2017年09月02日
鮎は重さで語れ 今季最大144g
明日は台風15号の影響で雨になるとか曇りになるとか。そんなわけで今日も出撃。
晴れの予報が曇りで気温も水温も低い。
川は澄んでいるけど・・・なんか垢飛びの白川みたいな・・・。
曇り空だし白川っぽいし、瀬には居ないだろうと思いつつも、
オトリが元気なうちに瀬を探ってみる。やはり反応無し。
場所を替え平瀬を探ってみる。反応無し。
対岸の際付近を探るとギューーーーッと来た! えいや!と抜く。114gゲット。
その後全く反応無し。場所替えしても駄目。今日は外したか・・・。
お昼のサイレンが聞こえてきて頃、青空が見えてきた。
反応が無かった最初の瀬に戻り、114gをオトリにして止め泳がせをしていると、きゅーーーーーっと来た。
慎重に引き寄せている途中で身切れしてバレてしまった。
針はタフ7.5号4本錨。ストレートの4本錨を強くない流れで使ってしまい、
追いが弱いので、刺さりが甘かったようだ。惜しいことをした。
一角ハイパー7.5号4本錨に変えて再び止め泳がせ。
流れが強い場所でブルブルッと来たが・・・動かない。でもブルブルッと来る。
竿を掲げてオトリを水面まで上げてみたが異常無し・・・って掛かってるじゃん。
そこから流れに乗って下りだして、引きを楽しめました。132gゲット。
132gをオトリに交えて止め泳がせ。オトリが元気だと反応も早い。直ぐに144gをゲット。
144gは流石に体高があって大きいし、入れて直ぐだったから132gは未だ元気。そのまま頑張ってもらう。
元気な132gに頑張ってもらい、あちこち探ってみましたが無反応。
それに風が強くなったので、13時半頃に上がりました。
釣果は僅か3尾なので、帰路そのまま知人宅へプレゼント。
計測は後で知人が計ってくれて144g、132g、114gと型揃。
今季最大となる144gも出たので満足。昨日釣ったオトリは56gでした。
2017年08月23日
外来種の放流
米沢市周辺は山に覆われ、温泉なども多く、観光産業に力を入れている地域です。
そこで県南漁協はこの夏、夏休みの帰省客や観光客にも釣りを楽しんで貰おうと考え、
8月8日に26kgのイワナの成魚放流を行ないました。
(1尾当たりの重さや全長を記録していないので、放流尾数は不明とのこと)
地域振興に合わせた放流タイミングは、広く人々を楽しませたでしょうから、良い発案だと思います。
ところが、放流するイワナの確保がままならなかったそうです。
地元養殖場ではイワナは6月に早々に出荷してしまっており、個体を確保できず、
今回の放流個体は福島県吾妻地方の養魚場にお願いして、なんとか都合をつけてもらった「イワナ」だそうです。
しかし、下記画像は釣具店自然満喫屋の釣果画像ですが、
これは「イワナ」ではなく外来種の「カワマス=ブルックトラウト」です。
秋田県では、
明治初期に水産業の一環としてニジマスを仕入れようとしましたが高価で入手できず、
代りにカワマス=ブルックトラウトを仕入れて養殖を始めますが、
在来種のイワナとの交雑を危惧して、カワマス=ブルックトラウトの飼育と放流を禁止します。明治時代に!
そういう危険な魚種なのです。
外来種のカワマスと在来種のイワナを交配させると、成長が早まり、大きく育ち、短期間で出荷することできます。
そのため養殖場のイワナはほとんどが交雑種になります。当然放流されるイワナも交雑種になるのですが、
今回のこれは、交配させるために飼育していたカワマスの親魚を、養殖場が処分するために放出(出荷)したのでしょう。
養殖場で30cm以上に育った魚は塩焼き用にも使えませんし、
受精させるならもっと若い個体で良く、餌代がかさむだけです。
県南漁協からの今回の依頼は、渡りに船だったことでしょう。
県南漁協は「イワナ」を無事に仕入れることができた(たぶん安値で)。しかも良型。
吾妻地方の養殖業者は、在庫をさばけた。
釣り人は30cmを越す「イワナ」を釣って大喜び。
ここに win win な関係が完成したわけです。
私は山形県でカワマス=ブルックトラウトを養殖している業者に心当たりがありませんでしたから、
県南漁協へ問い合わせたところ、福島県吾妻地方の養殖業者から仕入れたことを教えてくれました。
県南漁協は仕入れたのは「イワナ」であって、カワマス=ブルックトラウトであることに気付けなかったようです。
今後の放流には留意したい旨を語ってくれました。
普段釣りをされない夏休みの帰省客や観光客向けの放流であるなら、
無理して「イワナ」を放流せずとも、在来のイワナと交雑しない「ニジマス」で十分ではないかと考えます。
何でも良いから食べられる大きな魚が釣れて「お客さま」が満足すれば良いだけなんですから。
2017年08月15日
鮎は重さで語れ 最上川高水 130g
水位観測所の数値以上に水位が高く、濁りもあり、手前の岸寄りを攻めました。
1尾当たると2〜3尾釣れるものの釣り返しは効かず、探りながらの拾い釣りになりましたが、サイズは上々♪
今期の庄内地方の鮎は小さいだけに、久しいぶりのサイズに興奮しました。
一番デカイので130g、二番目が120g。他に大きいそうなの2尾(115gと101g)追加して、466g=116.5g/尾。
6尾510g=85g/尾、3尾212g=70.7g/尾。13尾合計1,188g=91.4g/尾。
9月に入って水位が下がった時の最上川が楽しみです!
