2020年12月25日

福寿草 ミチノク 18〜20年の生長記録

2018年03月25日:ミチノクフクジュソウを、知人の庭の物干台のコンクリートブロック台の下から救出。養生さえるべく貰って来ました。
2018年04月01日:開花の様子。
2018年04月09日:花も終わり、葉が茂る。



2018年11月14日:植え替え。
2019年02月22日:開花。
2019年03月03日:好天続きで花びらが伸びて大輪へ。


2019年秋に植え替えをしましたが、画像無し。
2018年11月14日の植え替えの際は、根が片方に片寄ってましたが、2019年秋にはとても良く生長しており、根が芽を中心に丸く茂ってました。
今は『福寿草は播種から4年目で開花するのか?』を試験栽培中で、鉢数が増えて栽培スペースが限られている状況なので、
元気に復活したこのミチノクフクジュソウの鉢は知人へ戻しました。



2軒目は「植えて何年も経つけど増えないの」という佐藤さんのお宅。
壁際に植えられているので陽当たりが悪く、肥料は与えていないとのこと。
「何年も経つけどポツンとしか咲かなくて、植えたのも忘れるほど興味が薄れている」
「庭の手入れは業者さんに任せているので、踏まれたり、知らない内に枯らしてしまうかもしれない」とのこと。
福寿草は好きだというので、実生で増やした株を譲渡。翌日電話があり、譲ってもらいました。
2019年03月21日:移植。植えて何年も経つというのに、根が短くて本数も少なくてビックリ。あと深く植え過ぎ。
2019年04月05日:2輪目開花。



2020年秋に植え替えをしましたが、画像無し。
2020年02月24日:開花
2020年03月03日:2輪目開花
2020年03月16日:花閉じる。15日は好天なれど花が開かず。開花から3週間が経ち終焉を迎えたようです。
2020年05月31日:花閉じるから2ケ月以上も元気に葉を広げております。



2020年11月14日:鉢開け。新しい根をたくさん付けて、大きく生長しています。
根が小さくても最初からロングポットで栽培して正解でした。2021年も大きく生長するでしょうから、2鉢に分けました。




福寿草とミチノクフクジュソウは、葉の色からして違います。
福寿草は種を付けますが、ミチノクフクジュソウは種を付けず株分けで増えます。



佐藤さんは園芸店で「福寿草の潅水は週に1度で大丈夫です」と説明を受けたそうですが、そんなことはありません。
肥料も大好きなので、極々薄い液肥を毎朝1回鉢底から流れ出るまでしっかりと潅水します。
イメージしてみてください。
福寿草は雪解けとともに開花する植物で、雪解けした地面は水分が豊富です。
それなのに「福寿草の潅水は週に1度で大丈夫」なんてこと、ある分けないじゃないですか。
下の画像のように、田んぼの畦や水路の際でも自生しています。
開花してからは、茎は伸びで葉をグングン広げてますから、
水が不足すると茎が垂れてきますから、気温は急激に上がった日などは2〜3回潅水します。

また山には落ち葉が堆積してますから、水道水と違って、山の水には栄養が豊富に含まれています。
元々そういう肥料気豊かな環境に自生しているのですから、福寿草は肥料大好き。
固形肥料を与えているとはいえ、水道水だけでは栄養不足ですから、極々薄い液肥を潅水しています。



  


Posted by さくら at 10:37Comments(0)福寿草 ミチノク