2007年08月30日 06:59
電気ショッカーで採捕した個体の天然と人工産の比率は、私の見た目では6:4で人工産が少なめ。サイズは天然の方が明らかに大きく、人工産は小さかったです。
そこで、月光川水系の放流量50kgについて尋ねてみると、「放流50kgでは5000-8000尾にしかならず、天然遡上の10分の1にもなってない。」とのこと。ということは、庄内各河川で解禁当初から釣れた20cmオーバーの鮎たちは、みんな天然だったようです。
春に遡上した天然鮎が縄張りを持ち、良い餌場を確保して大きく育つ。今年は遡上尾数が少なかったので広い縄張りを持てた事で、余計大きく育った。そこへ2〜1ケ月から遅れて、5月下旬から6月上旬人工産が放流されても、天然鮎に太刀打ち出来ず、縄張りを持つことができなかった。良い餌場を確保できないので育ちが遅く、天然と比べて明らかに小さい。と、言えるようです。