2017年07月20日
鮎は重さで語れ 阿仁川は90g
昔々のカツイチ社Z-1(7号線径0.41mm)の説明文に
『20cm 80gをこす中型鮎にもラクラク』という一文が載っています。
何処の画像か忘れましたけど、野鮎買い取り価格表でも、71〜85gは中型になっています。
でも私には80g前後は小型にしか思えません。
引き舟へ移す時に片手で扱う100g前後が中型で、両手を使うようになるサイズを大型と呼びたいです。
野鮎買い取りは重さなのに、鮎師は釣果を全長で語るから不思議です。
特に大物自慢の時に、エビ反らせて強引に計ったりするから滑稽で、見せられるこちらが恥ずかしくなります。
鮎師も釣果を重さで語ってほしいものです。
2016年10月24日
2016年10月20日
旧余目町でもコクチバス確認
京田川は最上川と繋がっている支線ですが、水路を通じても京田川へ流入している可能性はあります。
上の茶色い個体がコクチバス。
下の2尾がブラックバス。
山形県内水面漁場管理委員会が
『ブラックバス等外来魚の再放流を 禁止することについての意見募集』を始めました。
ブラックバスの密放流や2002年にコクチバスが川西町で県内で初確認された時と違い、
今回は水産業に被害が生じている事から提言された条例案なので、
意見募集を始めたということは内定済みということなんでしょうけど、
豊かな生態系を保全していくためにも、みなさまの意見を陳べていただけたら幸いです。
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業 > 水産業振興 > ブラックバス等外来魚の再放流を禁止することについての意見募集
平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/suisan/5970001saihouryu_kinshi.html
ちなみに最上川におけるコクチバス=スモールマウスバスの現状はネット検索するとたくさんヒットします。
「スモールマウスバス 最上川」で画像検索。
いったいどれだけの数がいるのだろうか。
連日のように釣れる特大サイズのスモールマウスバス。
数はもとよりサイズでさえも、阿武隈川と遜色が無いほどの釣れ方。
47cmが2本と45cmが1本。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-entry-1766.html
サイズも45cmとか、48cmとか。いい感じですな。
連日のナイスサイズ。まずは42cm。続いて48cm。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-category-1.html
最上川上流にこれだけ多くのスモールマウスバスが生息しているようでは、ウケクチウグイの消滅は近いでしょう。
だから私が2009年以降採捕できていないのだと思えます。
高坂ダムにスモールマウスバスが密放流されたらエゾウグイ消滅&鮭川に大打撃。
田沢ダムにスモールマウスバスが密放流されたらサクラマス消滅&相沢川に大打撃。
荒沢ダム、八久和川ダム、月山ダムにスモールマウスバスが密放流されたら赤川大打撃。
2016年10月13日
鮎 新聞ネタ
毎日新聞 10月13日(木)12時20分配信
重さ580グラム、体長33.4センチ。大分県日田市高瀬の三隈川で11日、過去最重量級の尺アユが刺し網にかかった。
日田漁協組合員の猪山裕紀雄さん(59)が大山川・三隈川合流点から200メートル下流に仕掛けた刺し網にかかった。落ちアユシーズンとあって30センチ以上の尺アユは珍しくないが、猪山さんは「漁を25年やっていて腹がぼってり膨れたこんなに重い大物は初めて」と言い、組合員も「サバかカツオみたいだ」と大騒ぎ。
日田漁協の手島勝馬組合長によると今季のアユ漁は、去年よりやや少ない45~46トンの見込み。「今年は長梅雨や猛暑などで不漁が心配されたが復調した」と話す。
漁協のアユ漁は例年80トン前後だったが、2013年は23.7トン、14年は2トンと激減。海産や若い世代の人工稚アユに切り替えたところ、15年は57.8トンと劇的に回復した。【楢原義則】
「巨大アユ」が相次ぎ話題に 大分県日田市
西日本新聞 10月13日(木)11時31分配信
産卵のために川を下る「落ちアユ」の全盛期を迎えた日田市で、めったにない重さが500グラムを超える「巨大アユ」が相次ぎお目見えして話題となっている。
9日には同市三和の団体職員高尾徳昭さん(44)が、大山川で体長34.5センチ、重さ543グラムの大アユを釣り上げた。釣り歴7年という高尾さんは「手応えがものすごく、しばらくさおが動かなかった。あまりの大きさに釣り仲間もみんな驚いていました」と笑顔で話した。
大モノ「尺アユ」に笑顔、日田市
西日本新聞 2016年09月18日 00時16分
大分県日田市で体長が30センチを超える「尺(しゃく)アユ」の釣果が相次いでいる。13日には大分市の西岡繁年さん(53)、早百合さん(49)夫妻が、筑後川上流の大山川で体長33・7センチ、重さ473グラムの大物=写真左=を釣り上げ、日田市の「大倉つり具店」へ持ち込んだ。
同市ではアユの不漁が続き、地元漁協が起死回生策として鹿児島県から河川での適応力が高いとされる海産アユの稚魚を取り寄せて放流。その成果が早速、表れた形だ。
西岡夫妻が13日に釣った16匹のうち3匹が尺アユ。2人は「さすがに引きが強いね」と、銀鱗(ぎんりん)よりも輝く笑顔だった。
全身がコバルトブルーの珍しいアユが…
毎日新聞2016年7月18日 東京朝刊
全身がコバルトブルーの珍しいアユが、茨城県大洗町のアクアワールド県大洗水族館で展示されている。数万匹に1匹の割合で偶然出現するといい、群れの中でひときわ輝きを放っている。
同県かすみがうら市の養殖業者が4月下旬、放流するため育てた20万匹の中から発見。生まれつき「脳下垂体中葉」という器官が未発達で、体の色を出すホルモンが分泌されなかったことが要因とみられる。
アユの寿命は通常1年だが、この器官が未発達なことで成長が進まず、数年生きる可能性もあるという。「暑い日が続いているので、透き通ったアユを見て涼んでもらえれば」と飼育担当者。【松本尚也】
2016年10月06日
半月網でGO コクチバス探し.2
鮎のハミ跡も新しいのがたくさんありましたが、半月網に入るわけもありません。
水路から鮎のハミ跡が消えた時、コクチバスが流入した手掛かりになりそうです。
大きなモクズガニも捕れました。脱皮したばかりで、いつもは硬い甲羅が、ふにゃふにゃしてました。
