2007年05月31日

急がれる対応 鵜.2

山形県の水産係(内水面の水産担当部署は、水産課から水産室となり、今は水産係です)と内水面水産試験場は、ブラックバス問題や在来種の生息環境調査・保全には一切関わりません。なぜなら「水産業に関係ないから」です。

ただし、「ブラックバス等、水産業に悪影響が報告され、被害届が出されれば、対処を検討します」と公言しています。その一方では「個人および管理者がいる民間の所有地に、県民の税金を使うことは出来ません」とも言いました(『緑税』とは正反対な主張ですね)。

では一体誰がブラックバス等による被害届を提出できるというのでしょう。民間の所有地以外となると、該当するのは行政の管理箇所になりますが、行政が其処で水産業を行っているわけはありませんから被害が生じることは有り得ません。敢えて存在するというのなら、米沢の内水面水産試験場と冬期間閉鎖する大江町古寺の孵化場、遊佐町のニジマスセンターくらいなもんです。要するに端から遣る気がないのです。

こんな山形県水産係と鶴岡市は、2006年12月25日に合同で、赤川漁協にもマスコミ各社にも通達することもなく内密で大山地区の溜池でブラックバス駆除行為を行いました。なにゆえ外部に内密で行ったのか。それは私のような口うるさい民間人を黙らせるためであり、行政は無関心ではないという対外的なポーズ造りのためです。一度でもブラックバス駆除行為を行えば、公文書に記録を残せますからね。

今回駆除活動した溜池には、数年前まで絶滅危惧種であるシナイモツゴが生息していました。ブラックバスの密放流が確認された初期の段階で県と鶴岡市には報告され「シナイモツゴ保護のためにブラックバスの駆除を行ってほしい」と陳情されたのですが、上記理由から駆除作業が行われることはありませんでした。ほどなくシナイモツゴは絶滅してしまいました。でも、民間からブラックバス駆除要請が有ったことは事実です。

『絶滅危惧種であるシナイモツゴの生息確認は、県の調査では確認できませんでしたが、ブラックバスは確認できましたので、民間の要望通り駆除行為を行い、要望に善処しました。』と報告されては、全てが真実であり、反論できません。(笑)

今回の駆除では40cmを越えるブラックバスも採捕され「こんなデカいのも獲れたよ」と笑顔だったと聞きます。鵜も、現状では民間から被害が報告されていない現状なので、被害が拡大して魚が釣れなくなってから対策を取るのかもしれません。『今日はアユが10尾も釣れたよ。鵜への対策が功を奏して、ツ抜けできました。という喜びの発言が聞かれた』と公文書に記録し、主旨と視点をまやかし成果を誇張するために。(^^;

タグ :環境

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