2011年02月07日

桜草の入手方法

【 苗の入手方法 】
日本桜草の入手方法には、大きく4ツあります。
いずれの場合も、例え開花している苗だとしても、
鉢慣れといいますか、環境に慣れて立派な芽に育つまで(綺麗に開花するまで)、1年以上は掛かります。
言い換えれば、初年度はどんな小さな芽でも構わないと言えます。
入手してから1-2年は、気長に大切に愛でてあげましょう。

1. 開花時期である4月中旬から5月上旬にかけて園芸店や
 各地で開催されるさくらそう展や山野草会の展示会で購入する。
利点は、好みの花を見て買えること。万が一、品種間違いでも花で選んでいるので愛情を保てる。
欠点は、芽吹き前の購入より1芽400-500円前後と値段が高め。
    生育期間なので、現地で直接購入するしかない。

2. 日本桜草は休眠中である11-2月に根茎を芽分けして増やすので、芽吹き前の苗を通販で購入する。
 インターネット上のオークションサイトや園芸店のHPを利用して購入できます。
利点は、開花時期より安い値段で購入出来る。芽数も多い。
欠点は、品種間違いが少なからずある。余剰苗のため芽が小さく、初年度に開花しない時もある。

ブルーミングスケープ・コミュニティー】ガーデニング広場 - 植物 物々交換というサイトもあります。

3. 日本桜草愛栽家の会や山野草会に入会する。
浪華さくらそう会、さくらそう会を始め、各地に愛栽家の会があるようなので入会されると
余剰苗の頒布や会員同士の交換などで、苗を入手できるようです。
ネット検索で探されるか、各地で開催されるさくらそう展や山野草会の展示会場で、お訊ねください。

2月頃、さくらそうの園芸講座が、公民館などで開催されるので、それに参加する。苗と鉢がついて参加費用1000円前後と安い。
少人数制で、参加申し込み締め切りが1月中と早めの場合が多いようなので、市町村の会報をチェックすること。

4. 日本桜草栽培の方に無心する。
通りすがりに見つけたお宅や、日本桜草愛栽家のBlogなどに、無心を申し出てみてください。
日本桜草は良く増えますし、2-3番芽が余剰苗になるので、譲渡希望は大歓迎。通りすがりの者にも気楽に分けてくれます。
ただし、『タダで貰えるから、枯れてもまた来年貰えば良いわ。』という不届きな心構えの人はご遠慮ください。
そういう人は直ぐに判るそうです。



くまさんは日本桜草の普及を願い、開花させたポット植えの苗をご自宅で配布されたり
ネットで出逢った桜草愛栽家に芽分けした苗を譲渡されており、私などは見事術中にハマったくちです。

私もくまさんを見習い、芽分けした時(11月頃)に余剰苗を配布しています。
『私も栽培してみたい。』と思われた方や、
既に栽培さて居られる方で、私が所有している品種に欲しいと思われるモノがありましたら
コメント欄にメールアドレスを記入のうえ、遠慮なくご連絡ください。
(メールアドレスは管理者である私にしか伝わりません。
 折り返しメールを送りますので、連絡が取れ次第、コメントは削除します。)

今期は既に芽分け作業を終えているので、
苗の発送は、芽分け時期である2011年12月から2012年2月ごろを予定しています。

一人でも多くの方に日本桜草を楽しんで貰えることを願っています。
20品種前後を一気に引く受けてくださる初心者の方、大歓迎です。(^^)
その代わり、大鉢やプランターに一色単に寄せ植えせず、品種毎に分けて愛でてくださいね。
また譲渡するのは余剰苗ですから、初年度に開花しないかもしれません。そこは悪しからずご理解下さい。  

Posted by さくら at 20:01Comments(2)日本桜草の育て方