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撮影していて気付いたのですが、福寿草が良い感じに咲いている場所は木の影が邪魔します。
今は木々に葉がありませんが、夏場は葉が生い茂り日陰を作るでしょうから、
春は陽が燦々と照り、夏場は木陰になる場所が、福寿草の生育に適した環境なんでしょうね。]]>
「増える場所では増えるけど、土が悪いとなかなか増えない」との事。
土が悪いというより、大鳥地区は豪雪地帯なので家の周りの畑や山にまだまだ残雪があり、
雪解け水が豊富で土が湿り過ぎているのではないかと感じました。
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ツボミ(花芽)も見当たらず、開花の見頃は来週14日(日)頃。21日(日)まで楽しめるのではないかと思います。
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ですが、自生地の生息数が昨年が減少し続けており、花も終わりで、ほとんど撮影せずに終わりました。
↑2020年03月15日
↓2018年03月21日「福寿草 自生地 2018 a 見ごろ♪」は見事でした。2019年03月10日「福寿草 自生地 巡り」から突然減少したそうです。
久しぶりに2016年03月25日「自生地の福寿草.3」の場所へ行きましたが、此処も花数が減っていました。
↑2020年03月15日:二股の木の根元にしかまとまって生えていません。「これだけ!?」という感じ。
↓2016年03月25日「自生地の福寿草.3」:二股の木に向って群生していたんですけど、今はありませんでした。
2019年03月24日「福寿草 自生地 巡り」で紹介した場所では既に花が散っており、
よいアングルが無かったので撮影しませんでした。此処でも花数が少なく感じました。
↑2020年03月15日:昨年は2箇所で咲いていましたが、今年は1箇所だけ。消滅したのかな・・・。
↓2019年03月24日「福寿草 自生地 巡り」
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自生地の周囲の落葉を見ますと、此処は春からクルミの木に頭上を被われて日陰になる場所のようです。]]>
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↑福寿草の群生とは、こんな感じで散っている状態です。
↓園芸店で販売されているミチノクフクジュソウのお花畑のようには密集して咲きません。
↓ポツンと離れて芽吹いいて、種で増えていることを思わせます。
↓水辺に咲いているように、福寿草は水気と肥料気が欠かせません。
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↓2018年03月21日「福寿草 自生地 2018 a 見ごろ♪」で紹介した場所では、露骨に少なかったです。
↑2019年03月09日:まだ時期が早かっただけだと良いのですが・・・。
↓2018年03月21日「福寿草 自生地 2018 a 見ごろ♪」
↑2019年03月09日:茎が結構伸びているので、早い時期に開花したと思われます。
↓2018年03月21日「福寿草 自生地 2018 a 見ごろ♪」:茎は短く、雪解けを待って一斉に開花した感じ。
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やっぱり傾斜地だし、一部にしか根付かないんだね。
で、根付くと大繁殖。ということは自生するには肥料気が必要で、肥料気があるから増える。
ということなんだと思います。]]>
見応えしそうな場所を撮影していますが、笹薮の中に単体で咲いているのも幾つかありました。
此所では日当りの悪さから、株で増えていないようです。
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茎が伸びているし蕾みだし、土の湿り気が多かったので、最近まで雪が残っていたと思われます。
此所でもフキノトウと混生しているようです。
なんとなく福寿草が線上に生えている気がして、日照の境界線かなと思ったりしました。
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不思議とフキノトウの脇で咲いていることが多い気がします。夏場はフキの葉で日陰になるからかもしれませんね。
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とても綺麗に咲いていましたが、
「今年は異常で、例年の半分も咲いてない感じだ。こんなのは初めてで、原因不明で残念だ」
と今後を心配されていました。
暖かくなると蔓が生い茂る斜面だそうです。
足元に注意して見てみると、枯れ草の下に蕾みが幾つも見れました。
枯れ草を取り除くと、蕾みがポン!と開いたのでビックリです。
隣りの地主の爺さんいわく「この辺りで福寿草が咲いているのは隣りだけ」とのことでしたから
天然ではなく移植したものと思われます。
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2016年03月17日「自生地の福寿草.1」と比べたら生育は全然遅いですが
2017年03月17日「福寿草 自生地」とでは、ちょっと早いか同じくらいかな。
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また、フクジュソウとミチノクフクジュソウとの違いが判りやすく紹介されていたサイトがありました。
新・高井野風土記>季節の花>【高井野の福寿草】
これで萼片(がくべん)の長さを見比べると一目瞭然です。
葉の色と茎の色
上記画像で萼片(がくべん)の長さを見比べると同定は一目瞭然なのですが、
私が最初に違和感を覚えたのは萼片(がくべん)ではなく、葉の色と茎の生え方なんですよね。
ネット上ではコピー&ペーストで作製された文章で溢れているので、どのサイトでも異口同音なことしか書いてなく
何処にも「ミチノクフクジュソウの葉は赤紫色をしている」と書いていません。
(上記画像内の文字「蕾みと葉が赤紫」「茎が緑じゃない」「茎も赤紫」は私が加えました)
葉の色で品種を見分けてはいけないのでしょうか???
