2009年05月18日

山形市産3品種

5月16日『故斎藤教頭先生.4』の中で、
「鳥海軽石の話しをしたご近所で見つけた日本桜草。‘秋の装’ではないかと。」と紹介した方は、
2007年5月3日『酒田市若竹町で』で紹介したRさんなのですが、改めて今日お邪魔してきました。

私のことを覚えていてくれて、気さくに話しをしてくれました。
友人Iさんからの貰い物なので、品種は判らない。白とピンクがあること。
娘さんが今年植え替えしたので、今年は咲きが良くないこと。
それでも快く苗を分けてくださり、
「Iさんの宅には、たくさん咲いている」というので、家を教えてもらいました。
代わりに小プランター#5在来の白を置いてきました。


写真写りのせいで花びらが細く見えますが、後ろから見れば判るように、庄内在来の白と同じ標準弁です。
下記は5月16日に紹介した画像です。


今の時期を逃したら、開花する来年まで調査できませんので、Iさんを訪ねてみました。
「なんかの、若い人やってきて『この日本桜草は珍しいから大事にして下さい』って言うなんけ。」
と以前Rさんが話したらしく、『あ〜、貴方が。』という感じで、
突然の訪問にも関わらず、Iさんも気さくに対応してくださいました。

庭にはたくさん日本桜草が咲いていました。
特に藤島のおばあちゃんの実家から貰ってきたという
庄内在来の赤は、「一番好き」というだけあって、畳み半畳ほどの広さでビッシリ花が咲いていました。

Iさんは気さくな方で、色々と話しをしてくれるのですが、度々引っ掛かる事を口にします。
「藤島のおばあちゃんの実家から私が直に貰ってきた、遊佐の日本桜草。」と言うのです。
話しを聞けば、藤島のおばあちゃんが「遊佐の日本桜草」と言った分けではなく、某氏が指摘したというのです。
遊佐と藤島の方がコンタクトを取り出したのは、2年ほど前からの話しですし
遊佐の山野草展会場でも、「咲き方が違って、遊佐型と藤島型がある。」という人がいました。
魚でも、少し色形が違うだけで、遊佐の人は「これは遊佐型での」と語り差別化を図るのですが、地域性ですかね。

また、私が庄内在来の白を持って見せると、やっぱりIさん宅にも在りましたが
開口一番「あ、庄内在来種の白ね。」と言ったのです。
この白を、庄内在来種と語っているのは私だけのはずであり、
『庄内在来』と言いならがらも、確固たる証拠がない事も理解しており、ゆえに私は調査しているわけです。
私は、私以外で庄内在来の日本桜草を調査している人と出逢ったことも聞いた事もありませんので
庄内在来と言える根拠を知りたくて「誰が庄内在来と言ったんですか?!」と尋ねました。

すると近所のお爺さんだそうです。
でも、Iさん宅の庄内在来種の白は、そのお爺さんから貰ったものではないそうです。
そのお爺さんが、Iさんが藤島から持ってきた赤を見て「白もあんなやの。」と言いだし
「白あんなんば、頂戴よ。」と言ったのに、いつになっても分けてくれなくて
或る年、お爺さんに行って見せてもらったら、「ウチにある花だったのよ。」とのこと。
それが庄内在来種の白だったそうです。

Iさんは気さくな方なので、色々話してくるので、私も色々話すと、
「あ〜、やっぱりの。」「おかしいと思ってたんだ。」と、色々合点がいくことがあったようです。
私があちこちで「この白知りませんか?」「庄内在来の白なんですけど・・・」と語り歩き続けてきたので
『庄内在来の日本桜草』『庄内在来の白』が、一人歩きし始めているようです。

Iさんは、園芸品種であることを認識してましたし、
日本桜草の栽培方法に関しても20年以上の栽培経験から得た持論があり
『植え替えは頻繁におこなって、余白を設けてあげると良く増える』
『植え替えを行って、鉢の中がぎゅうぎゅうになると消えてしまう』
『植え替えは芽分けではなく、ざっくり大きくまとめて植える株分けが良い』
『植え替えの時期には花が咲き終えた頃が一番間違いない』
等など、私が思っていることと同じことを語ってくれました。
福寿草も栽培しており、全くもって同感でした。

