2007年11月16日

因幡堰

先週11月11日土曜日に放映された素敵な宇宙船地球号では、3年目に突入した「旧芝川再生プロジェクト」の最新報告でした。これを観て感じたことは、生物多様性の大切さ。たくさんの種類の生き物が生息してこそ川の魅力だということでした。
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2007/20071111/index.html

藤島庁舎前を基点にコンクリート護岸の浅い流れの散策路に整備された因幡堰。以前は素堀の水路で、メダカなどたくさん生息していましたが、水深浅く整備され、農閑期の9月下旬から10月上旬には水門を閉じるので、整備された区間も完全に干上がり、現在は何も生息していません。



工事の時のお魚救出作戦では、子供たちはみんな笑顔ですが、その笑顔の要因はなんでしょう。お魚を救出できた喜びではないはずです。どう考えても‘ざっこしめ’が楽しかったのです。

大堰ポケットパーク=保全池は必要ですが、此処は‘ざっこしめ’して遊べる雰囲気ではありません。川でじゃぶじゃぶ遊ぶ魅力がないのは、事業の背景及び目的と、かけ離れている気がして残念です。

[PDF] 因 幡 堰 地 区(8.2MB)
http://www.maff.go.jp/nouson/suiri/ topic/chiikiyousui_h15/pdf/3yamagata.pdf
直リンしても跳べないようなので、『因 幡 堰 地 区』で検索してみてください。



酒田市を流れる小牧川もそうですが、常時流れる水量を考えずに、どうして川幅だけ広く設計するのか理解に苦しみます。広い川幅は治水対策の一つだとしても、遊佐町の水路のように、中央を窪める設計なら水草も生えますし生き物も棲めます。生き物は水質浄化の働きもあるので、悪臭も立たないでしょう。なにより子供も大人も、ワクワクするじゃないですか。

遊佐の水路
・素敵な水路♪ 2007/07/28
http://nihonsakurasou.n-da.jp/e16492.html



小牧川ではホタルの棲める川にする構想から、川の水量を増すようにするそうですが、川の水量を増すということは、最上川から取水され、水路に紛れ込んでしまった魚が、酒田港=海へ流れ落ちてしまう可能性が高くなることに繋がります。

遊佐の水路のような構造にすれば、小牧川へ回す水量も減るでしょうし、その分を最上川へ通じる水路へ回せたら、水路に紛れ込んでしまった魚たちは最上川へ戻れます。ホタルの光は癒しでも、‘川’に魅力ある、自然に優しい川作りを行ってほしいと願います。


  

タグ :環境ホタル

Posted by さくら at 07:09Comments(2)その他07