モクズガニも清流の生き物。鮎の友釣りでモクズガニにオトリを襲われた話しは珍しくはありませんからね。
生まれて2年目のナマズを2尾採捕しました。
水門や落差工で分断された流域なので、最上川から水路を通り流下してきたのでしょう。
コクチバスもいずれ此処に現れそうです・・・。
実はナマズは清流の生き物で、ウナギのように石底を好みます。
赤川上流の梵字川と大鳥川は、以前はナマズの川で、潜るとたくさん居ましたし、
荒沢ダムの下から飼い猫が90cmのナマズを持ち帰ってきたという話しも聞きました。
どこまで尾ひれがついた話しか判りませんけど、それだけナマズが多く生息していました。(^^)
山形県内水面漁場管理委員会が
『ブラックバス等外来魚の再放流を 禁止することについての意見募集』を始めました。
ブラックバスの密放流や2002年にコクチバスが川西町で県内で初確認された時と違い、
今回は水産業に被害が生じている事から提言された条例案なので、
意見募集を始めたということは内定済みということなんでしょうけど、
生態系の保全のためにみなさまの意見を陳べていただけたら幸いです。
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/
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平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
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ちなみに最上川におけるコクチバス=スモールマウスバスの現状はネット検索するとたくさんヒットします。
「スモールマウスバス 最上川」で画像検索。
いったいどれだけの数がいるのだろうか。
連日のように釣れる特大サイズのスモールマウスバス。
数はもとよりサイズでさえも、阿武隈川と遜色が無いほどの釣れ方。
47cmが2本と45cmが1本。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-entry-1766.html
サイズも45cmとか、48cmとか。いい感じですな。
連日のナイスサイズ。まずは42cm。続いて48cm。
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最上川上流にこれだけ多くのスモールマウスバスが生息しているようでは、ウケクチウグイの消滅は近いでしょう。
だから私が2009年以降採捕できていないのだと思えます。
高坂ダムにスモールマウスバスが密放流されたらエゾウグイ消滅&鮭川に大打撃。
田沢ダムにスモールマウスバスが密放流されたらサクラマス消滅&相沢川に大打撃。
荒沢ダム、八久和川ダム、月山ダムにスモールマウスバスが密放流されたら赤川大打撃。
2016年10月05日
半月網でGO 赤川でブラックバス
下流は揚水機場と排水機場の影響が大き過ぎることに気付いたので、鮎が生息しているエリアを調べることにしました。
先ず行ったのは赤川支線の赤川本線との合流地点。捕れたのはブラックバス(ラージマウスバス=オオクチバス)。
今年は局地的に激しく雨が降ったり台風の影響もあったので、貯水池に生息している個体が流下してきたのでしょう。
山形県内水面漁場管理委員会が
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今回は水産業に被害が生じている事から提言された条例案なので、
意見募集を始めたということは内定済みということなんでしょうけど、
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ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業
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平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
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ちなみに最上川におけるコクチバス=スモールマウスバスの現状はネット検索するとたくさんヒットします。
「スモールマウスバス 最上川」で画像検索。
いったいどれだけの数がいるのだろうか。
連日のように釣れる特大サイズのスモールマウスバス。
数はもとよりサイズでさえも、阿武隈川と遜色が無いほどの釣れ方。
47cmが2本と45cmが1本。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-entry-1766.html
サイズも45cmとか、48cmとか。いい感じですな。
連日のナイスサイズ。まずは42cm。続いて48cm。
http://rodandbeer.blog54.fc2.com/blog-category-1.html
最上川上流にこれだけ多くのスモールマウスバスが生息しているようでは、ウケクチウグイの消滅は近いでしょう。
だから私が2009年以降採捕できていないのだと思えます。
高坂ダムにスモールマウスバスが密放流されたらエゾウグイ消滅&鮭川に大打撃。
田沢ダムにスモールマウスバスが密放流されたらサクラマス消滅&相沢川に大打撃。
荒沢ダム、八久和川ダム、月山ダムにスモールマウスバスが密放流されたら赤川大打撃。
2016年10月04日
半月網でGO コクチバス探し.1
幾つもの揚水機場と排水機場を経て流れてくるので水温が高くなり、
魚は各ポンプ場の貯水池に取り残されているようです。
それに灌漑用水路は幅が広く深く、落差工の溜まりは深く、半月網ではとても掬うことができません。
下流部は海に近いのでメナダが数尾泳いでいました。こういう場所にコクチバスは居ないでしょう。
徐々に上流へ移動していき余目の家根合地区へ。
此処では大量のタイリクバラタナゴと肥えたドジョウ、メダカ、タモロコなど捕れました。
タイリクバラタナゴが大量に生息しているということは泥底の広いエリアが存在することを意味しており
ブラックバスやブルーギルが生息していないから繁殖できているのでしょう。
家根合地区と落合地区の用水路は生態系に配慮した造りになっており
こういう流れが緩くて水温が高い場所にコクチバスは居ないと思うし、居ても流速が遅いから流下してこないでしょう。
