2009年03月30日

金魚椿

先ほどTV番組の中で、
京都平岡八幡宮にある金魚椿というのが紹介されていました。
(↓金魚椿(きんぎょつばき)の葉 | ぐでんぐでんさんより画像拝借)



葉っぱの形が金魚のような椿ということで、番組の中で『こんな感じ』と紹介してました。
確かに魚のようなシルエットですが、大間違いも甚だしく、見た瞬間にイラッ!としました。



金魚を横から見るようになったのは、透明な水槽が出来てからで、
それまでは、桶やタライなどに入れて、金魚は上から眺めて観賞していたのです。
つまり金魚椿の金魚とは、葉と尾の形からしても、“らんちゅう”を指します。
(↓らんちゅう専門 伊東養魚場さんより画像拝借)



ですから、金魚椿を紹介するなら、こういうイラストにすべきです。



番組制作のCG加工?は、若い人が担当しているのでしょうけど、
どういう視覚センスなのでしょうか? 
横から見た金魚に見えたというのでしょうか?
『あー、本当だ。見える見える。』と言われて、金魚に見えなかったけど、遣ってしまったのでしょうか。
たぶん後者でしょうね。これって放送倫理違反じゃないの?! (^^;  

タグ :金魚椿

Posted by さくら at 00:02Comments(0)その他09