遊佐町大楯

さくら

2010年05月11日 20:28

桜草が自生していたという遊佐町大楯へお邪魔してきました。
昨年「これ(庄内白)は、おれが採ってきたんだ。」と言われたので
今年もお邪魔したのですが、オヤジさんは留守で奥さんが対応してくれました。

「こんなオヤジさんが採てきたんだろ?」
「んね。違う。そんなは本物ではね。」
「えっ?! 去年採てきたんだと言ったけよ。」
「んね。そんなではね。」
「えっ、この白い桜草は貰たなが?」
「んだ。」「あっちゃ在る赤いのが本物だ。」
「こっちの赤(庄内紅)は本物(自生地からの採取品)でねなが?」
「んだ。あっちなだ。」

が〜ん、ショック!
でもまだ確定ではないのでは、また訪問してオヤジさんからも話しを聞きたいと思います。

「かあちゃんは、田もとさ咲いっだどこ見たごとあるが?」
「んね。」「めはの、咲いっだもんだど。」
「なして見だごどねな?」
「おいは○○から嫁いできたんだもの。」
奥さんは月光川右岸地区の集落出身で、そっちには自生していなかったそうです。
嫁いできた年代を訊ねていませんが、嫁がれてきた時には、自生地は無かった。
ということですね。

↓これは出席した結婚式場のテーブルに置かれていたのを貰ってきて植えた桜草だそうです。
大きな花径で白鷲ではないかと思えました(画像の下に庄内白が1輪写っています)。


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