山形県内水面漁場管理委員会が
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今回は水産業に被害が生じている事から提言された条例案なので、
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平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
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ちなみに最上川におけるコクチバス=スモールマウスバスの現状はネット検索するとたくさんヒットします。
「スモールマウスバス 最上川」で画像検索。
いったいどれだけの数がいるのだろうか。
連日のように釣れる特大サイズのスモールマウスバス。
数はもとよりサイズでさえも、阿武隈川と遜色が無いほどの釣れ方。
47cmが2本と45cmが1本。
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サイズも45cmとか、48cmとか。いい感じですな。
連日のナイスサイズ。まずは42cm。続いて48cm。
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高坂ダムにスモールマウスバスが密放流されたらエゾウグイ消滅&鮭川に大打撃。
田沢ダムにスモールマウスバスが密放流されたらサクラマス消滅&相沢川に大打撃。
荒沢ダム、八久和川ダム、月山ダムにスモールマウスバスが密放流されたら赤川大打撃。
2016年09月29日
コクチバス対策
土地改良区は田んぼの水管理を生業とされているので、農業と密接に関わっているからでしょうか、
次世代に引き継ぐべく自然の恵みの重要性をとても強く意識されており、
土地改良区はメダカやホトケドジョウ、ヤリタナゴの生息地の保全活動と、地域小学校と魚の勉強会を開催するなど
独自に活動されていただけに
最上川右岸でコクチバスを採捕したので、最上川左岸エリアにも流入している可能性があるので協力してほしい旨を伝えると瞬時に理解してくださり快く地図を見せてくれました。同時に勇気を頂け、感謝感謝ですわ。
コクチバスが採捕されても土地改良区に被害は発生しませんが、
担当して下さった方は、自然環境保全に対する熱い想いが伝わってくる方々でした。
荒沢ダム〜大鳥川、八久川ダム〜月山ダム〜梵字川。3ツもダムを有して
コクチバスが流入したら一番被害が生じる赤川漁業協同組合の反応の鈍さとは大違いです。
2016年9月28日長野県上田市を流れる千曲川において
鮎釣りで大きな被害を受けた上小漁協がコクチバス駆除を行ないました。
雨に因る増水で網が効かず、半分に切ったドバミミズとスジエビを餌にした餌釣りが有効だったとか。
新井田川と京田川、赤川などでもコクチバス釣りを楽しめる有効な手段と思われます。
山形県内水面漁場管理委員会が
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ブラックバスの密放流や2002年にコクチバスが川西町で県内で初確認された時と違い、
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平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
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2016年09月25日
新井田川でもコクチバス!
前回は最上川〜飛鳥沼〜小牧〜最上川と流れる水路でコクチバスを採捕したので、
今回は最上川〜水路〜新井田川を調査。
2007年07月06日「新井田川の外来魚」で紹介した地点での一発目で、最悪にもコクチバスを採捕する。
既に新井田川にコクチバスは移入しており、悲しいことに、新井田川でコクチバス釣りを楽しめる日も近いようだ。
ギギは去年生まれた個体と今年の個体を採捕。確実に定着してしまった。
釣り人が異変に気付くのは恐らくナマズ釣りからであろう。
ナマズは産卵のために上流へ遡上する。その産卵場にコクチバスが生息するのだから、ナマズの稚魚は喰われてしまう。
数年でナマズは釣れなくなり「最近釣れない」と言い出すことであろう。
もっとも、その頃には「コクチバスが釣れるよ♪」と新しいターゲットに興奮していることだろう。
春先の鮭の稚魚放流時期は、新井田川の鮭稚魚パターンが、コクチバス釣りで確立されるかもしれない。
また、春にはサクラマスの稚魚放流、梅雨時期には稚鮎の放流も行なわれるので、
冷水性流水性のコクチバスには、格好の餌となる可能性が高い。
資源保全のための稚魚の放流事業が、コクチバスの餌付けにならぬよう、今から早めの対策が問われるところです。
山形県内水面漁場管理委員会が
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平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
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2016年09月24日
酒田でコクチバス初採捕
水が引いた用水路のマスに、今年も半月網を持って魚族調査に入りました。
私のターゲットはウケクチウグイで、その生息状況は詳しく解明されていませんが、
産卵は置賜地方でおこなれているのが確認されており、庄内地方では主に若魚が採捕されています。
取水口から灌漑用水路に紛れ込んだウケクチウグイの若魚をそのままにしていると、
サギやカワセミの冬期間の餌になってしまうだけなので、採捕して最上川へ放流してあげるのです。
2015年10月05日「水路の魚たち」
ウグイはとても少なかったです。
ウグイは流れがある場所を好む魚ですから、川の流れがおかしくなって、個体数が減少しているのかもしれません。
今まで確認できたウケクチウグイもここ数年姿をみていませんから心配です。
2009年09月24日「ウケクチウグイ」
2007年11月20日『ウケクチウグイ』
2007年09月15日『水路にて.1』
過去のBlogをチェックしてみると、2009年以降私はウケクチウグイを採捕してなかったようです。
今年も小牧の水路に向いました。
マスの中の水質が変です。
水が腐って濁り石はアカ腐れしていて入川する気が失せ、魚っ気が無く調査する価値もないように感じました。
