2014年05月22日

雲井と雲井鶴

故斎藤教頭先生ゆかりの#76雲井と#96雲井鶴。
日本桜草総銘鑑に因りますと「雲井は雲井鶴と同品か?」と載っています。
雲井鶴の方が古くから記録されていますので、誰かが雲井鶴を雲井と略してしまったのかも知れません。
ウチの#76雲井と#96雲井鶴は、今期は開花時期がズレたので同定できませんでした。camera

雲井鶴は5月11日に撮影。そのとき雲井は撮影するには及ばない状況でした。
その後冷たい春の嵐に見舞われ、雲井鶴は痛んでしまい、本来の花容を撮影できませんでした。
一方、雲井は5月19日に撮影できました。
花の色彩は開花日数と撮影の露出で違ってしまいますから参考になりません。
差異があるようでないようで・・・同品かもしれませんが、今年も保留です。



  


Posted by さくら at 19:00Comments(0)日本桜草14

2014年05月22日

青葉の光 図録と違う

青葉の光を撮影しても美しさを感じず、平凡な花にしかに見えなかった。芸がない。
実生を行う先人たちは、一目見て違いが分る個性的な花を追い求めていたと聞いていたのに
これにはその美を感じない。余りにも特徴が無いのが個性なのかもしれないが、どうしても気になった。

日本桜草総銘鑑に因ると、桜草の品種名に『青葉』と付くのは下記の5品種がある。
青葉(八重)、青葉の空、青葉の光(作出者尾崎康一)、青葉の笛、青葉の緑(作出者高木勇)
上記の中で所有しているのが青葉(八重)、青葉の笛。そして青葉の光(尾崎康一)。
青葉と青葉の笛は同定済みで間違いはない。
日本桜草総銘鑑に因ると、青葉の光は尾崎康一氏の実生品種で、白色緑絞り細弁平車咲きとあり、手持ちの花容と違う。


しかし、鳥居恒夫氏が世話人代表を努める東京のさくらそう会の関係者のネット上サイトには、これが載っている。
青葉の緑は見たこともないが、高木勇氏の実生品種なので、札挿し間違いで青葉の光になったとは考え難い。
最後の青葉の空は、花色、咲き方、作出者も出典元も不明。
尾崎康一氏の青葉の光は白色緑絞り細弁平車咲きと図録に載っているだから、
品種同定に定評がある鳥居恒夫氏が間違えるであろうか?
だとすると、これはまたしても鳥居恒夫氏と東京のさくらそう会に因る品種乗っ取りということだろうか。
そして手持ちの青葉の光は、青葉の空かもしれない。

怪しい品種は、常に鳥居恒夫氏と東京のさくらそう会に在る。

  

Posted by さくら at 12:00Comments(0)日本桜草14

2014年05月22日

同定作業.29

大盃と姫桜、駒止と青葉の光、聖火と初日野、夕霧と明烏、緋の袴と立田の夕、天女と初姿、
御代の春と紅葉川、鈴の音とふくろう、誰が袖と心の光、汐煙と通小町、天が下。

大盃と姫桜:姫桜は本当に小さい花です。


駒止と青葉の光:駒止は桜色で綺麗。青葉の光には先人の美というか実生としての個性を感じない。


聖火と初日野:撮影した手持ちの画像の中で、同じ紅色だったというだけで一緒に紹介。聖火は大輪。


夕霧と明烏:残った画像の中で似てなくもないので一緒に紹介。明烏は満開になってから見応えを感じる。


緋の袴と立田の夕:残った画像の中で、同じ紅色だったというだけで一緒に紹介。この手の紅色は上手く写し難い。


天女と初姿:残った画像の中で似てなくもないので一緒に紹介。


御代の春と紅葉川:残った画像の中で、赤い花というだけで一緒に紹介。


鈴の音とふくろう:残った画像の中で似てなくもないので一緒に紹介。


誰が袖と心の光:残った画像の中で似てなくもないので一緒に紹介。


汐煙と通小町:残った画像の中で似てなくもないので一緒に紹介。


天が下:残ったで此処に紹介。


  


Posted by さくら at 04:00Comments(0)日本桜草14