2011年05月27日 12:00
新潟日報 2011年5月26日
『阿賀町の民家でサクラソウ見ごろ 県内でも珍しい大群生』
庭植えが難しいとされるサクラソウが民家の庭一面に群生し、見頃を迎えている。阿賀町鹿瀬の伊藤フキさん(82)が半世紀をかけて育て、近所の住民らが連日、写真撮影や見物に訪れている。
伊藤さんは50年前、知人から野生種一株を譲り受け、これまでに約3千平方メートルの敷地のいたる所に株分けし、丹精を込めて育ててきた。もともと庭植えが難しい花だけに、県立植物園(新潟市秋葉区)は「大群生させたのは県内でも珍しい」と驚いている。