半月網とウエイダーに臭い匂いがついたら嫌だなあ〜と思いつつも入川して半月網を入れた1回目と2回目に
それぞれコクチバス(スモールマウスバス)の今年生まれた個体が1尾ずつ入りました。
この水路は平田町の飛鳥沼に通じていますから、移動して調査した処、やはり採捕されました。
(下記画像左側の体色が白っぽいのはブラックバス(オオクチバス)で、対比のため入れてあります)
川西町で県内初となるコクチバスが発見された際、町と県は私に「対策を取る予定はない」と言いました。
その後危惧した通りスモールマウスバスは散発的に密放流されました。
2007年11月04日「外来魚対策」
2007年12月12日「コクチバス」
当時は最上川で生息は確認されていませんでしたが、
上州屋米沢店が最上川でのコクチバス釣りを紹介し始め、釣果報告を載せていました。
(上州屋酒田店と鶴岡店が店舗改装したら、バス釣りコーナーが復活して充実してました。
今後最上川でコクチバス釣りを楽しめるという思惑を持ってのことだったという事は、考え過ぎでしょうか)
今年になり鮎釣りblog「鮎と戯れて・・・魚族に感謝」さんで、最上川の鮎釣りでコクチバスが掛かることを知りましたし、
2016-09-06「やっぱり、でもびっくり」などの記事を拝読して、コクチバスを狙って釣り人も現れていると知りました。
今年は台風や局地的に激しく降る雨の影響で河川は急激な増水に見回れましたし
2011年以降の最上川の流れは直線化して鮎釣りが楽しめない状況なので、
上流のコクチバスが一気に押し流されて漂着しているのではないかと考えたりもしましたが
まさかこんなにたくさん灌漑用水路に流入していたとは・・・。
最上川は、最上川中流堰=さみだれ大堰で流れが遮られ、
白糸の滝ドライブインの対岸で取水された水が庄内平野北部の田を潤し、新井田川に集まり海へ注ぐので
新井田川でもコクチバスが確認される日は、そう遠くないことでしょう。
さみだれ大堰左岸側で取水された水は庄内平野南部を流れ、京田川に注ぎ、一部は赤川に流れます。
ゆえに赤川でもウケクチウグイが確認させているわけですが、
コクチバスはウケクチウグイより大量に採捕してしまった事から、赤川への侵入も時間の問題です。
上記したようにウケクチウグイの産卵は置賜地方でおこなれており、
そこでは鮎釣りのオトリを襲うほどコクチバスが生息しているのですから
私がウケクチウグイを採捕できなかったのは&ウグイの採捕数が減少していたのも
流水を好むコクチバスに稚魚が捕食されてしまっていたからかもしれません。
庄内平野の用水路はたくさんの川を経由して耕作地を潤しており、
本線から取水された水は再び本線に戻る循環型になっています。
例えば赤川の場合、赤川頭首工から青龍寺川へに流れた水は、内川や大山川を流れ、再び赤川へ戻りますから
イバラトミヨやタナゴ類、メダカなど、用水路と支線の川の生き物がコクチバスに喰われることになります。
2010年09月16日「赤川のワカサギ」
1990年代後半、ブラックバスは朝日村の池の平に密放流されて新聞に載ってから、
荒沢ダム、八久和川ダム、温海川ダムでもブラックバスが採捕されましたが、
不幸中の幸いか、ブラックバスは温水性緩流性であり同じく温水性緩流性の鯉が異常に多く生息していることもあり
爆発的な増殖に繋がりませんでした。
しかし今回は冷水性流水性のコクチバスですから、密放流されたら天敵がいないので防ぎようがありません。
寒河江川ダムや月山ダム、田沢川ダムも完成しており、今後バサーによる密放流が危惧されます。
山形県内水面水産試験場に今回も通報しておきましたが、前回の例があるので、あてにはできません。
2007年12月13日「コクチバス.2」
「ブラックバスやコクチバスなどの生息確認調査は行いません。」
「被害届けが提出され、被害が確認された段階で、対策を検討します。」と私に言った県職員。
“対策を検討します=対策するかしないかの検討を検討します”という公務員お決まり文句は、聞き飽きました。
山形県内水面漁場管理委員会が
『ブラックバス等外来魚の再放流を 禁止することについての意見募集』を始めました。
平成28年9月23日(金)から平成28年10月22日(土)まで
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/
ホーム > 産業・観光・しごと > 林業・水産業 > 水産業振興 > ブラックバス等外来魚の再放流を禁止することについての意見募集
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/ringyo/suisan/5970001saihouryu_kinshi.html
ブラックバス等外来魚の再放流を禁止する県条例は秋田県などで制定されていますが、誰1人検挙されていません。
また外来生物法施行後にブラックバスを飼育していても山形県警が検挙しなかった事例が、水産学会誌で報告されています。
国家の法律も軽視する山形県庁は県条例を制定しても形ばかりで遵守される可能性は低いのですが、
山形県警が県条例を遵守する旨も添えて、みなさんに意見を陳べていただけたら幸いです。
2016年09月12日
鮎釣り 出た 赤川の大鮎! 182g
鮎は群れて下ってしまい、泳がせ釣りで群れに馴染ませようとしても、人影を敏感に察知してスーーーーッと逃げていく。
川底は、あっという間にアカ腐れ手前でハミ跡が激減。今季はこのままフェードアウトなのか・・・。
最後の希望は赤川だけど、ダムが濁っているからいつまでも川の水が澄まない状況。
瀬が駄目。チャラ〜平瀞が駄目。やってないのは深瀞。
同じ深瀞でも釣れる可能性があるのは増水時でも影響が少ない深瀞。
の今週末17〜19日は連休だけど、その前の15〜17日頃に灌漑用水路の取水が終わり、赤川頭首工が全開になる。
そうなると梵字川と大鳥川の鮎が一斉に下ってしまうので、
梵字川と大鳥川の合流点に竿を出してみるのは今しかないだろう。
(取水が終わり赤川頭首工が全開になると、赤川の水位が上がってしまう)
今までは流れの中でオトリが弱らないよう、敢えて重く、オモリ2〜3号を多用してきましたが
今回は深瀞にゆっくりオトリを送り込ませ、自然と馴染むようオモリ1.5号を付けて送り込む。
ガン!と下に沈むようなアタリがあり、竿を立てるとギュギュギューーーーっと目印が縦に沈んでいく。楽しい〜♪
しかもかなりの重量感。姿を現したのは体高と厚みがある大物。これは今季一番か!?
