2016年10月04日

半月網でGO コクチバス探し.1

京田川下流部に注ぐ水路を調査してみましたが、水温が高く魚ッ気がありません。
幾つもの揚水機場と排水機場を経て流れてくるので水温が高くなり、
魚は各ポンプ場の貯水池に取り残されているようです。
それに灌漑用水路は幅が広く深く、落差工の溜まりは深く、半月網ではとても掬うことができません。

下流部は海に近いのでメナダが数尾泳いでいました。こういう場所にコクチバスは居ないでしょう。


徐々に上流へ移動していき余目の家根合地区へ。
此処では大量のタイリクバラタナゴと肥えたドジョウ、メダカ、タモロコなど捕れました。
タイリクバラタナゴが大量に生息しているということは泥底の広いエリアが存在することを意味しており
ブラックバスやブルーギルが生息していないから繁殖できているのでしょう。


家根合地区と落合地区の用水路は生態系に配慮した造りになっており
こういう流れが緩くて水温が高い場所にコクチバスは居ないと思うし、居ても流速が遅いから流下してこないでしょう。


山形県内水面漁場管理委員会が
『ブラックバス等外来魚の再放流を 禁止することについての意見募集』を始めました。
ブラックバスの密放流や2002年にコクチバスが川西町で県内で初確認された時と違い、
今回は水産業に被害が生じている事から提言された条例案なので、
意見募集を始めたということは内定済みということなんでしょうけど、
生態系の保全のためにみなさまの意見を陳べていただけたら幸いです。
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業 > 水産業振興 > ブラックバス等外来魚の再放流を禁止することについての意見募集
平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/suisan/5970001saihouryu_kinshi.html

ちなみに最上川におけるコクチバス=スモールマウスバスの現状はネット検索するとたくさんヒットします。
「スモールマウスバス 最上川」で画像検索。

いったいどれだけの数がいるのだろうか。
連日のように釣れる特大サイズのスモールマウスバス。
数はもとよりサイズでさえも、阿武隈川と遜色が無いほどの釣れ方。
47cmが2本と45cmが1本。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-entry-1766.html

サイズも45cmとか、48cmとか。いい感じですな。
連日のナイスサイズ。まずは42cm。続いて48cm。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-category-1.html

高坂ダムにスモールマウスバスが密放流されたらエゾウグイ消滅&鮭川に大打撃。
田沢ダムにスモールマウスバスが密放流されたらサクラマス消滅&相沢川に大打撃。
荒沢ダム、八久和川ダム、月山ダムにスモールマウスバスが密放流されたら赤川大打撃。
  


Posted by さくら at 04:04Comments(0)その他16鮎釣りサクラマス