2012年03月03日

孫半土鉢.5

孫半土鉢の大きさに関しては、口径5-6寸(15-18cm)が、孫半土鉢のようです。

農業世界 昭和15(1940)年11月号付録
 口径五-六寸、高さ六-七寸、稍分厚(ややぶあつ)の常滑焼でありまして、
加藤亮太郎著『日本桜草』加島書店(昭和34(1959)年5月)
 口径、16センチから18センチ位、高さは18cmから20センチ程の厚ぼったい、常滑焼きであり、
鈴鹿冬三著『日本サクラソウ』NHK出版(昭和51(1976)年5月)
 大きさは色々ありがすが、大きなものでは、口径18-18.5cm、高さ12.5cm、縁の厚さ1.5cm、
 小さいものでは、口径16.5cm、高さ11.5-12.5cm、縁の厚さ1.2cmくらいです。
鳥居恒夫著『色分け花図鑑 桜草』学研 2006(平成18)年2月 
 口径5-6寸(15-18cm)の小形のものは孫半斗鉢(孫半と略称)と呼び、云々。
伊丹淸氏は、慎重というかあっさりとした記述ですが、『甕』を使っています。
 半斗甕よりもうんと小さかったので孫半斗と呼ばれた。

口径が内径で良いなら、私の手炙りは辛うじて孫半と呼べる、であろう代物になります。(^^;

私の手炙りに水を入れて容量を計測したら4.3リットル入りましたけど、
100円ショップの6号プラ鉢で2.4リットルですから、計測時に記録間違いしたようです。
駄温鉢7号が3.3リットルだそうですから、
1リットル勘違いしたとして、3.3リットルだと捉えると、駄温鉢7号とピッタリ同じ容量になります。

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鳥居恒夫氏は『色分け花図鑑 桜草』のなかで
『5升入りの水瓶を半斗鉢といい、口径5-6寸(15-18cm)の小形のものは孫半斗鉢と呼び、云々。』
と説明しています。

これを親族の「等親」に当てはめて考えてみますと(「等親」の解釈は色々あるようですが)
1斗を基準にして、半斗から孫にあたるのを孫半斗として考えますと
半斗の孫なら4等親=9リットルの4分の1で2.25リットルとなり、これは6号鉢サイズの容量です。

Blog日本の桜草と美術『桜草栽培史−25 幕末から明治へ(下)』2008年10月03日を読み
『桜草作伝法』では“花大ひなるハ大孫半土二本植”とある。と書かれていることを知りました。

孫半土鉢.5

大孫半土を大叔父大叔母のように、半斗(9リットル)のはとこ関係(6等親)と解釈すれば
9リットルの6分の1で1.4リットル。これは5号鉢サイズになります。

孫半土鉢のサイズは色々あったようですけど、偶然にしても、面白い解釈でしょ。(^^;

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