深瀞なのでじっくり泳がせ、寄せて付け糸を掴んで水中でタモ入れ。
やったー。今季はこの1尾を終わりに竿洗いしても良いくらいに嬉しいー!!
二尾目も直ぐに来た。一尾目より潜り走り回りスピード感がありました♪
赤川での釣果なので「こんびに みやざき」さんへ持ち込み計測。25cmと23cmで、大きい方は190gとこと。
氷〆して帰宅後にデジタル計りで計測したら182gでした。それでも赤川での自己記録更新です。(^^)/
今回の釣果は182gと130g。オトリの自重は54g(今の庄内の平均的重さ)
過去の私の赤川での記録はお盆前に釣った24cm/175g。
その年は高水で推移して水量が豊富な年でしたから、秋になってからを、とても楽しみにしていたのですが
8月23日頃に大雨で大増水になり、濁りが取れて釣りを再開したのが9月15日だったと思う。
その時は27〜28cmを釣りましたが、増水で餌不足だったのか、145gしかありませんでした。
全長だけで語ると27〜28cmは立派なサイズでしょうけど、
重さで語れば「スリムな27〜28cm」でしかありませんから、やはり鮎は重さで語るべきです。
(「大鮎」と呼ぶには180gの個体は小物ですけど、山形県ではなかなかお目にかかれないサイズなんです。)
庄内エリアで、昨年は200gを釣り、今年は182gを釣ることができました。
鮎釣り後半戦にコレといった釣果もなく、このままフェードアウトするのではないかと不安でしたが、一安心です。
とはいえ今回はたまたま釣れただけで、今季はもう釣れないでしょう。
塩焼きにしたらオレンジの側線がバッチリ浮かび上がりましたし、今日から雨模様で、9月15日(木)は十五夜。
満月の大潮周りなので、ひょっとしたら今年最初の鮎の産卵が行なわれるかもしれません。
2016年07月12日
ウミアイサ 鮎が居ない分けだ
こいつを見つけたときはカワアイサだと思いましたが、カワアイサは渡り鳥なので別な鳥だと気付きました。
遠くに居たのでデジタル10倍ズームで撮影したので画像が粗くなってしまいましたが、
おそらくウミアイサの雄の若鳥と思われます。
川でウミアイサ!?という驚きもありますが、どっちにしても肉食の鳥なので、鮎が喰われまくっていることでしょう。
2016年05月12日
シロウオ漁と稚鮎情報
2015年05月20日「シロウオ漁と稚鮎情報」
去年に引き続き今年も駄目だそうです。この程度しか捕れない時は全部逃がしているそうです。
黒いのは仔カマキリ(アユカケ)です。モクズガニの小さい仔も何杯か掛かってました。
稚鮎は僅か遡上したようですが、カモメやサギが来て居らず、「未だだの」とのこと。
赤川でも遡上はしているのですが、黒い塊りの群れではありません。
2015年12月07日
鮎を全長で語るな
漁師や研究者が魚の大きさを重さで語ることと、釣り人の全長の計測方法がいい加減であてにならないからです。
国立研究開発法人 水産総合研究センター 日本海区水産研究所「全長って?」
下関市立しものせき水族館「海響館」 魚の身体測定〜魚の身長のはかり方
・ 全長:頭の部分の一番先端から尾ビレを中央に寄せたときの一番後の部分までの長さをはかります。
静岡県 ホーム>組織別情報>交通基盤部>静岡土木事務所>ともえランド
JGFAジャパンゲームフィッシュ協会→日本記録検索→申請と認定
ダイワ メジャーシール
タックルインジャパン アユプロ・ワークマットパンダ
正式な全長の計測方法は尾を閉じてすぼめた状態での先端までらしいのですが、
尾の先端はすり切れていたりして、あてにならないので学術的には体長を用いるそうです。
ダイワやタックルインジャパンのように、メーカーとしても、魚を真っすぐに尾を広げた状態で全長を示していますが、
自慢したがりの釣り人は自分勝手に解釈して、斜め計りしたりエビ反らせてでも
一番長くなった時の『尾の先端まで』を全長として主張してしまう人が大半なのです。
鮎は全長で語らず、竿と水中糸を選ぶ際の参考にもなるので、重さで語り合うのべきです。
2015年12月02日
高知県安田川の鮎
高知県安芸郡安田町 安田川漁業協同組合の持ち込み記録がありましたので、比べてみました。
安田川は大物も多い河川で、同じ人が持ち込みされているようなので、「安田川の鮎」とは言えないようです。
200gを超える個体が何尾も出ているんですから、羨ましいです。
平成22年度大物ベストテン
27.8cm/224g
27.2cm/218g
26.4cm/160g
26.0cm/187g
25.5cm/142g
24.8cm/128g
24.6cm/131g
24.5cm/122g
23.9cm/139g
23.8cm/120g
23.5cm/108g
平成27年度トップ3
28.7cm/222g
28.3cm/214g
27.3cm/210g
体長の計測方法はバラバラで適当なようですが、安田川の上記個体の平均値を出してみました。
28.0〜28.9cm=2尾平均:28.5cm/218g
27.0〜27.9cm=3尾平均:27.4cm/217.3g
26.0〜26.9cm=2尾平均:26.2cm/173.5g
25.0〜25.9cm=1尾平均:25.5cm/142g
24.0〜24.9cm=3尾平均:24.6cm/127g
23.0〜23.9cm=3尾平均:23.7cm/122g
板取川7尾の平均値:25.04cm/145.11g
中部天竜川
140〜149g:143.2g/26.3cm
26.0〜26.9cm:26.5cm/145.9g
25.0〜25.9cm:25.4cm/128.5g
山形県の鮎
25.0cm:149.5g/尾
140〜149g:144.95g/24.68cm
