2007年09月18日

水路にて.3

雨が降り、池や沼、堤が水であふれると、そこに生息する生き物たちも、増水に乗して水路に流れ出ることがあります。水路はおうおうにして三面護岸である場合が多く、生き物は緩流地帯まで流され、かろうじて生息しています。




この水路の上流に絶滅危惧種シナイモツゴが生息する池があり、流れ落ちてきたシナイモツゴが、この水路にも生息しています。これより下流にはモツゴが生息しているので、下ってしまうと交雑して消滅します。交雑するとシナイモツゴがモツゴになってしまうのです。

上記画像のように、大小の個体が採捕されることから繁殖しているとも推察され、シナイモツゴの貴重な生息地といえなくもありませんが、所詮は死滅回遊です。『シナイモツゴを飼育してみたい』と思う人は、こういう場所から採捕して飼育するのも、一つの保護だと考えます。




この水路には最上川から取水された水が流れているので、アブラハヤやオイカワも捕れました。また、今回初めてカジカが捕れました。周辺の山の沢に生息していた可能性は否定できませんが、最上川からの流入だと思われます。





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この記事へのコメント
子供の頃、川が増水すると用水路にアミ持って入って”ざっこシメ”をしたもんです。
獲ったドジョウやらナマズやらは、親父が煮て食べてました(^_^;)
私が”ざっこシメ”をしていた用水路もすべてコンクリート貼りになってしました・・・
それにしても、ガニうまそうですね(^。^)
Posted by はらほろ at 2007年09月18日 09:26
モツゴって「クチボソ」の事だが?
どぜおが生まれ育った所では、「ぴっと」と呼んでた記憶があります。
・・・飼ってみたい。
Posted by どぜお at 2007年09月18日 09:54
はらほろさん、コメントありがとうございます。
清流ではなく、ドロ底の用水路に子供たちを裸足で入らせてドロだらけにしたいと思うのですが、「さあ、行け!」と言える場所が無くなりましたよね。

モクズガニは美味そうでした。逃がすのが惜しいくらいでしたが、1ハイだけでは如何ともし難く…(^^;
Posted by さくら at 2007年09月19日 07:22
どぜおさん、コメントありがとうございます。
シナイモツゴは通年採捕できますが、これからの時期なにかしら飼育されるなら、イバラトミヨなど如何ですか?

灌漑用水路の取水が止まった今、青龍寺川へ行くとイバラトミヨがウジャウジャ捕れます。上流の生息地から漂着した死滅回遊です。水があれば内川へ流されますが、水が止まってしまい、水位がくるぶし程度では、生息は困難です。

餌不足と環境の悪さから腹凹んだ小型の若魚ばかりで、大きさは1.5-2.0cmほど。水槽で飼い始めると食欲旺盛でみるみる成長します。今度一緒に捕りに行きませんか?
Posted by さくら at 2007年09月19日 07:35
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