉えてしまっているから、
『鹿沼土=山野草の用土を使っても問題はない』と考えて使っているだけだと推察します。
園芸店で販売されている桜草のポットにも鹿沼土が使われていることも、要因の一つだと考えます。
(栽培業者は、大量購入で安価に仕入れ、他の植物にも使っているから使っているだけでしょ。)
でも、ちょっと待って。
鳥居恒夫著『色分け花図鑑 桜草』10ページ『サクラソウ(桜草)という草花』には
「北海道や東北では低地に、関東から中部と山陰、九州では高原の湿性地に生え、云々。」
「草原や雑木林の湿性地に生える多年草で、云々。」
と書かれてます。
自生地を襲う洪水などで運ばれた泥土は栄養分が高く、
草原や雑木林の落葉などはミミズなどの餌になる。
そんな環境の自生地に、
鹿沼土は存在していませんよね。
鹿沼土にミミズは生息しませんよ。
鹿沼土はPH4〜5、赤玉土はPH5.5〜7位。
桜草自生地もPH5.5〜7位と推察され、酸性度が高い鹿沼土は、桜草栽培に適さないと考えます。
現に、私も鹿沼土主体の用土で育てたときには、うまく育ちませんでした。PHが違うんですよ。
桜草を山野草だと捉えて鹿沼土を使っているようですが、桜草は野草。
桜草は朝顔や菊栽培の古土で育つと紹介しているサイトもあります。
朝顔や菊栽培に鹿沼土は使いませんよね。桜草にも鹿沼土は合わないですよ。
園芸界では桜草は山野草のジャンルですが、
イメージとしては菊などと同じ野草のジャンルだと捉えています。
桜草の栽培に使う用土に、鹿沼土を使う人をみかけますが、なぜ使うのでしょうか。
きっと深い意味はなく、桜草を山野草と捉えてしまっているから、
『鹿沼土=山野草の用土を使っても問題はない』と考えて使っているだけだと推察します。
園芸店で販売されている桜草のポットにも鹿沼土が使われていることも、要因の一つだと考えます。
(栽培業者は、大量購入で安価に仕入れ、他の植物にも使っているから使っているだけでしょ。)
でも、ちょっと待って。
鳥居恒夫著『色分け花図鑑 桜草』10ページ『サクラソウ(桜草)という草花』には
「北海道や東北では低地に、関東から中部と山陰、九州では高原の湿性地に生え、云々。」
「草原や雑木林の湿性地に生える多年草で、云々。」
と書かれてます。
自生地を襲う洪水などで運ばれた泥土は栄養分が高く、
草原や雑木林の落葉などはミミズなどの餌になる。
そんな環境の自生地に、
鹿沼土は存在していませんよね。
鹿沼土にミミズは生息しませんよ。
鹿沼土はPH4〜5、赤玉土はPH5.5〜7位。
桜草自生地もPH5.5〜7位と推察され、酸性度が高い鹿沼土は、桜草栽培に適さないと考えます。
現に、私も鹿沼土主体の用土で育てたときには、うまく育ちませんでした。PHが違うんですよ。
桜草を山野草だと捉えて鹿沼土を使っているようですが、桜草は野草。
桜草は朝顔や菊栽培の古土で育つと紹介しているサイトもあります。
朝顔や菊栽培に鹿沼土は使いませんよね。桜草にも鹿沼土は合わないですよ。
Posted by さくら at 12:00│Comments(0)
│日本桜草の育て方