2015年12月01日
板取川の鮎
岐阜・長良川の支流【板取川】の上流漁協管内の友釣り情報を紹介されている
迎島バンガローさんのBlog板取川の鮎では自重も計測されてましたので
自重も計測されている個体をピックアップして、板取川の鮎と山形県の鮎を比べてみました。
26.8cm/162g
26.0cm/153g
25.7cm/152g※写真の個体
25.1cm/158g※写真の個体
25.0cm/151g
25.0cm/136g
24.5cm/130g
24.0cm/136g
23.5cm/118g
最大値の26.8cm/162gと最小値の23.5cm/118gを除いた7尾の平均値25.04cm/145.11g。
中部天竜川
140〜149g=6尾合計859g/157.6cm=143.2g/26.3cm
26.0〜26.9cm=10尾合計264.5cm/1,459g=26.5cm/145.9g
25.0〜25.9cm=8尾合計202.8cm/1,028g=25.4cm/128.5g
山形県の鮎
25.0cm 18尾合計2,691g=149.5g/尾(最大最小を除く16尾=148.9g/尾)
140〜149g=20尾合計2,899g/493.5cm=144.95g/24.68cm
板取川もスリム体型で、やっぱり山形県の鮎は体格が良いようです。
気になるのは体長の測定方法です。上記個体は25.1cmに納得しますが、下記個体は駄目でしょ。
エビ反らせて体長を長くして大きさを自慢したいのでしょうけど、
こういう計測方法は鮎師には非常に多くて残念に感じています。
2015年11月11日
山形県の鮎たち
釣果エントリーは山形県各河川からだったので、山形県のアベレージとして視てみました。
また、中部天竜川の鮎と比べて山形県の鮎はボリュームがあることがわかりました。
中部天竜川の鮎はスリムで軽量なので、
「26.5cmの鮎をぶち抜けるパワーの竿です」と言っても中部天竜川の26.5cmの鮎は145.9gしかなく
山形県の26.0〜26.5cmの鮎は170g前後あります。
150gと170gでは鮎のパワーに大きな違いがありますから、
中部天竜川で通用した竿は、山形県では通用しないことでしょう。
体重で鮎を語ると竿のパワーに言及できるので、鮎は全長で語らず、体重で語っていきたいものです。
全長を基に体重の平均値をだしてみました。
27.5cm 1尾 220g
27.0cm 2尾 204g 200g=202g/尾
26.5cm 9尾合計1,536g=170.7g/尾(最大最小を除く7尾=167.1g/尾)
217g 181g 178g 168g 168g 166g 158g 151g 149g
(中部天竜川=26.5cm/145.9g)
26.0cm 14尾合計2,451g=175.1g/尾(最大最小を除く尾=174.8g/尾)
200g 194g 192g 190g 186g 175g 172g 171g 170g 169g
160g 159g 159g 154g
25.5cm11尾合計1,710g=155.5g/尾(最大最小を除く9尾=155.2g/尾)
181g 180g 178g 172g 152g 152g 144g 141g 140g 138g
132g
(中部天竜川=25.4cm/128.5g)
25.0cm 18尾合計2,691g=149.5g/尾(最大最小を除く16尾=148.9g/尾)
179g 175g 160g 156g 155g 155g 152g 152g 151g 148g
147g 146g 144g 139g 138g 134g 131g 129g
24.5cm 17尾合計2,377g=139.8g/尾(最大最小を除く15尾=139.8g/尾)
158g 151g 150g 149g 148g 148g 146g 143g 140g 138g
136g 134g 132g 129g 128g 125g 122g
(中部天竜川=24.3cm/108.7g)
24.0cm 12尾合計1,624g=135.3g/尾(最大最小を除く10尾=135.7g/尾)
155g 148g 146g 145g 145g 141g 134g 134g 128g 120g
116g 112g
23.5cm 10尾合計1,234g=123.4g/尾(最大最小を除く8尾=123.1g/尾)
141g 133g 133g 128g 125g 124g 118g 112g 112g 108g
(中部天竜川=23.5cm/102.8g)
23.0cm 22尾合計2,500g=113.6g/尾(最大最小を除く20尾=113.9g/尾)
129g 127g 126g 125g 124g 123g 122g 119g 118g 117g
117g 115g 112g 111g 108g 107g 106g 102g 102g 100g
96g 94g
22.5cm 21尾合計2,320g=110.5g/尾(最大最小を除く19尾=110.2g/尾)
138g 134g 130g 120g 117g 114g 113g 112g 112g 112g
110g 109g 106g 104g 103g 102g 101g 100g 99g 95g 89g
(中部天竜川=22.5cm/91.6g)
体重毎に分けて、全長の平均値をだしてみました。
220〜229g=1尾合計220g/27.5cm
210〜219g=1尾合計217g/26.5cm
200〜209g=3尾合計606g/80cm=202g/26.67cm
(上記5尾合計1,047g/134cm=208.6g/26.8cm)
(中部天竜川=記録無し)
