2012年06月03日

桜草鉢.2 仙台堤焼き

浦澤さん所有の仙台の堤焼きの香炉型鉢。
今は使われていない登り窯で焼いてもらったそうです。
土の関係で、外側が剥がれ落ちる割れ方をするので、駄目だったそうです。


香炉型鉢はいつ頃、何処で、誰に因って造られ始めた形状なのでしょうか???
仙台でも焼かれたのですから、昔は全国各地の窯で焼かれたのでしょうね。
鉢の大きさは一般的なサイズです。


岐阜に5つ子ちゃんのお父さんに焼いてもらった浦澤さんの鉢は、
この左側の鉢を参考にしています。この鉢の正体は、後日。face01
  


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2012年06月03日

桜草鉢.1 岐阜の5つ子

仙台さくらそう会の浦澤儀一さんが使用されている桜草鉢を紹介します。
これは陶芸家となった岐阜の5つ子ちゃんのお父さん=夢庵窯の関理史(まさふみ)さんが
仙台市長町出身ということもあり生活支援を兼ね、焼いてもらった鉢だそうです。
窯のサイズ的に一度に50鉢しか焼けなかったので、
3回に分けて送ってもらい、合計400鉢焼いてもらったそうです。
値段は「奥さんには1鉢500円」と伝えているそうですが、本当の値段は秘密。
(今現在通販で伝市窯の手作り登り窯焼き香炉鉢6号を買うのと、同じ金額でした。)

外径は5号サイズですが厚みがあるので内径は13-13.5cmと小振りです。
(この鉢を作る際に参考にした鉢は、後日紹介します。face01


↑最初の桜草鉢は開口部の外側にツバがついていますが
鳥居恒夫氏から『このような形状は桜草の栽培には適していません』と指摘され
↓次ぎからは、ツバを無くしたそうです。角があると葉茎が痛みやすくなるからだそうです。


「黒も焼いてみましたが、どうですか?」と送られてきたサンプル。これは断ったそうです。



昔からの桜草愛栽家である諸先輩方には桜草鉢など関心薄いことかもしれませんが、
桜草栽培を始めたばかりの我々には、少なくとも私にはとても興味深い事項です。
桜草が古典園芸である以上、鉢についても知っておきたいと願ており
桜草愛栽家である諸先輩方からネット上に桜草鉢の情報を掲載していただけると嬉しい限りです。

鳥居恒夫氏は全国各地の愛好者の桜草鉢を蒐集されているそうですから、
何かしらの形で発表されることを、熱望します。  

タグ :浦澤さん

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2012年06月03日

伝市鉢 釉薬鉢.2

2012年04月27日『伝市鉢 釉薬鉢』で紹介した際は室内でしたから
『露出調整-0.7で撮影した伝市鉢香炉型は、写り具合で茶色っぽさが強調されただけで、肉眼でみる現物は黒です。』
などと書きましたけど、日焼けするほどの陽射しの元で見てみると、
下図の porsche911clubcoupe のブリュースター・グリーンを茶色とか黒と呼ぶ人はいないのと同じで、
明らかに濃いグリーンでした。訂正します。






  

タグ :伝市

Posted by さくら at 06:00Comments(4)桜草の鉢