それに「茎が中空がミチノクフクジュソウ」「茎が中実がフクジュソウ」というのも、本当でしょうか?
先日の強風で折れたウチのフクジュソウは茎が中空です。指針となる折る位置が存在するのでしょうか?
それよりも、茎が中空か中実かより、茎の色で判断して品種を見分けてはいけないのでしょうか?
どうみてもミチノクフクジュソウの茎は赤紫色なんですけど・・・。
河北町の民家で咲いている福寿草の写真をよく視ると、外側に茶色い萼片が見える花が1輪あり、
花びらの半分ほどの長さですから、やはりミチノクフクジュソウですね。 葉と茎が赤紫。緑色ではない。
フクジュソウとミチノクフクジュソウは生え方が違う
上記画像のミチノクフクジュソウは、植えて15年経つと新聞に書いてました。
一見すると等間隔で植え付けしたように見えますが、ミチノクフクジュソウは上記の様に等間隔で生えるのです。
遊佐町大楯地区の高橋爺さん宅の庭でも、同じように等間隔で咲いていました。
均等に離れて生えるので、お花畑のように見える咲き方をするのがミチノクフクジュソウです。
下記画像は私が紹介した自生地と、仙台市太白区蕃山、南会津町南郷地区中小屋のフクジュソウ自生地の様子。
株毎に密集した形で点在して自生しているので、まばらに咲いており、「一面お花畑♪」とは言い難い状況に咲きます。
下記はミチノクフクジュソウ自生地の画像。
長野県東筑摩郡筑北村の大側地区にある福寿草の群生地の写真。
フクジュソウとミチノクフクジュソウの生え方に言及されていた方がいました。
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多摩と入間の雑学的な散歩「ミチノクフクジュソウとフクジュソウ、色が異なるよ@植物多様性センター」
ミチノクはタネで増えていくので、このように点々と生えてきます。
フクジュソウは主に根茎から芽を出すので、1株がまとまって咲いてます。
私の記憶ではミチノクはまだまだいっぱい花が出てきて一面がレモンイエローに染まります。
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記事の行間から、この方もネットで得た情報でブログネタを書いたと思われます。
「ミチノクはタネで増えていく」という記述を他のサイトでは見かけませんし
福寿草は種では増え難いというネット情報と、ミチノクフクジュソウの生え方から推察して、憶測で書いたのでしょう。
ですがミチノクフクジュソウは1本1本別れて生えているというのには同感です。
下記画像左が多摩と入間の雑学的な散歩さんで、右が四季の山野草「ミチノクフクジュソウ」の画像。
興味深いのが左の画像で、茎をよく視るとと、竹林のように1本1本が別れて生えて群生しています。
だから開花するとお花畑のようになるんですね。これがフクジュソウとの生え方の違いだと感じています。
ミチノクフクジュソウが生長すると、葉は深い緑色になります。
ニイガタ越後「旬の撮影地」さんの福島県 喜多方市山都町 福寿草まつりの記事のは、
自生しているのがフクジュソウなので、まばらに咲き、茎は株から斜めに生えていますね。
※「(主に日本海側)にはミチノクフクジュソウ」というのには大いに疑問。
陸奥は福島県などを指しますし、秋田県、山形県など日本海側はフクジュソウだからです。
秋田の菅原さんのHP「山釣り紀行」から「山野草」→山野草入門を閲覧。
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