2007年12月08日 21:19
突き当たりのマスの中には、ドジョウとトウヨシノボリくらいしか魚はいませんでしたが、辛うじて二枚貝が生息していました。
十の沢池の中にはドブガイB型=タガイしか見つけられませんでしたが、マスの中からドブガイA型=ヌマガイを確認しました。
2001年11月3日以前の十の沢池には20cmほどの二枚貝も生息しており、ドブガイA型=ヌマガイであると思われるのですが、残念なことに、今は確認することができません。
このように地域住民に迷惑をかけ、周辺の生き物を消滅させてしまった発端は、バス釣り愛好者の身勝手な移植放流が原因です。その尻ぬぐいには県税も使われおり、バス釣り愛好者はゴミの不法投棄者と同類といえるでしょう。
バス釣りは禁止事項ではありませんが、外来法により、ブラックバスなどの生きた個体の持ち出し=移動と飼育は禁止されています。水辺の生息環境の保全と保護のためにも、バス釣りを見かけたら「外来法により、持ち出しは禁止されているの、気を付けてくださいね。」と声を掛けるか、車両ナンバーを控えて「持ち出しされるかもしれないので、お巡りさん注意しに来てください」と最寄りの警察へ通報してください。
バス釣りは、古い家電を積んだ車が山道や農道、河川敷を走っているのと、なんら変わらない行為です。不法投棄していなくも、古い家電を積んだ車が山道や農道、河川敷を走っているなら、そんな車を見逃して良い分けはないでしょ?
ブラックバス問題は県議会でも取り上げられ、県税を使って対処しています。県警が無関係・無関心である道理はありません。貴方の呼び掛けが、メダカやエビ、トンボなどの、水辺の自然を未然に守ることにつながるのです。