栽培している日本桜草の品種は少なくて、株数だけ多いのですが、入手経路を尋ねたら
以前は山形市に住まわれており、旦那さんが職場の方がら2-3株づつ貰ってきた品とのこと。
それ以外に購入したり貰ったものはない(藤島のは除く)ので、
「だとすると、この白(庄内在来の白)も、山形から在ったんだろの。」とのこと。

故斎藤教頭先生宅には、存命の時に園芸店が遣ってきて、
園芸店が先生から日本桜草をわけてもらい、山形市の植木市で販売したとも聞いていますし、
山形市に在ってもおかしくはないのです。

20年以上前に貰ってきた時には品種を書いた名札も在ったかもしれないけど
今は無くなり、Rさんへ渡した名札も、Iさんがその特徴を書いたのもあるとのこと。
でも、『戸田ノ原桃花』は山形の最初の時からだと思う。
とのことでしたが、残念ながら『戸田ノ原桃花』という品種はないのです。

また、「Rさんにはプランターに4種類植えて「あどは自分で植え替えれの。」と言って渡したけど
植え替えないでそのままだったので、ごちゃごちゃ混ざってしまっての。」と言うので
帰宅後に改めて2007年5月3日『酒田市若竹町で』を読み返すと
『『戸田ノ原桃花』『白花ふくみ咲き』『○○桃ふくみ咲き』『延岡野生品』と4種類の名札が刺されていました。』
とメモってあり、我ながら驚きます。Blogやっていて良かった〜。face03

Iさん宅には
・藤島から貰ってきた庄内在来の赤が畳み半畳ほど。
・山形市在住時代に入手したと思う庄内在来の白。
・秀美に似た花。
・時期が時期だけに、しおれかけたのが一輪だけ喰裂紙に似た花がありました。
「ほしなあれば、分けてあげる」と言われたので、
花が小さいので気になり無心しましたが、
「これは今年すでに人にあげた後なので、今年はもう駄目。」と断られました。
花の大きさから『白滝』ではないかと感じました。
・以前育てていて、消滅したと思っていたら、1本だけひょろっろ咲いて、そこから大事に育てたというのがコレ↓。
「これは駄目。もっと増やしてからでねど、分けてあげらんね。」と、これも断られました。
花茎が高く、下の画像故斎藤教頭先生宅のと同じなので、たぶん楊柳の笛かと。


・Rさんから頂戴したのと同じ品種とのこと。Rさん所も陽当たりが良くなかったのですが、
陽当たりが悪い場所のは薄紫色で、陽当たりが良い場所のは淡いピンクに見えました。
品種不明ですが、鳥居恒夫著「色分け花図鑑 桜草」で調べてみると、都桜ではないかと思います。
「他の日本桜草を飲み込んでしまうほど、すごく増えるの。」とIさんが言いったほど庭に群生しており、
「色分け花図鑑 桜草」も解説にも『大鉢や庭の群植によい。よくふえる。』と書いています。
太い淡桃色の芽が出たら、間違いなしです。


唯一品種を記した名札がありました。高根の雪。これも分けてもらいました。


これも分けてもらいました。品種不明ですが、鳥居恒夫著「色分け花図鑑 桜草」で調べてみると
銀世界ではないかと思います。『富士の花に似てる』と感じましたし、基部の淡い紅紫が、ピッタリ合致します。


今回頂戴した3品種は、Iさんが山形市在住時代に入手した品種です。
プランターにビッシリ密集して植えられていたので、葉も茎もひょろひょろ細いです。(^^;


株数は多いと思われ、根を広げて植えたかったのですが、
葉も茎も根も密集していて、バラせませんでした。
取り敢えずこのまま育てて、植え替えの時期になったら、これは芽分けしようと思います。


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