2011年10月04日 19:00
今回採捕した個体の一つが吐き出した、消化しかけた小魚。
ブラックバス釣り用の針。危なく手に刺さるところでした。
ブラックバスを動物に例えるなら、ライオン。
ウグイ、オイカワ、鮒、鯉といった在来の魚を動物に例えるなら、ネコやキツネ。
ブルーギルを動物に例えるなら、ネズミ。
ライオンは獰猛すぎてネズミを捕えることはできないけど、ネコやキツネを捕えて食べることができる。
ネコやキツネはライオンを襲えないけど、ネズミを捕えて食べることができる。
ネズミはネコやキツネが居なくなれば繁殖して、群れと化したときにはライオンさえも襲うことができる。
ブルーギルの繁殖を抑えていた在来の魚がブラックバスに喰われて減少したことで
ブルーギルが大繁殖したと思われる。
ブラックバスの卵や稚魚がブルーギルに喰われて、ブラックバスも減った気がする。
水中の出来事なので観察して全てを掌握することはできないので
来年の春にブラックバスの稚魚がどれだけ現れるのか、
来年の夏にトンボやカエルはどれだけ姿を現すのか、観察していきたいと思う。
生態系崩壊の予兆が杞憂であることを願っている。