2007年11月03日
十の沢池
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000710290001
今回の駆除したブラックバスは30センチ以上が41尾、25-30センチ82尾など合計1400尾採捕されたそうです。約1277尾が計測するのも面倒な小さな個体ということになります。
新聞記事によると「恐ろしく単純な生態系だ」と驚く関係者のコメントが書かれていましたが、『恐ろしく単純な生態系』にしてしまったのは、01年11月3日のブラックバス駆除も要因の一つです。
01年11月3日の駆除では、堤の排水口に網を張ることもせず、堤の魚を事前に救出することもせず、水とドロと一緒に全部を下流へ排出したのです。赤川河口域でサクラマス釣りをされている方なら記憶に残っていると思いますが、02年にサクラマス釣りの外道として、赤川河口域でブラックバスが釣れたのは、これが原因です。また、排出されたドロは下流の水路を埋め尽くし、モツゴやタナゴ、ザリガニを激減させました。水路は農業用水路でもありますから、その後ドロ揚げも行われ壊滅的な打撃を受け、今に至ります。
ブラックバスの密放流は、密放流された堤だけではなく地域住民をも巻き込み、下流域の生態系にまで大きな影響を与えました。山形県と鶴岡市は、ブラックバスが害魚であると認識しているのですから、隠すようにコソコソと駆除行為を行わず、駆除を行う理由を公言して、秋田県などが既に施行しているように“ブラックバスのリリース禁止”を条例で早急に定めるべきです。
“恐ろしく単純な生態系”にカウントもされていないようですが、十の沢池にはドブガイ(B型)も生息しています。水抜きされた堤の中で、冬に備えてドロに潜ってました。来年以降もドブガイが生き残ってくれることを願っています。
01年11月3日までは、もっと大きなドブガイも採れましたし、下流の水路にも生息していましたが、今はこのサイズだけのようです。ドブガイで大きな貝というとA型である可能性もあるのですが、当時は二枚貝に疎かったので、関心も薄く、標本を残しておらず・・・なんとも残念でなりません。
「恐ろしく単純な生態系」を新聞で読んで、[さくら]さんの見解は?
と思ってました。
良く理解できました。
偏見ですけど。
放流する人、ホント頭にきますねー。
最上川上流(米沢)でもブラックバスが放流されているとか!
結局川下まで下って来るんですよねー。
この近くに、「お茶ヶ池」 「蛙池」 (いずれも通称) 正式名は分がらね。
すべてブラックバスが住んでると言う。
静かで、ロケーションも良く10年くらい前から「こそ」っと釣り人が来てました。
鶴岡公園のお堀にもかなりのバスがいます。(怒;
「コイヘルペス」じゃなく「バスヘルペス」で全滅してしまえばいいのに・・・
おかげで、子供釣り堀には魚が見えなくなってしまた。(フナ、タナゴ等)
子供の、はしゃぐ声が聞こえないのは寂しいもんだ・・・
(^^;
夜のジョニーさん、
内陸ではコクチバス問題ですよ。
どぜおさん、
2001年4 月に慶應義塾大学鶴岡タウンができた途端、30cmのバスが採捕されました。事実です。(笑
ため池などに「ブラックバスの放流禁止」看板が立っているのを見たことがあります。罰則もあったはずですが、あれでは不十分なのでしょうか。
それにしても、これだけ問題になっているのに、いまだに放流する人が後を絶たないのは不思議でなりません。バスだけ釣れればいいと考える釣り人が多いのでしょうか。
バス釣り愛好者は確信犯で暴走族みたいなもの。次々と若者を中心に新しい釣り人が現れ、悪い行為と知りながら、バス釣りしています。
県職員である警察官は職務質問できるのですから、バス釣りしている人にどんどん職務質問すれば、バス釣りも減ると思います。