2017年04月18日

山に蒔いた種 福寿草 二世

蒔いた種から芽吹くと、1年目は双葉のまま枯れて終わります。
今年は蒔くタイミングが少し遅れて、根が伸びた状態で蒔いたのですが、なんとか芽吹いてくれてました。
福寿草は増え難いと言われていますが、種を蒔けば、こんなにも高確率で発芽してくれます。
写真は4枚ですが、あと1〜2箇所撮り忘れました。

福寿草を種から育てるのは、歳月が掛かるだけで、栽培そのものは簡単で手間要らず。
種の数だけ増えていきますから、福寿草のお花畑も可能なので、みなさんにも栽培してほしいです。

↓種を蒔いてから1年芽。双葉のまま今年は終わります。





↓種を蒔いてから2年芽。密集しているので、秋口か来春植え替えするつもりです。



山形県内陸地方の方々が栽培している福寿草は園芸店に出回っている福寿草で、
関東方面の野生種なのか何なのか私は解りませんが、
種類が違うようで芽吹いたときの葉の色が赤紫色をしています。
下記画像は2017年03月05日に新聞に紹介された河北町溝延の農業石垣善三郎さん(83)方の福寿草で、
「妻のトシ子さん(82)が15年ほど前に苗を数多く購入して敷地内に植えた」そうです。
遊佐町大楯地区の高橋爺さん宅の福寿草も同じ種類で、出稼ぎ先から買ってきたと言ってました。



  


Posted by さくら at 11:59Comments(0)福寿草 山で種まき

2017年04月18日

山に蒔いた種 福寿草

2017年03月17日「山に蒔いた種 福寿草
山の祠が奉られている場所は周囲よりこんもり高くなっているので水捌けと通気性が良さそうで
落葉広葉樹の大木が生えているので春は陽が射し、夏場は木陰になるし、秋は落葉も堆積します。
福寿草の種を蒔いて開花するまで何年も掛かるので、場所を忘れないのにも都合が良いと思いついたのが「山の神」。
そして漸く開花した分けですが、
地元の方々は「山の神」の前を通って山へ入るので、黄色い花の存在にすでに気付いてくれており、噂になっていたとか。
素性と経緯を話したので、集落の方でも見守っていくと言ってくれました。
今年開花した5輪は、全て種を付けてくれてました。
来年はもっと多く開花するので、更に多くの種が実るはずです。
株分けでも増えてくれて、祠の周りに定植してくれると嬉しいです。

2017年03月25日「山に蒔いた種 福寿草










↓2017年04月06日「山に蒔いた種 福寿草




現実問題としては、
自生地と比べて雑草が多く生えており、地面の湿気が高くぐちょぐちょ傾向にあるので
自生地のように群生するまで増えるのは難しい気がします。
祠の西側の土の湿気はそうでもないので、そちら側でなら定植しそうです。
植えてみないとこんな事にも気付けないわけで、数年損してますよね。(^^;

福寿草の種を地面に植えると、ほぼ全て高確率で発芽してくれますから、容易に増やせます。ただ歳月が掛かるだけです。
親株を植えても増え難いので、鉢植えから毎年種を取り、蒔いてくれたら間違いなく定植するのですが、
そこまで物好きな人には、そう簡単に出逢えないでしょうね。  


Posted by さくら at 04:00Comments(0)福寿草 山で種まき