青葉の光 図録と違う

さくら

2014年05月22日 12:00

青葉の光を撮影しても美しさを感じず、平凡な花にしかに見えなかった。芸がない。
実生を行う先人たちは、一目見て違いが分る個性的な花を追い求めていたと聞いていたのに
これにはその美を感じない。余りにも特徴が無いのが個性なのかもしれないが、どうしても気になった。

日本桜草総銘鑑に因ると、桜草の品種名に『青葉』と付くのは下記の5品種がある。
青葉(八重)、青葉の空、青葉の光(作出者尾崎康一)、青葉の笛、青葉の緑(作出者高木勇)
上記の中で所有しているのが青葉(八重)、青葉の笛。そして青葉の光(尾崎康一)。
青葉と青葉の笛は同定済みで間違いはない。
日本桜草総銘鑑に因ると、青葉の光は尾崎康一氏の実生品種で、白色緑絞り細弁平車咲きとあり、手持ちの花容と違う。


しかし、鳥居恒夫氏が世話人代表を努める東京のさくらそう会の関係者のネット上サイトには、これが載っている。
青葉の緑は見たこともないが、高木勇氏の実生品種なので、札挿し間違いで青葉の光になったとは考え難い。
最後の青葉の空は、花色、咲き方、作出者も出典元も不明。
尾崎康一氏の青葉の光は白色緑絞り細弁平車咲きと図録に載っているだから、
品種同定に定評がある鳥居恒夫氏が間違えるであろうか?
だとすると、これはまたしても鳥居恒夫氏と東京のさくらそう会に因る品種乗っ取りということだろうか。
そして手持ちの青葉の光は、青葉の空かもしれない。

怪しい品種は、常に鳥居恒夫氏と東京のさくらそう会に在る。


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