2007年09月16日

水路にて.2

ライギョの若魚が死んでました。ライギョは外来種で、他の魚を食い荒らす獰猛な魚として昭和25年頃には『今後大繁殖するのではないか』と警戒されてきましたが、生息地であった池や沼が埋め立てられたり修繕(水抜き)されたり、水路が護岸されたり農閑期に水が無くなるようになり、生息地が激減したことで庄内地方では消滅寸前です。

水路にて.2


流れの無い場所、流れの穏やかな場所を好む魚です。外来種ではありますが、ライギョをみかけると『通年穏やかな場所で、増水時には他の魚の避難場所になっているんだろう』と推察。『此処は色々な魚に棲みやすい場所なんだな』と想いを馳せてしまいます。


タグ :ライギョ

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Posted by さくら at 16:21│Comments(5)その他07
この記事へのコメント
内陸でも、ライギョの生息地、沼?がだんだんなくなってきていますね~
2~3年前まであった沼が今は無くなって、住宅地に、なってたりしてます・・

そう言えば、ライギョだけじゃなく、近所で、フナやナマズなども、なかなか見られなくなったな~・・・
Posted by cherry tosi at 2007年09月16日 18:21
庄内にもいたんですね。雷魚。
Posted by ほじな師 at 2007年09月17日 00:42
雷魚はワタクシらの少年時代は、幻の魚でした。話題にはなるものの目撃した人が少なくて…いまだかつて見たことありません。ところでそうぎょと雷魚はどう違うんでしょう?
Posted by おさむ茶 at 2007年09月17日 18:59
みなさん、コメントありがとうございます。
死んだ魚の画像なので掲載を悩みましたが、ライギョへ想いを馳せてくださる方がいて嬉しいです。

cherry tosiさん、
子供たちと一緒に安心して鮒釣りできる場所が少なくなりましたよね。ナマズは意外と清流の魚で、沼地や泥地よりも、鮎が生息している石のある場所で、けっこう姿をみることができます。濁った場所より澄んだ場所を好でいるようです。

ほじな師さん、
酒田北港が出来る前の豊川を、大人達はライギョ川と呼んでいたのを覚えています。池や沼以外では、新井田川と赤川に生息しています。いずれにせよ、ギリギリの生息環境でしょうね。

おさむ茶さん、
ライギョ(雷魚)は1mにまで成長するので、食用として日本へ持ち込まれました。しかし、肉食魚であるがために、当初から在来種への影響を懸念していたようで、無暗に移植はしてないようです。当時の方は、良識があったんですね。

また、ライギョは生まれた仔を守り育てます。ライギョは大きいのにポッカリ浮かんでいるので目に付きやすく、近づく物から仔を守るためと肉食魚ゆえに、簡単に釣られてしまいます。親がいなくなると、仔は他の魚に食べられたりしてしまうので、繁殖と成長が追いつかなかったようです。

ソウギョ(草魚)は、藻などを食べる草食魚で、お堀や池、ダム、鯉の養殖場などで除草の役割を担い放流され、各地で水質浄化に一役かっているそうです。ウソかホントか、飛島の貯水場にもいると聞いています。

お祭りの鯉や金魚の市でも、小さなソウギョが150円ほどで売られていますよ。

余談ですが、同じく草食の魚で、レンギョ(ハクレン・コクレン)という魚もいます。これは産卵形態の問題で、日本では利根川にしか生息していません。でも、無茶苦茶たくさんスゴイ尾数が生息しています。
Posted by さくら at 2007年09月17日 20:20
みなさん、コメントありがとうございます。
死んだ魚の画像なので掲載を悩みましたが、ライギョへ想いを馳せてくださる方がいて嬉しいです。

cherry tosiさん、
子供たちと一緒に安心して鮒釣りできる場所が少なくなりましたよね。ナマズは意外と清流の魚で、沼地や泥地よりも、鮎が生息している石のある場所で、けっこう姿をみることができます。濁った場所より澄んだ場所を好でいるようです。

ほじな師さん、
酒田北港が出来る前の豊川を、大人達はライギョ川と呼んでいたのを覚えています。池や沼以外では、新井田川と赤川に生息しています。いずれにせよ、ギリギリの生息環境でしょうね。

おさむ茶さん、
ライギョ(雷魚)は1mにまで成長するので、食用として日本へ持ち込まれました。しかし、肉食魚であるがために、当初から在来種への影響を懸念していたようで、無暗に移植はしてないようです。当時の方は、良識があったんですね。

また、ライギョは生まれた仔を守り育てます。ライギョは大きいのにポッカリ浮かんでいるので目に付きやすく、近づく物から仔を守るためと肉食魚ゆえに、簡単に釣られてしまいます。親がいなくなると、仔は他の魚に食べられたりしてしまうので、繁殖と成長が追いつかなかったようです。

ソウギョ(草魚)は、藻などを食べる草食魚で、お堀や池、ダム、鯉の養殖場などで除草の役割を担い放流され、各地で水質浄化に一役かっているそうです。ウソかホントか、飛島の貯水場にもいると聞いています。

お祭りの鯉や金魚の市でも、小さなソウギョが150円ほどで売られていますよ。

余談ですが、同じく草食の魚で、レンギョ(ハクレン・コクレン)という魚もいます。これは産卵形態の問題で、日本では利根川にしか生息していません。でも、無茶苦茶たくさんスゴイ尾数が生息しています。
Posted by さくら at 2007年09月17日 20:23
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