2017年10月11日 00:00
サクラマスと入れ違いで姿を現したのは30〜40cmほどの鯉であった。
下流から遡上してきたのではなく、ダムから流下してきたのであろう。
鯉は雑食性で、砂の中のモノも食べるし、小魚も襲って喰う。
そんな魚がサクラマスやヤマメ、イワナの産卵場に居たのでは、
産み落とされた卵はもちろん、孵化した稚魚まで食われてしまう。
駆除してほしいが、此処は禁漁区だし、
管轄の最上第八漁協の鈴木組合長は最上川左岸の人間でもあり、
右岸支線には全く無関心でやる気が無くにべもない酷い人で、なんど言い争ったことか。
その鯉の姿が見えないと思ったら、下の淵に大きく成長して群れていた。
先ずはこの鯉たちを駆除しないと、サクラマスやヤマメ、イワナの資源保護が成り立たないぞ。
以前はダム下に居た鯉が、なんで下の淵に群れて居るのか不思議だった。
大きく成長したから水深が浅く感じて、深さある場所に移動したのかと思ったが、原因は川鵜の襲来だった。
この白く広いのが川鵜の糞の跡。だからウグイも僅かしか居なかったんだ。
鯉を駆除したら、テグスでも張って川鵜の襲来を防ぐ必要性もあるようだ。
川鵜は何所にでも現れ、月光川C&R区間の石の上も川鵜の糞で真っ白です。