190〜199g=3尾合計576g/78cm=192g/26.00cm
(190〜220gまでの8尾合計1,623g/212cm=202.88g/26.50cm)
(中部天竜川=記録無し)
180〜189g=4尾合計728g/103.5cm=182g/25.88cm
(中部天竜川=1尾合計180g/28.7cm)
170〜179g=9尾合計1,570g/231.5cm=174.44g/25.72cm
(中部天竜川=1尾合計171g/26.4cm)
160〜169g=6尾合計985g/156.5cm=164.17g/26.08cm
(中部天竜川=1尾合計166g/26.3cm)
150〜159g=17尾合計2,620g/429.5cm=154.12g/25.26cm
(中部天竜川=1尾合計153g/25.6cm)
140〜149g=20尾合計2,899g/493.5cm=144.95g/24.68cm
(中部天竜川=6尾合計859g/157.6cm=143.2g/26.3cm)
130〜139g=17尾合計2,288g/411.5cm=134.59g/24.21cm
(中部天竜=3尾合計410g/79.4cm=136.7g/26.5cm)
120〜129g=18尾合計2,254g/425cm=125.22g/23.61cm
(中部天竜川=5尾合計626g/124.3cm=125.2g/24.9cm)
110〜119g=19尾合計2,169g/437cm=114.16g/23.00cm
(中部天竜川=6尾合計685g/148.7cm=114.2g/24.8cm)
100〜109g=14尾合計1,458g/319cm=104.1g/22.79cm
(中部天竜川=7尾合計734g/163.3cm=104.9g/23.3cm)
90〜99g=4尾合計384g/91cm=96.0g/22.75cm
(中部天龍川=11尾合計1,047g/249.9cm=95.2g/22.7cm)
80〜89g=1尾合計89g/22.5cm
(中部天龍=15尾合計1,285g/333.5cm=85.7g/22.2cm)
各店舗で計測方法は違っており、全長はあてになりませんが、
参加者もさほど気にされてないのでしょう、0.5cm単位で登録されていましたのがおもしろかったです。
斯様に計測方法が違うのですから、計測方法と器具を統一すべきですよね。
鶴岡店では尾をすぼめた正式の全長計測を行ったり、尾をピン!と広げた計測方法が多く見受けられました。
米沢店では多くの鮎師がやっている、やや尾を閉じた斜め計りやエビ反り気味の計測方法。
山形店では、磯釣り愛好者がマダイやグレなどを計測するときに見られる、尾の上先端を下げての計測方法でした。
シマノ >鮎入れ掛かり!?ブログ 2015 > VOL.85 近場にこんなにいいとこが
釣行日 2015年9月26日(土)
場所 奈良県 吉野川 吉野大橋上下
釣果 平均:20cm(最大:24.5cm)
ここは湖産の放流なのでサビの出が早いかと思いましたが、掛かる鮎は全然若い魚体。まだまだ楽しめそうです。平均サイズは20cm、中には24.5cmも混じり十分楽しめました。来年はもっと早くに来よっと。今日使った2016モデルのプロトは、しなやかさとシャキッと感と先抜け感が同居したような秀逸な出来栄えの作品。立てて良し、寝かして良しのオールラウンドに使える竿。H2.6クラスではありますが24cmクラスがちゃんと抜けてくるパワーもあります。
http://fishing.shimano.co.jp/fishing_info/fishing_report/ayu_blog/2015/85/index.html
↑
吉野川の湖産の放流鮎24.5cmの自重は不明なので、山形県と中部天竜川のデーターに照らしてみると、こんな感じ。
上記「全長を基に体重の平均値をだしてみました」より抜粋
・山形県 24.5cm=139.8g/尾
・中部天竜川=24.3cm/108.7g
上記「体重毎に分けて、全長の平均値をだしてみました」より抜粋
・山形県 =144.95g/24.68cm
・山形県 =134.59g/24.21cm
・中部天竜川=125.2g/24.9cm
・中部天竜川=114.2g/24.8cm
2016モデルのプロトH2.6がリミテッドプロVSばりの竿なら信じますが、
2016モデルのプロトH2.6で24.5cmがちゃんと抜けてきたことは事実でも
鮎の重さが不明なのだからパワーもあるか否か不明でもあり、誤摩化し気味の表現は止めてほしいです。
従来のH2.6では80g程度にしか対応できず100gが限界でしたから、
今回のようにパワーを語るなら鮎は重さで語ってほしいものです。
シマノ > 鮎入れ掛かり!?ブログ 2015 > VOL.84 Episode XXXⅦ:11時の奇跡
釣行日 2015年10月3日(土)
場所 徳島県 吉野川 色々
釣果釣果 平均:20cm(最大:25cm)
http://fishing.shimano.co.jp/fishing_info/fishing_report/ayu_blog/2015/84/index.html
↑上記サイトに載っていた釣果画像が当日最大の25cmなのか不明ですが
普通は最大個体を写真に撮るので勝手に25cmの個体だと推察します。重さは掲載されていませんが、スリムですよね。
釣具屋自然満喫屋主催大鮎ダービーにエントリーされた24.5cm/143gと比べたら、とても軽そう。
この体重差を語らずに「25cmを釣った」「24.5cmがちゃんと抜けてきた」と語るは滑稽です。
鮎師も釣果を全長で語るのは止めて、体重で語ってほしいと願います。